バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ラブティアエブリバディ!!/13

ラブティアエブリバディ!! 13
 
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第13話 アーケードアイドル!私はラブティアアイポップ!!
 
 「アイドルのコンサート?」
 「そうだよ!久遠、彩虹!!あのアーケードアイドルリズムゲームでデビューした!!」
 ああ、あの大人気アイドルの・・・
 教室で、君子ちゃんがチケットを持って話しかけて来て、
 アイドルのコンサート一緒に行かない?と言ってきたので訊き返したところだ、
 そういえば、あまり詳しくないけど、その大人気アイドルのデビューのきっかけとなったアーケードアイドルリズムゲームに使うカードも裏がWと書かれたカードだった気が・・・
 後でエディに訊いてみるか・・・
 「友達と一緒に応募したんだけど、肝心の友達が風邪ひいちゃって・・・」
 「それで私?」
 「そうなんだよ!感染症だから私以外まとめてなっちゃって・・・その原因になったイベントの時は私は逆に病気で欠席だったんだけどね・・・」
 少し寂しそうな君子ちゃんだが、まぁ、今回病気にならなかったのは怪我の功名という他無い
 「ああ・・・それはそれは・・・でもまとめてっていうのは・・・」
 「三枚あります!」
 あ、なるほど・・・
 ・・・そんなこんなで・・・
 わーっ!!!
 コンサートの会場はたくさんの人で埋まっていた、
 「あれが・・・久遠、彩虹・・・」
 薄青のライトに照らされた奥が光る階段状になっている舞台の上に立つ一人の少女・・・
 華やかな雰囲気に金と銀のスパイラルカラーの肩下までの髪、
 顔はかわいさと綺麗さと意志の強さを共存させており、
 その衣装も短めのスカートに華やかなワンピースドレスに金と銀を重ねたものだ
 歌声は、とてもきれい・・・
 そうして、コンサートが終わり、私達は外に出る・・・
 「あ、あれ!あれが久遠、彩虹がデビューのきっかけになったっていう!!」
 君子ちゃんに言われて見ると、確かにコンサート会場のすぐ外の室内の出入り口のすぐ横に、その筐体があった、縦に長い画面が付き、その画面を奥に置く四角い台の上方には、カードの排出口と左右に大きなボタンが配されていた・・・
 それに、私達の年頃の女子を中心に多くの人が並んでいる、
 来た時には人だかりで気付かなかった・・・
 「あれが・・・」
 「こんなところに置いてるってことは、今じゃ宣伝広告塔の一人ってわけね・・・」
 まぁ、後ろの実鈴ちゃんの言う通りなんだろうけど・・・
 ぐがぁあああ!!
 「か、怪物の声!?」
 外に出ると、怪物と、それに・・・
 「久しぶりね」
 ヤミリクル!?
 「今回は少し試したいことがあってね・・・」
 と、闇の塊を怪物に投げ、一体化させる!
 「ぐぉおおおおお!!」
 怪物が叫ぶと同時に来た闇の波動に両腕を交差させ防御するも、私達の体そのものが、押される!?
 「みんな!」
 「ええ!」
 「うん!」
 「いくわよ!」
 「ラブティアチェンジ!ラブティアエブリディ!」
 「ラブティアチェンジ!ラブティアスペイント!」
 「ラブティアチェンジ!ラブティアエッグヨーク!」
 「ラブティアチェンジ!ラブティアミステリパ!」
 「チェンジ!ラブティアエブリディ!オータム!!」
 「チェンジ!ラブティアスペイント!ローラ―!!」
 「チェンジ!ラブティアエッグヨーク!ヘルフィネス!!」
 「チェンジ!ラブティアミステリパ!ラッキー!!」
 いきなり怪物が両腕を振り回して衝撃波を出して来る!
 「オータム、アックス!!」
 「ローラーショット!」
 「ヘルフィネススマッシュ!」
 「ラッキーナンバー!」
 が、技ごと怪物の放つ衝撃波に吹っ飛ばされる!
 「きゃああ!」
 「くっ!」
 「わぁああ!」
 「くぅうう!!」
 四人とも吹き飛ばされて尻もちをつく、でも、まだだ!
 「うう・・・エッグヨーク、ウィークゲットを!」
 「わかった!」
 君子ちゃんが立ち上がり、杖を振るう!
 「ウィークゲット!!」
 が、怪物が右腕を振るって衝撃波を出しその衝撃波で弾かれる!
 「うう・・・効かないよう・・・」
 「ううん、タイミングを見てもう一度・・・」
 「待ちなさい!」
 「誰っ!?」
 そこに現れたのは、髪が斜めに虹色に光るロングの少女、
 その服は白が基調ながらも累スカートの下はパステルの色の生地を重ねた三段ミニスカートになっていた・・・
 「ラブティアアイポップ!」
 一気に怪物が両腕より衝撃波を出す!
 が、向こうも押されてる!?
 「ぐっ!それなら!!」
 「チェンジ!ラブティアアイポップ!ファッショナブル!!」
 頭に水色のリボン付きの小さなピンク色のシルクハットが付き、
 右手にピンクと白のスパイラルに水色のリボンが付いた曲がり杖が出る!
 「ファッショナブルクロース!!」
 振るった杖から伸びた糸が、怪物を包み込み、服となって締め付ける!
 「うがぁあ!!」
 「さらに!」
 「チェンジ!ラブティアアイポップ!リズミング!!」
 基礎フォームのスカートが短くなり、さらに黒スパッツを付けた姿となる
 「リズム・リズム!!」
 振るった杖より五線譜のような虹が出て、それを受けた怪物が躍り出す、しかし
 「ぐぉおおお!!」
 それを怪物は両腕を大きく腰だめに置いた気合で服ごと吹き飛ばした!
 「それならこうです!」
 あ!カードを二枚連続でタッチディにかざした!?
 「チェンジ!ラブティアアイポップ!ファッショナブル&リズミング!!」
 基礎フォームのスカートが前後でスリットが付いてさらに黒スパッツを付け、
 ファッショナブルの帽子を被り杖を持った姿となる・・・!?
 「ファッショナブル&リズミング、バースト!!」
 右手に一持ちにする二振りの杖から放たれた糸と五線譜が怪物に当たり、辺りが光に満ちる
 そこに前髪の一房に大きく黄色いウィッグを付けた少女とラブティアアイポップが現れ、
 「さ、あなたも歌い踊りましょう・・・」
 そう言って抱きしめ、
 「ヨクボゥ、カイホゥーーーーー!!」
 気が付くと、ラブティアアイポップが姿を消し、変身も解けていた
 「ぐっ!」
 悔しそうに声を上げ歯を一瞬食いしばり、ヤミリクルが掻き消える・・・
 一体何だったのだろう・・・
 私達は呆然と、戦いが終わった場所の空間を見ていたのだった・・・
 
