左竜右人ドラセルシア 17
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第6話 定食魚刀の蛸リヴァイアサンと竜リヴァイアサンの合わせ盛 中編
「はいよ!お待たせ!!蛸リヴァイアサンと竜リヴァイアサンの合わせ盛!!」
出てきたのは海を斬り裂くように一方が尖った船型の上に透明感のある方と二種の白身の切り身が大量に乗っており、
その前の小さな白皿に黒い液体が入り、左右の半球状の器には、
左の白と青の方にはたかれた米が、右の内赤外黒の器には茶色い液体に海草が入っている・・・
そして、手前には二本の棒が並んでいる、
・・・もしかして中央のこれは、船盛!?
となるとこの国はどこぞの本で見た東方の異国?!
どこまで流されてきたんだ私は・・・
となるとこの二本の棒は・・・箸か!?
私は本に書いてあった通りに箸を持ち、船盛から真っ白い身を取り出し、黒い液体に付けて食べる
こ・・・これは・・・
小気味いい食感に魚とは違う塩味と旨味・・・
いつまでも噛んでいられる・・・
いや、ここで本で見たとおりに白飯・・・!
おお!うま味が白飯で調和され、ちょうどいい具合にうまく・・・!
さらに味噌汁に手を付け、口に運ぶ・・・
この塩味とうまみも白飯にあっている・・・!
そして、最後にもう一方の透明感のある白い身・・・
黒い液体に付け口に運ぶ・・・!
おお!新鮮な柔らかい身と同じぐらい柔らかいうま味・・・
こちらがおそらく竜リヴァイアサン・・・
ということはもう一方が蛸リヴァイアサンか・・・
ただの真っ白な白身に見えたが・・・おそらく、巨大な吸盤のさらに一部なのだろう・・・
いや、ここで!
白身二つをいっぺんに取り、醤油に付け、口へと運ぶ・・・
おお!海の旨味と塩味を全て内封したようだ・・・
柔らかな食感と小気味いい食感のコラボレーションもナイス!
さらに、白飯を放り込めば、
旨味と塩味をちょうどいい感じに調和させる・・・
これこそ、海と稲の超調和・・・
この旨味こそ至高の組み合わせの一つ、
白飯が進み、それに共鳴して刺身も進む・・・
口の中を流すために味噌汁を入れ、さらに刺身、からの、白飯・・・
これこそ、無限海流だ・・・
うまい・・・うまい・・・うまい・・・
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