バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ベイ四駆、円駆!!/5

ベイ四駆、円駆!! 5
 
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第5話 挑戦!店舗予選!!
 
 「ここが予選会場か・・・」
 といっても、近所の3階建てショッピングセンターの大きく空いたスペースだが・・・
 光差す透明な天井にガラス張りの手すり壁にエスカレーターが1階から2階、2階から3階と伸び、そのそばに上下に配備されエレベーターもあり、
 中央にはデカいコースがある・・・
 「予選出場者はこちらに来てくださ~い」
 「はいは~い!」
 声の聞こえた方、黒山の人だかりの前にある右手を上げる人がいるカウンターに機体を持っていく、もっとも、そこにも人が並んでいて、後ろに並ぶ羽目になったが・・・
 前に進む間にも次々と中央のコースに小学生レーサーがエンクを走らせていく・・・
 そして俺の番が来て、少し太った黒シャツ・・・少し太っていてマシンの横顔に周りを覆うメタルバンパーを模したマークが書かれその下にエンク普及委員会と白文字で書かれた黒シャツと同じマークと言葉が書かれた草色の帽子をかぶった少し優しそうな顔立ちのスタッフのおっさんに機体を渡す、と、おっさんが俺を見て笑顔で
 「それでは、ここからカスタマイズの変更はできませんがよろしいですか?」
 ここで拒否したら予選に出られないじゃないか!
 「はい!」
 「マシンに番号を貼り付けますがよろしいですか?」
 「はい!」
 「それじゃ、マシンチェックするんでマシンをお預かりします、その間にここに名前と住所と電話番号を」
 「はいはい」
 言われて烈炎鋼を預け、ささっとおっさんが差し出して来た紙、ささっとカウンターに置かれたおっさんが置き右手で差し出して来た紙に備え付けのボールペンで指定された事項を書く
 烈炎鋼はカウンター奥にあるそれぞれの面の中央にカメラの付いた上の開いている透明な箱に入れられ、六面写真を撮られているようだ
 そして、烈炎鋼は取り出され、電池を交換され、底面に番号の入ったシールが張られ、入れていた電池とゼッケンと共に渡される
 「電池は新品のものに取り換えました、それじゃ、予選に行ってください」
 と、俺が烈炎鋼の受け取りに注視する間に言われ、
 「それじゃ、次の人!138番!」
 あ!俺だ!烈炎鋼のシールとゼッケンに書いてある!
 俺はコースの方から聞こえた声に右手を上げ
 「はいはい、俺オレ!!」
 先の方にいたおっさんと同じような格好をした痩せた若いスタッフに声を出す
 「それじゃ、こっちにどうぞ」
 
エンクシリーズ第五弾!
カスタマイズパーツ付属、ベイクバランス!
ベーシックタイプのエンクをキット化!
さらに、標準タイプのタイヤとリングバンパーに加え、スポンジタイプのタイヤと軽量タイプのリングバンパー、稲妻溝タイプのタイヤと重量タイプのリングバンパーを収録、
ベイクバランス、ベイクスピーディ、ベイクヘビーウェイトに組み替え可能!
シールも三色付属!
君のカスタマイズを見つけ出せ!
エンクレーシングスタンダード、ベイクバランス+カスタマイズパーツ!!
 
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