カードゲームライトノベル Wカードフュージョン16 新事実と目的への手がかり12
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まずは、何もカードが置かれていない、右手側のチャージゾーンに向かい
「リチャージ!」
「リチャージ!」
と、ナユタさんが右手で左手の手札から二枚のカードを引いて前に見せる!
「私は、黒き機械の転機力と黒き機械の再機力の効果を発動!この二枚を手札に維持しつつ、ブラックカーディン ロボモードのカードを見せて私のコスト3のカードのコストを1下げつつコストの見せ合いで最初に私、次に双歩を指定!そこから山札の上五枚を山札の下に!出てきたのは・・・」
ナユタさんが左手の手札にカードを戻して山札の上を五枚、引く!
「出てきたのはBバトルマシンズ ブラックビックハンド、Bバトルマシンズ ブラックスケルトンキューブ、Bバトルマシンズ ブラック・キット・オブ・ニンジャ、Bバトルマシンズ ブラックワイルドハンド、Bバトルマシンズ ブラックマッスルモーター!全て、名前にBバトルマシンズと入ったモンスターカード!これらをこのターン、トラッシュに存在する扱いとするっ!!、さらに、山札から一枚引く、ドロー!」
ナユタさんが右手で山札から一枚引いた!じゃこっちも、右手で自分の山札から一枚引きながら、
「ドロー!」
「うぉおおおお!皆の力があふれてくるぜぇええええ!!」
Bカーディンが叫び、構える!
「ならばこちらも、行かせてもらおうか!ビット!!」
燐機・荒の背後から、四機の小型機械が斜め全方向に飛び出して来た!それはメタリックイエローの円柱の後ろに炎をふかす、ミサイルタイプの小型機械!
下の方にある補助バーニアから少量の火を噴かせ、燐機・荒の周囲をただよっている
「ならば、今度はこちらだっ!!」
突如、堤機・率が両手の槌を振り上げた!すると、その槌の頭部分が、ドリルの様に高速回転し始める!!
高速回転が、辺りに騒音と衝撃波を響かせていく!!
ギュィイイイイイ!!
「くっ!」
「ぐっ!」
その波動に、カーディンとBカーディン、それに、僕とナユタさんまでもが、内側の腕を顔の前に出し、ひるむ、
と、カーディンが向こうを向いたまま目を点滅させ
「双歩、私達は・・・?」
「大丈夫、僕達は最後に決めるから!」
カーディンの言葉に安請け合いを返しつつ、今引いた右手のカードを見る、
おっし、カーディンに言ったこと、どうやら実現できそうだ!
右手で引いたカードをチャージゾーンに裏側で置き、左手の手札からさらに一枚引いて緑の板中央少し奥の1番に、残ったカードを再びチャージゾーンに全て裏で置いて、
と、ナユタさんの方も引いたカードをチラリと見つつチャージゾーンに裏側で置くと、右手で左手の手札から一枚引き、1番に裏側で配置し、残ったカードをやはりチャージゾーンに一気に置いた、
「セット!」
「セット!」
そして、互いに1番に裏側で置いたカードを表に!
「オープン!!」
「オープン!!」
「バトルマシンズ カーディン カーモード!!」
「ブラックカーディン ロボモード!!」
「行きます!!」
「行くぜぇ!!」
燐機・荒がビットと共に、堤機・率が両手のハンマーを構え、カーディンとBカーディンに向かって走り出す!燐機・荒が右手を前に出すと同時に、ビットの二つがカーディンに向い突進!その最中に炎をまとって行く、
堤機・率がその両手の槌を振り上げ、Bカーディンに振り下ろしていく!
だが、ここでカーディンの両肩が、180度回りつつある両腕が共に上がってパトカーの前部となり、胸部の緩いV字のパトライトの下二つが上がってX字のパトライトとなり両足を思い切り後ろに曲げてパトカーの後部となりつつ腰が180度回りながら前に倒れ、着地、
そこでBカーディンの方も両の腕を180度上げながら両肩と共に上げ、パトカーの前部分とし、胸部分の緩いV字のパトライト、その下から二つのパトライトを下から振り子を上げるように上げてX字としつつ前に倒れながら腰を180度回し、両足を思い切り曲げてパトカーの後部とし、地に付き、
互いに外側に向かって走り出し、ビットとハンマーを避けた!
