オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

オリジネイトスター/1 妖魔版

オリジネイト・スター 1 妖魔版
 
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 独創・オリジネイト・スターァアアア!!
 
 人々を襲え・・・コスモスターを奪うのだ!!
 
 土で作られたバイクレース場に幾つものエンジン音が響き渡り走り出す・・・
 雨が降った後で泥のぬかるみがいくつも出来ているが、その方が俺には好都合だ、レース場を左に右に曲がり、目の前に大きな坂が迫ってくる、それを一気に駆け上がり・・・
 坂の上からの大跳躍、この瞬間はいつも心とふくらはぎが硬着する・・・
 が、着地後のダッシュはいつも心が躍る、頓着している他の奴らを一気にごぼう抜きにできるからだ、ぬかるみがある方が好きなのもこれが理由だ・・・
 大きく左にカーブを曲がっていく・・・
 前に1位のバイクとレーサーが迫る、内側に張り付きすぎだ・・・!
 その外側皮一枚を抜き去り、先を陣取る、そのまま最後の直線を一気に駆け抜け、俺は一番にゴールを駆け抜けた・・・
 ・・・
 「おやっさん!」
 「おう、また汚して来たな」
 レース場脇の観客席の下、バイクの待機場兼整備場にバイクを走り込ませる中でいつもの通りに会話を交わし降りたバイクに整備にかかるおやっさん
 薄緑のつなぎと帽子に身を包む顔にしわの付くいい年に見えるのだが、これでも定年前だ
 「いいじゃんか、一位だぜ一位、賞金も」
 「てめぇの賞金なんぞ大したことねぇよ、自分でとっとけ」
 「ああ、はいはい、そうだよな」
 「ま、これでうちに注文が入ればそれでいい」
 まったく、素直じゃねぇなぁ・・・
 「あ!マコトさん!」
 「よう、コウ!」
 整備場に現れたのは、人懐っこい整備士の青年だ、おやっさんと同じ型だが新しめのつなぎに黒い髪を短めに立てている、名前は田中 高(タナカコウ)たしか、俺より少し年下だったはずだ、そのコウが笑顔で
 「優勝、おめでとうございます!!」
 「いや、みんなの力だよ、バイクをいつもカスタム、整備してくれるお前らのおかげでもある」
 「いえいえ、そんな・・・」
 「は、優勝した途端すぐに姿消しやがって・・・」
 コウがついにとおやっさんに口をとがらせ
 「仕方無いでしょ!ずっと我慢してたんですから!!」
 「いいから手伝え、泥がこびりつく前に落とせるだけ落とせ」
 「あ!はい!!」
 そう言って、コウはバイクにかかりきりになっていく・・・
 「今日はもういいよな?俺、ちょっと行きたいところがあるんだ・・・」
 「なんだ?」
 「予約してた時計を受け取りに行くんだよ」
 「は、このご時世にそんなもん・・・」
 「いいだろ別に、で、行っていいのか?ダメなのか?」
 「行って来い行って来い、無駄に喋るだけの奴がいても邪魔なだけだ」
 「けっ・・・」
 「あ!せっかくの優勝ですし、どこかで打ち上げでもしましょう!打ち上げ!!」
 ま、それもいいな・・・
 「場所とか時間とかが決まったら電話かなんかで知らせてくれ、じゃあな」
 「あ・・・はい!!」
 そうやって、俺はレース場を去り、赤い地に白字でスポンサー名が所狭しと書かれたライダースーツからジャケットとズボンに着替えて店へと向かう・・・
 ビル街が少し遠くに見える街中の、白い柱でと先まで突き出た白い屋根で中央部以外の日差しを遮る歩道に並ぶ店の一つ、ガラスの自動ドアを抜け清潔感あふるる店の奥にある白いカウンター
 「予約した、蔵度 間真(クラド マコト)っていうものなんですけど」
 「はい!予約券はお持ちですか?」
 「あ、はい、これです」
 スーツ姿の受付のおねぇさんにポケットより予約券を渡す、まわりには煌びやかな腕時計が並んでいるが、俺のお目当てはそれじゃない、
 「こちらでよろしいでしょうか?」
 「はい、これです」
 出された箱の中にあったのは、黒と銀に十二星座のマークが時計のように周りに配された中央にカラー画面を持つデジタルウィッチだ、
