バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

光弾!ライトブレイザー!!/17

光弾!ライトブレイザー!! 17
 
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第17話 上下判定!音ゲー苦手っ!!
 
 「だーっ!当たらない!周りは当たってるのに!!」
 「俺連射型だから・・・」
 「僕は上下に撃ち分けられるし・・・」
 おのれッ!
 左右の刺激と上雷の少しあきれた声に思わず憤ってしまう、
 同じパワー型のモモモが何で当たってんだ!!
 「今回は俺達に任せろ!」
 「見ててもいいよ」
 そんなわけにはいかんだろうがっ!!
 サイド再度の刺激と上雷の声に再び憤る俺・・・
 リズムに合わせてなので少しずつしか減ってないがそれでもこっちが不利・・・
 「こうゆうのなんていうんだろうな?リズムゲー?」
 刺激が撃ちながら言いこぼす
 「そうだね、僕は苦手」
 上雷の狙いを定めながらの答えに思わず
 「俺も苦手」
 「俺も苦手」返した、と同時に刺激も同じように返していた
 上雷も、刺激も、そして俺も苦手分野かよ!?
 「一気に行っくよー!」
 「いっくニャー!」
 「行きます」
 向こうがペース上げてんじゃねーか!
 ええい!当てる当てる当てる当てる!!
 振って必殺ショットで一発逆転狙い!
 モモモ・・・モモモ・・・モモモ・・・
 落ち着け、さっき曲の中で撃ったときの練習も
 モモモを思い切り睨み、その動きを見る
 「やーだー私ばっかり見ないでよー私に惚れたんだったら、付き合ってあげてもいいわよ~」
 調子に乗るなクソ女
 右手を顔当て照れながら左手では片手で撃ちまくってる、
 俺は、モモモが狙いを定める場所に向かい・・・
 モモモがトリガーを押した瞬間に撃つ!
 「ビックバンライン!!」
 俺の光弾の爆発により、真ん中のセブンセブンターゲットの残った的が全て吹っ飛ぶ!
 「おっしゃ!」
 「げえっ!?」
 俺が右ひじ引きガッツポーズする中でモモモは驚いて目が見開き真ん丸になる
 「今だ!逆転したぞ!」
 「うまいよ!ヒカダン!」
 うまいとかではなく単なる執念だ
 刺激と上雷の声に思わず心の中でそう考えつつ、他のターゲットに狙いを定め・・
 そんな間にも次の瞬間、俺とモモモ以外の他四人で残りを全て撃ち尽くしており・・・
 チェック作業に入る・・・そして、
 「86対63!勝ったのは・・・トリプルラインだーっ!!」
 わぁあああ・・・!!
 司会の声が響き渡りその直後に歓声も大きく響く!!
 
フリームーブ、ルルルシャーク!
トリガーがレバーのように可動!
リモコンのように光弾を速度含めてコントロールできるぞ!!
ルルルシャーク! ライトブレイザーシリーズ!!
 
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