と、今度はナユタさんが口を開き
「ここだ!双歩、カードを表に!」
「わ、わかった!」
ナユタさんに促され、右手でチャージゾーンのカードを一枚前に出して表に!
同時に、ナユタさんも右の手で自身のチャージゾーンのカードを二枚前に出し、表にした!
まずは、僕が表にしたカード!
僕が表にしたのはバトルマシンズ バトルポリストレーラー、
続けて、ナユタさんが表にしたカード、
表にしてきたのは、Bバトルマシンズ ブラックバトルポリストレーラーと黒き機械の転機力、
続いては、緑の画面向こうの燐機・荒の方で表になったカード!
表になったのは、機抑 メカロード、機摘 メカロード、機捌 メカロードの三枚、
そして、同じく、緑の画面向こうでこちらは堤機・率の方で表になったカード、
表に返ったのは、機増 メカロード、機鏑 メカロード、機鋲 メカロードの三枚
「ますは私からだ!!」
ナユタさんが大声で宣言し、右手で前に出したうち一枚を1番のカードと共にトラッシュに置きつつ、新たにチャージゾーンのカード二枚を表にし、そのうち一枚を1番に表側表示で置き
「私は、表にしたBバトルマシンズ ブラックバトルポリストレーラーを2番に召喚!コストには黒き機械の再機力とブラックビクトリーカーディンを指定!!さらに、ブラックビクトリーカーディンを1番に召喚!コストにはブラックカーディン ロボモードとBバトルマシンズ ブラックバトルポリストレーラーを指定だっ!次、双歩!!」
次いで、僕の番かっ!?
なら、行くぞ!
左手で1番のカードを持って同時に、右手でチャージゾーンのカードを新たに三枚表にしつつそのうち一枚を右手で持って交差させるように場所を交換しつつ左手に持った方を裏に返しさらに一番に出したカードを前に出したチャージゾーンで表にしたうちの一枚と右手で順番に持ちトラッシュに置いて表にしたうちのさらに一枚を一番に表で置く!
「僕はバトルマシンズ バトルポリストレーラーを2番に召喚!そのコストにまず、バトルマシンズ カーディン ロボモードとバトルマシンズブーストを指定し、続けて、バトルマシンズ カーディン ロボモードを1番に召喚!コストにはその1番にあるバトルマシンズ カーディン カーモードを指定、さらにバトルマシンズ バトルポリストレーラーの三番目のコストにビクトリーカーディンを指定!コストにバトルマシンズ カーディン ロボモードとバトルマシンズ バトルポリストレーラーを指定し1番に召喚だっ!!」
両外側から白黒のトレーラーと純黒のトレーラーがそれぞれ走ってきて、カーディンとBカーディンに並走する!!
それは、ポリスカラーのトレーラー、前部は全高が低く、上白下黒に塗り分けられ、上中央に左右まで伸びる狭い窓があり、屋根上には赤いパトライトが付いていて、後部は、前の方が上下左右に少し狭く、後部が黒で真四角である、
それは、真黒のトレーラー、前高の低い前部は黒に染まり、上方中央に狭く黒い窓があって左右にまで伸びており、同じく黒色のパトライトを頂き、後部は前が上下左右に少し狭く灰黒色で、後部は真四角で真っ黒になっている
「ビット!!」
燐機・荒が右手を出すと同時に、ビットが再びカーディンとバトルマシンズ バトルポリストレーラー、トレーラーに向かって行く!
中央前上方ドンピシャなこの攻撃を前方に走りながら急激に外側に動き回避!
「このお!!」
そこに燐機・荒が右手のキャノン砲二連射!カーディンとトレーラーに向かって撃ちこんでいくも今度は内側に動いて避け、
ビットが両者の左右から横切りぶつかるように動くも、急激にスピードを落としてこれを前に横切らせ
「そこだ!!」
そこに中央からすぐ左右に燐機・荒の三連射キャノン!、が、カーディンとトレーラーは急発進でこれを避けた!
「はぁああ!!」
堤機・率がハンマーを持ち、Bカーディンとブラックバトルポリストレーラー、Bトレーラー、の方に走り込み、そのハンマーを思い切り振り上げ、叩き付ける!