 そう、このスイッチを押せばさまざまな機能があり、画面はタッチ機能搭載だ・・・
 予約券を渡し、商品を引きかえてもらう、
 外に出るまでに左手首に早速つけてみる
 「お、いいじゃねぇか、今度、コウにも自慢して・・・」
 わー!ぎゃぁあああ!!
 おいおい、なんだ、喧嘩か?
 声の聞こえた左手の方を見てみると・・・女性が黒ずくめの人型に襲われている!?
 怪人は闇の球を生み出しそれをあたりに投げて爆発させ、辺りを破壊しながら女性に迫って行く・・・
 「貴様のコスモスターを寄越してもらおう・・・!!」
 「コスモスター!?言っている意味が解らないわ!?」
 ああもう!厄介ごとは好きじゃないってのに!!
 と警官隊が横から出てきて拳銃を向ける!
 「破壊活動はやめなさい!!」
 「なんだ貴様らは!」
 「警察だ!破壊活動をやめなければ、発砲する!」
 「ぬぅうん!」
 怪物が手の平より闇の球を生成し、それを警官隊に投げる!
 「ぐわぁああ!!」
 警官隊の一部が吹っ飛び「このぉ!!」警官隊が発砲!
 しかし、火花が飛び散るだけでまったく効いている様子はない!?
 「ぬん!」
 二発めの闇の球で警官隊が完全に吹っ飛んだ!?
 ええい!
 「おい!逃げろ!!」
 「え?」
 女性が俺の方に向き直るその間に俺は怪人の前に出る、
 どことなく清楚のようなトンチキなような雰囲気を持つごく普通の女性だ、といっても、白服に黒のロングヘヤはめずらしいが・・・
 「なんだ貴様は・・・」
 怪人が俺の方に向く、蜥蜴の思惑を持ちながら全身が燃えているような形の真っ黒な怪人だ
 「通りすがりの・・・一般人だ!!」
 「一般人に用は無い・・・そこの女・・・コスモスターを渡せ・・・」
 「コスモスターって何だ!?代わりになるようなもんがあるなら渡してやるから、とっととどっかに行け!!」
 「コスモスターとは、心が闇に染まった時、特定の人間から出てくるエネルギーの事だ、そこの女が恐怖に駆られそれに対抗するようにコスモスターがエネルギーを発した、私はそれを感知したのだ・・・」
 「心が闇にって・・・それでこんな破壊活動しているのか!!」
 「そうだ、人間が恐怖に駆られれば、それによってコスモスターを持つ人間はエネルギーを発する、それを我らダークマターは感知する・・・そして、完全に恐怖に支配された時、コスモスターは体の外に追い出され、私はそれを回収するのだ・・・」
 思わず右拳に力がこもる・・・
 「許さねぇ・・・!自分達のために無関係の人間に破壊と恐怖を振りまくなんざ、許されることじゃねぇ!!」
 はぁあああ!!
 一心不乱に怪人に向かって突っ走る!
 「馬鹿め!」
 向こうが闇の球を放とうがお構いなし、どうにか爆発を避け、俺は怪人を抑える様に体当たりをかました!
 が、まったく動きやがらねぇ!?
 「どうした?この程度か・・・」
 ちぃい・・・
 「逃げろ!!」
 「え?」
 「逃げてどっかで心を安静に保て!そのぐらいの時間は俺が稼ぐ!!」
 「甘いわ!!」
 怪人の右腕の一撃に吹っ飛ばされる!
 「さぁ・・・コスモスターを何っ!」
 それでも、俺は、しがみつく!
 「やらせるかよ・・・てめぇのような危険なやつに・・・!」
 こいつは動いてしゃべってるが人間じゃねぇ、体温も心臓の鼓動も何も感じない、いや、生物ですらねぇ・・・!
 そんな奴が人類に破壊と恐怖を与えるって宣言してるんだ、手がけん無く確実にやるつもりだ・・・
 だから・・・だから・・・こんなやつ、放っておくわけにゃ、いかねぇんだよ!!
 「邪魔だと言っている!!」
 黒い怪人の容赦ない蹴り!
 「ぐはっ!」
 それに俺は再度吹き飛ばされ背中を打つ!
 「そんなに死にたいのなら・・・今ここで死なせてやる・・・!」
 俺の見上げる目に、怪人が右手を振り上げ、闇の球を生成するのが見えた、ここまで・・・か・・・
 「やめてぇ!!」
 いや、まだ・・・だ・・・俺は、強引にでも立ち上がる・・・!
 「!?」
 女の方から光の球が飛んできて、俺の手のひらで・・・カードメモリに変わる!?
 怪人が攻撃をも忘れたかのようにそれを見る・・・
