バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

光弾!ライトブレイザー!!/10

光弾!ライトブレイザー!! 10
 
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第10話 地方予選、結果は・・・
 
 「勝ったのは・・・トリプルライン!!」
 ワァアアアアア!!
 司会に俺達のチーム名が呼ばれた時、
 会場は一瞬にして大きな歓声に包まれたのだった・・・
 
 おっし、このまま全国大会だ!!
 そう考え、景気づけにまたゲーセンのライトブレイザーのダーツの台に・・・
 「あれ?地方大会出場おめでとう!」
 ダーツの台の前でそう右手から言ってきたのは、前にここのゲーセンで前に会った髪が左黒、右白の少年
 「お、なんだ、知ってたのか?」
 「まぁね」
 「サインでもやろうか?何てな」
 「ハハハ、要らないよ」
 ちぇ
 気楽に言う俺に、向こうも気楽に返して来る、
 「そうだ?ここの新しい機材で対戦してくれないかな?ほら、あれ」
 少年が右人差し指で後ろの方に指したのは、大きな画面?
 いや、その前に二つの足型のマークとその間にお金を入れる縦長のボックスがある?
 足型の上に互いに乗り、二人してお金を入れると、画面に16分割された10と書かれたパネルが映る、
 なるほど!
 「そうか!この画面のパネルを撃てばいいんだな!」
 「そういうこと・・・」
 レッドラインで画面を狙い、撃ち始める!!
 「さて、僕も・・・」
 少年も白黒の機体を出し、光弾を放つ!
 何だあれ?2発が同時に!?
 前の連射はそういうことか!!
 うまく左右にブレさせ、2つ的を同時に撃ち抜く
 画面を狙う少年の口元が歪む
 「ふふふ、僕の機体は二つ光弾が同時発射されるのさ・・・!」※「僕の機体は二つ光弾が同時発射されるのさ・・・!」
 「なろ!」
 俺は急ぎレッドラインを大きく振って一気に必殺ショットを放つ!
 二枚の狭間を狙って二枚打ちしたが、それでも・・・
 「いくよ・・・!」
 そのまま俺は少年に追いつくために全力で撃ち続ける、だが・・・
 最終的に画面に表示されたのは、1230と2670、スコアが倍以上の差がついていたのだった・・・
 「ああ、そうだ、まだ言ってなかったね?」少年は余裕の口ぶりで入口に向かって振り返り「僕も全国大会に出るんだ、当たったらよろしくね・・・」
 言って、店の出入り口に向かう少年・・・
 ・・・俺の完全な負けだ・・・
 倍なら機体の差だと言い訳もできようがそれ以上・・・
 それに少しでも差を補うためにこいつも強化を・・・!
 俺は、右手に思わず強く握るレッドラインを見る・・・
 
カスタマイズパーツ、アクセスマガジン、
左腕外側にセットすることで本体にデータが連動、
連射と弾速をアップして攻撃力アップが実現、
カスタマイズパーツ、アクセスマガジン ライトブレイザーシリーズ!!
 
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