これを前方に走りながら一気に運転席側にスライドして避けるBカーディンとBトレーラー、
「うぉおお!!」
今度は堤機・率がこれを追いつつ思い切り左手側からスイング!が、BカーディンとBトレーラーはこれを速度を上げて避ける!
「まだだぁあああ!!」
堤機・率がスイングの勢いを逆用!ハンマーをブーメランのようにBカーディンとBトレーラーの方に投げる!
左後輪側から迫るハンマー、しかし、BカーディンとBトレーラーは一気にバックして避け、ハンマーは堤機・率の方に戻って行き
「行くぞぉおお!!」
ここで堤機・率は走り出しながら戻ってきたハンマーを受け取り空中に跳躍、思い切りハンマーを振り上げた!
が、それを察知し、BカーディンとBトレーラーは発進!大ぶりな叩き付けを避ける!
「プログレスチェーンジ!!」
「プログレスチェーンジ!!」
カーディンが叫び、前部が左右に開いて肩になりつつ額に着けているパトライトと羽のエンブレムがきらりと光りながら、
Bカーディンが叫ぶ、と、前の方が左右に展開し両の肩となりながら額に着いているパトライトと羽の黒のエンブレムがキラリと光り
後部が装甲ごと曲げていた足を伸ばすように展開して地について跳び、腰が180度回転しながら両腕が、わきを締めるように両肩から降りてきて両腕も180度回転、タイヤを外側に回し、
後ろの部分が周りの装甲ごと足を伸ばすように出し、先が地に付いて跳んで腰が180度回りながら両の腕が両の肩からおろすように出現、180度回ってタイヤの部分を外側に出し、
胸の部分となったX字のパトライト下二つが内側に収納されるように根元から回って仕まわれて緩いV字のパトライトとなり、パーポーパーポーと音を出しながら光る!!
胸部に付いたX字のパトライトの下の方二つが根元から内側に回って収納され、緩いV字のパトライトとなり、パーポーパーポーと音を出し、黒く光る!
そして、着地し、右の方、内側の拳を出す!!
そこで着地して、左の方の内側の拳を出した!!
さらに、そのままその拳を開いてトレーラーの方にかざし
次いでそこから拳を開いてBトレーラーの方にかざして
「フュージョン合体!!」
「フュージョン合体!!」
トレーラーの窓が一瞬光ったと思ったら、トレーラーの下部から炎が噴き出して後部が下、前部が上になって行き
Bトレーラーの窓が瞬時に黒く光ったと思うと、次の瞬間、Bトレーラーの下から炎が噴出し、前の方が上、後ろの方が下になって行って
「やらせない!」
「させるかよ!」
そこに燐機・荒がキャノン砲を向け、
堤機・率が跳躍し、ハンマーを振り上げる!
「そうはさせない!!」
「邪魔されてたまるか!!」
そこにカーディンが燐機・荒に、Bカーディンが堤機・率に向かって走り出す!!
トレーラーの後部が左右に割れつつ後部の端上から黄色いつま先が上の方に曲げていたのを降ろすように飛び出した!
Bトレーラーの後ろの方が左右に割れながら後ろの部分端の上から黒いつま先が、上に曲げていたのを下に出すように飛び出す!
燐機・荒がキャノン砲から三発、砲弾を連射する!
「はあっ!!」
が、これをカーディンは上に右足を振り上げ一発目を上に叩き上げ、続けて左足を上に上げて二発目を上に打ち上げ、後ろに回転跳躍しつつの着地直後のサマーソルトキックで三発目も上に飛ばした!
堤機・率のハンマーがBトレーラーに迫る!
「ぬりゃああああ!!」
これをBカーディンは宙にいた堤機・率に向って跳び、その両肘を両手で受け止めつつ、思い切りヘッドバット!!そのまま力を込めて地上に頭を向け、その勢いで堤機・率を地上に叩き落とし、ハンマーを阻止!!遅れて着地!!