 「な・・・それは・・・コスモスター!?」
 コスモスター・・・?こいつが・・・?
 見てみると、表面にプリズムがかった銀の星が描かれている・・・
 ・・・すごい力を感じる・・・これなら・・・
 「おい」
 「ん?」
 怪人が語り掛けてきた・・・
 「それを渡してくれれば貴様の命を助けてやろう、どうだ?」
 ・・・
 「なぁ、一つ訊いてもいいか?」
 「なんだ?」
 「こいつを手に入れたら、もう人は襲わないって誓えるか?」
 「・・・よし、誓おう・・・」
 「なら・・・」
 「などと言うとでも思ったか?」
 「なに・・・?」
 「まだまだコスモスターは足りていないのだ・・・貴様のそれを奪った後、この街全てを灰燼に帰してでも、コスモスターを集めて見せよう」
 そうか・・・仕方が無い・・・
 俺は・・・悔しさに右拳を握りながら、思い切り怪人の蹴りをぶちかます!!
 ドガッ!!怪人が重々しくも吹っ飛ぶ!!
 「がはっ!?馬鹿な?!」
 俺はすかさず、倒れながらもあわてて立ち上がる怪人を見据える、やはり、こいつから、このメモリから力をもらってる!
 これならあいつを・・・止められる!!
 だが、こいつの力を引き出すには・・・そうだ!
 デジタルウォッチに、スロットに入ったカードの内部のデータを見せる機能があったはず、それを使えば・・・
 デジタルウォッチ下部スロットにメモリカードをセット!背景がメモリーカードに描かれた銀の星に変わり、
 デジタルウォッチよりリズム感のある音楽が・・・!?な・・・なんだ!?
 画面にPUSH!!の表示・・・押せってことか・・・なら・・・押してやる!!
 「プッシュ!」
 デジタルウォッチから熱い声が
 「チェンジ!!ミスリル・スターァアアアア!!」
 身体が黒いスーツに覆われ、デジタルウォッチから飛び出した幾つもの銀の星が、顔に、胴に、腕に、足に張り付いて行き、腰に銀のベルトが巻かれ、銀の星のバックルが付き一対の頭ごと全身包むスーツと化す
 「聖なる銀の鎧を身に纏いし闇に光をもたらす存在、ミス・リル・スターァアアアア!!」少ししつこい位のデシタルウォッチの男の声
 怪人の動きが驚愕にか再び止まる
 「スター・・・だと・・・?」
 「・・・覚悟しろ・・・今ここで、お前を・・・止める!!」
 「ふざけるな!!」
 怪人がこちらに向かってくる、叩き込まれた右拳が痛いが、効かない!そこで俺も右拳を叩き込む!
 「がはっ!」
 向こうがダメージを負う!
 「ば、馬鹿な!?」
 反撃の隙は与えない!
 そこから回し蹴り、右ストレート、跳躍大上段踵落とし!
 「がはあっ!」
 ん?デジタルウォッチの画面から光が溢れて・・・もう一度押せってことか!
 「ミスリルスターフィニッシュ!!」
 右足に光が、力が集まって行く・・・!
 そのまま跳躍し、右足の光を銀の星に変え、そのまま怪人に突撃跳び蹴り!!
 怪人を貫き、後ろに着地!
 「ぐぁああああ!!」
 ズガァアアアア!!
 盛大な爆発音とともに・・・って、あの怪人どうなった!?
 慌てて振り返ると、そこには、手の平に収まるほどの小さな透明のクリスタルに包まれた怪人が・・・!?
 腹に穴などは開いていないが・・・
 拾い上げてみると・・・間違いない、この感じ、あの怪人だ・・・
 もしかして、こいつに封印した・・・?
 「大丈夫!?」
 ん?さっきの女性か・・・?
 「あのさっき助けてくれた人・・・ですよね?」
 「あ・・・ああそうだ・・・って、これ解くのどうすりゃいいんだ・・・?」
 もう一度画面を押すと、星とエネルギーがウォッチに戻り、元の姿に戻った・・・
 「あ・・・ありがとうございました・・・」
 女性は律儀に頭を下げる、けどな・・・
 「いや、俺の力じゃない、たまたまどういうわけか戦えただけだ、これ」
 俺は手早くカードメモリを抜き取って渡し、
 「え・・・?これ・・・」
 思わず手に取り戸惑う女性をしり目に
 「あんたのだろ、二度も三度もあんなのが現れるとも思えないし、大切に保管しとけ、じゃあな・・・」
 そのまま、去っていったのだった・・・
 