                               CMの後は、
    皆で自由にメロディとリズムと振付けを付けて、歌って踊ってみよう!!
 
                       ラブティアアイポップに変身!
         タッチディにメモリをかざし、ラブティアアイポップに変身!
                  さらに、カードが2枚付属!連続リード!
     チェンジ!ラブティアアイポップ!ファッショナブル&リズミング!!
      ラブティアアイポップゲームメモリ&フォームチェンジカードセット
 
                         ♪毎日、毎日突き進め!!
                           どんな時でも全力全開
                        欲しいもの狙って狙い撃て!
                           君と僕の思いを・・・
                         未来に届け叶えるんだ!!
                        ラヴティアエブリバディ!!
                         ♪~~~~~~~~~~~
                            日常がつまんない?
                      そんなことないよ一緒に遊ぼう!
                           どんな願いも叶うよ!
                         誰にも迷惑か・か・らない
                                だ・か・ら
                                  一緒に
                              毎日過ごそう!
                           君の毎日私達が・・・
                          楽しくしてあげる~~~
                        ラヴティアエブリバディ!!
                         ♪~~~~~~~~~~~
                        ラヴティアエブリバディ!!
 
                   怪物に私達の攻撃が効かなかった・・・
                         私達はどうすればいいの?
         迷ってる時間は無い、わからないなら、色々やってみるのみ!
                  第14話 強化された怪物、私達の思い!
             誕生!ラブティアエブリディ!サマー&オータム!!
                  次回も、ラヴティア、エブリバディ~!!
 
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