そこで、トレーラーの前部の後ろ下部分が両腕を後ろに飛び出させるように飛び出、前部から上に白い四角何かが跳びだした後、前部が左右に分割、前部が左右に、飛び出した前部の後ろ下部分をその下に出すように回転しながら後ろ下部分がタイヤを外側に出すように回転、端から両の拳が飛び出して、前部が両肩に、飛び出した部分が両腕となる
Bトレーラーの前部から後ろの下の部分が後ろの両の腕を飛び出させるように飛び出させ、前部から上に黒い四角い何かが飛び出していき、前の部分が左右に分かれ、前の部分が両肩に、後ろ下の部分がその下に出すように回転しつつ後ろ下の部分が付いたタイヤを外の方に出すように回転し、端の方から両拳が出て、前の方が両の肩に、後ろ下の部分が両の腕となる
「とぅ!」
「たぁ!」
カーディンとBカーディンがトレーラーとBトレーラーに向かって跳躍!
「まだよ!」
「まだだ!」
そこに燐機・荒が右手を向けてビットを飛ばし、堤機・率がハンマーを投げる!
「仕方が無い!」
「仕方がねぇな!」
が、ここでカーディンはトレーラーを蹴って反転跳躍!そのまま向かってきたビットを右手側一つ踵落としで地面に落として両手を互いに握って左手側もう一つも地面に落とした!!
こちらもBカーディンがBトレーラーを上に蹴って跳び、Bトレーラーの前から迫ってきていた堤機・率のハンマーを上からの跳び蹴りで叩き落とし、地面にそのまま側面から埋れさせた!
そして、両者は再び大きく跳躍する!!
「とぉう!!」
「たぁあ!!」
そして、カーディンが頭と胸部を前方に傾け飛び出させ、それ以外がパトカーに戻りながらタイヤの部分を内側にして二つ折りとなり、
Bカーディンが頭部と胸部分を前の方に傾向させて飛び出し、それ以外の部分が黒いパトカーに戻りながらタイヤの部分を内側に二つ折りとなり、
頭とパトライト部分以外の部分が180度反転して、パトカーの前部を前にしつつトレーラーの胸部に収まり、
頭部とパトライト、それ以外の部分が180度反転、黒いパトカーの前部を前に出しながらBトレーラーの胸部分に入り、
パトライトの下部分から黄色い翼の意図のパーツが出てパトライトの下に収まり、
パトライトの下の方から、黒い翼の意図のパーツが飛び出し、パトライトの下に収まって、
そこにさっき前部から上に跳びだした白い四角いパーツが降ってきた!そしてカーディンの頭にかぶさり、その衝撃で頭をパトライトを胸部に収めるようにパトライトごと下げる!!それは、無骨な角の目立つ白い兜であり、頭と左右に白いダクトが付いて、口元に下にでっぱりの付いた白い金属マスクが付き、額に羽とパトライトを模した金のエンブレムが装着されている!!
そこでさっき前の部分から上に飛んで行った黒い四角いパーツが降ってきて、Bカーディンの頭に覆いかぶさり、その衝撃で頭を、パトライトを胸部に収めるほどの勢いで下げた、それは、角の目立つ四角い兜であり、上と左右に黒い四角いダクトが付いていて、口元には黒い金属のマスクが付き、額には羽とパトライトを意図した黒のエンブレムが着いていた!
そして、胸部になったX字のパトライトの下二つが上がってVVの形と光り、パーポーパーポーとなり、着地!!
そして、胸部に位置するX字のパトライトの下二つが上に上がり、VVの形となって黒く光ってパーポーパーポーとなりながら宙から地に両足を付け!!
ズシィイイイイン!!
ズシィイイイイン!!
周囲に砂ぼこりを上げ
衝撃で周りに埃を巻き上げ
その目を思い切り光らせながら、両腕を上げ、左拳を下げながら右拳を思い切り前に突き出す!!
その瞳を黒く光らせながら両の腕を上げて右拳を下げながら左拳を思い切り前に付き出し
「ビィクトリーィイイイカァーディィイイイイン!!」
「ブラァアックビィクトリーィイイイカァーディィイイイイン!!」
叫ぶ!!
叫んだ!!
おし、ここで、右手を大きく前に出す!
「私は、ブラックビクトリーカーディンの召喚効果・ブラック合体適応!!を発動!!」
おっと、さきにナユタさんに言われてしまった、ええいこっちも!!