名・トカゲ座 リ・ソッダ ダークマター
概・M モンスター 使役0 妖力400 半精・闇属性
発・戦闘後・自任意・次のターンの終了時まで・条文の頭に指定:
条・主対象:一・“この戦闘に参加した”このモンスター
      二・“”相手のモンスター・オーバー
      三・この戦闘で敗北・引き分けしていた時
   略・“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:自分の場所を一つ指定する、
       次のターン、その場所に召喚されたモンスターのパワーを
       +200する
文・闇の存在より生まれしダークマター
  トカゲ座の力を宿し、恐怖と破壊を振りまく・・・!
 
名・オリジネイト・スター ミスリルスターフォーム
概・M モンスター 賃金1 生命力1000 ・光属性
発・無し・無し・無し・条文の頭に指定:
条・主対象:無し
効・第一効果:無し
文・星の光宿せし新たなるヒーロー!
  聖なる銀の鎧を身に纏いし闇に光をもたらす存在、
  ミス・リル・スターァアアアア!!
 
名・オリジネイト・スター・シャイン!!
概・R リサイクル コスト0 スピリット・光属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスタ
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象の生命力を200上げる
  ・主対象の名前に「オリジネイト」と入っていた時
   さらに生命力を400上げる
文・星の輝きで、力を増幅させる!!
 
ダークマター
トカゲ座 リ・ソッダ ダークマター M 使役0 妖力400 半精・闇属性 戦闘後
裏:1表:0
 
オリジネイト
オリジネイト・スター ミスリルスターフォーム M 賃金1 生命力1000 オリジネイト・光属性 無し
裏:0表:1
 
トカゲ座 リ・ソッダ ダークマター M 使役0 妖力400 半精・闇属性 戦闘後
 
戦闘開始!!
 
オリジネイト・スター ミスリルスターフォーム M 賃金1 生命力1000 オリジネイト・光属性 無し
 
トカゲ座 リ・ソッダ ダークマター M 使役0 妖力400 半精・闇属性 戦闘後 トラッシュ!
 
戦闘終了
 
オリジネイト・スター ミスリルスターフォーム M 賃金1 生命力1000 オリジネイト・光属性 無し
 
名・トカゲ座 リ・ソッダ ダークマター
概・M モンスター 使役0 妖力400 半精・闇属性
発・戦闘後・自任意・次のターンの終了時まで・条文の頭に指定:
条・主対象:一・“この戦闘に参加した”このモンスター
      二・“”相手のモンスター・オーバー
      三・この戦闘で敗北・引き分けしていた時
   略・“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:自分の場所を一つ指定する、
       次のターン、その場所に召喚されたモンスターのパワーを
       +200する
 
名・闇の残滓 ダークマター
概・R リサイクル コスト0 エフェクト・闇属性
発・戦闘後・自任意・この巡りのみ・条文の頭に指定:
条・主対象:一・自分のモンスターがこの戦闘で
        相手のモンスターに
        敗北・引き分けていた時
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:自分の場所を一つ指定する、
       次のターン、その場所に召喚されたモンスターのパワーを
       +300する
文・闇の力があたりに漂う・・・
 
ダークマター
山札:29枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し
 
VS
 
オリジネイト
山札:29枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:0枚
モンスターゾーン
オリジネイト・スター ミスリルスターフォーム M 賃金1 生命力1000 オリジネイト・光属性 無し
 
 新たなるヒーロー!
 「オリジネイト・スタァアア!!」
 カードメモリをセット!
 爆誕!!
 これが、闇を斬り裂く星、オリジネイト・スターだ!
 君もその力を手にしろ!
 DX・スターウォォオオオッチ!!
 
 新たなるメモリも・・・
 
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