「僕は、ビクトリーカーディンの召喚効果・合体適応を発動!!」
「くそっ!」
「合体させてしまったか、だが、まだ終わらない!!」
「そうね、まだ戦いは始まったばかり!」
「むしろ、全力で戦った方が、お前らを叩き潰せるってもんだぁあ!!」
叫ぶと共に辺りに衝撃が走り、画面に次々とカードが映った!
機抑 メカロード、機増 メカロード、機摘 メカロード、機鏑 メカロード、どれもコストで発動するカードか!
さらに、機摘 メカロード、機鏑 メカロードの効果か、向こうのチャージゾーンで機捌 メカロードと機鋲 メカロードが裏になった!だが!!
「そんなものは」
「俺達には効かない!!」
この衝撃波にも、ビクトリーカーディン、Vカーディンとブラックビクトリーカーディン、ブラックVカーディンが平然としている、そうだ、こんなモンスター対象の衝撃波なぞ、今のVカーディンとブラックVカーディンには効きはしない!!
「ビット!全て行け!!」
ビットがVカーディンの斜め四方を取り囲むように飛び、燐機・荒がそのキャノン砲でVカーディンに狙いを定める
「はぁあああ!!」
一際大きな声を出し、堤機・率のハンマー先が回転、更に、自身も横方向に回しながらブラックVカーディンに向かって行く!
「その程度!」
「どうとでも!」
Vカーディンにビットが向かって行くも、Vカーディンは両拳を大きく回してラリアット!ビットを全て吹き飛ばす!!
そこに向い来る燐機・荒のキャノン弾!が、タイミングよくVカーディンは右拳を振り上げ、キャノン弾に叩きつけた!!
ズガン!!
大きな音が響き、まわりが煙に包まれ
「その程度か?」
しかし、煙が晴れた時、そこにはVカーディンが何事も無かったかのように平然と立っていた!!
ブラックVカーディンが回りくる堤機・率のハンマーを下からの右アッパーで打ち上げ、踏込み、左拳を振り上げる!
そこに堤機・率が後ろに跳びながらハンマーを振り下ろしてくる!!
「だから?」
そのハンマーの柄を上に上げた右手で受け止めつつ左拳を突き出す!が、そこで堤機・率が一気に突進!
ガァン!!
正面から衝突し、互いに吹き飛ばされ、堤機・率がそのままの勢いで右手側に走って燐機・荒の前に回り込む
「こいつら、想像以上に、強い!」
「そうでなければ、意味が無い!!ビット!!」
ビットが燐機・荒と堤機・率の斜め上下左右四方に、そのまま炎をまとってVカーディンとブラックVカーディンに向かって行く!
さらに、堤機・率が、背中のエンジンふかせ、走る!!さっきよりも速い!!
と、燐機・荒が上に跳んだ?そこで背中のバーニアを吹かせて空中ダッシュの要領で前進、すべてスピードを乗せたキャノン弾を放つ!!
VカーディンとブラックVカーディンが走り出し、互いの内の方の拳を突き出してキャノン弾を弾き返した!
続けて、向かってきたビット二つを内側の足を外側に出して弾き飛ばす!今度は堤機・率!
堤機・率がブースターの勢いのままハンマーを左手側、ブラックVカーディンの方から振るう!同時に、ビットが二つ、その上左右から襲ってきた!!
「でりゃあ!!」
「どリゃあ!!」
ブラックVカーディンが瞬時にハンマーを右手で抑える!
ギュイィイイイイ!!
ブラックVカーディンの右手がハンマーの回転で削れるも、瞬時にVカーディンが右の拳を振り上げ、堤機・率に叩き付けた!!
「グワォ!!」
そこに向かい来るビット二機!が、Vカーディンが瞬時に両拳を上から外側に出して弾き飛ばす!その隙に今度は右手の方からブラックVカーディンが前進!燐機・荒に向かって行く!
「来るかっ!?」
燐機・荒がそのキャノン砲をブラックVカーディンに向かって連射する!
ズドン!ズドン!ズドン!
が、ブラックVカーディンは左手側に移動し一つ目を回避、続けてくる弾も右手側、左手側に移動し避け切り走り、燐機・荒に向かい、その右拳を振り上げ
「こっちだ!!」
そこに堤機・率が後ろ右手側からタックル!ブラックVカーディンが吹き飛ばされ、壁に叩きつけられ、両手で取っ組み合う恰好になる!
そこに冷静に、燐機・荒がキャノン砲を向け、撃つ!
「はあっ!」
そこにVカーディンが堤機・率を右足で蹴り飛ばし、ブラックVカーディンを左手で突き飛ばす!Vカーディンのすぐ前を空を裂いて壁に着弾するキャノン弾!
「すまない」
「いいや、これくらいいいさ」
「ビット!」
ビットがVカーディンとブラックVカーディンを囲む様に来る!だが、その数は、二体!!
「上か!」
Vカーディンが叫ぶ!残った二体は壁際に上から来ていたのだ!
Vカーディン達は壁際から退避するように横から向かってきたビットを体当たりで蹴散らしつつ走る!
「まったく、キリが無いな、だが、まだこいつを出していない・・・先に行くぞ!!」
ブラックVカーディンが走りながら右足を押して内側を外側に箱のように飛びださせ、そこから剣をの柄が飛び出し、右手でそれを持って引き抜く!
それは、つばに胸部のパトライトと同じものが付いた漆黒の両刃剣!
そして、その剣を引き抜くと、その右手で飛び出して来た部分を押して戻した!
「ようやく武器を出して来たかそう来なくてはな!!」
堤機・率がカーディン達を追って走り出しながら、ハンマーがさらに回転率を上げ、それは、辺りに竜巻と呼べるものすら生み出していく!
これは、機捌 メカロードというカード!!
「それなら私もこいつを使うかな!」
風にあおられながら、ナユタさんが右手でカードをチャージゾーンから一枚表にする!
「私は、黒き機械の発破力の効果を発動!機捌 メカロードを相殺する!!」
「その程度の風では、私は吹き飛ばない!!」
ブラックVカーディンが反転、堤機・率に向かい、さらにその速度を上げて走り行く!
そして、その剣で竜巻を切り裂き、堤機・率を斬り裂こうとしていく!これをハンマーで受ける堤機・率!
ギュリィイイイイ!!
火花を上げる剣とハンマー!
「これで終わりだと思ったか!!」
堤機・率とブラックVカーディンのハンマーと剣が弾きあい、距離が空いた!!
「いくぞおおおおおお!!」
そこで、堤機・率がハンマーを外側に出してぐるぐるとまわり、自身を中心とした大竜巻と化す!!
「ぐっ!」
これにはブラックVカーディンも足を止めた!竜巻が二体に対し迫って行く、しかし!!
嵐に覆われつつ、僕は右手右腕に力を込め、チャージゾーンから、一枚のカードを表に!
「僕はバトルマシンズフルブーストの効果を発動!ビクトリーカーディンのパワーを1200上げる!!」
緑の画面ではカードが動かず、相殺する気配は無し!
「コストにはバトルマシンズ カーディン カーモードを指定!!」
「うぉおおおお!!」
Vカーディンが嵐の中、斜め側面から、堤機・率に向かって、風をもろともせずに鋭く走り込み、左手でハンマーの柄を持ち止めながらその右拳を振り上げ、堤機・率に叩き付けた!!
堤機・率が吹き飛ばされ、門に叩きつけられる!!
「ぐわぁ!!」
「今だ!!」
そこにブラックVカーディンが走り込む!
「双歩、先に行かせてもらうぞ!」
「どうぞご勝手に!」
ナユタさんがトラッシュのカード二枚を右手で横にする!
「私は、ブラックビクトリーカーディンの効果を発動!このカードバトルに」
「そうはさせないわ!」
燐機・荒が堤機・率の前に回り込み、ブラックVカーディンに向かい、そのキャノン砲を向ける!
放たれるキャノン弾、しかし、それをブラックVカーディンは難なく斬り伏せた!
「ビット!」
四方から飛び来るビット!しかし、ブラックVカーディンは大きく右方向に体を回転!その剣でビットを斬り伏せた!
「これで終わりか!それなら!」
そのままその剣で燐機・荒を斬りに行くブラックVカーディン!
「これならどうだ!!」
と、燐機・荒がいきなり背中のブースターを上から両方ブラックVカーディンに向けた、一体何を・・・?
そう思う間もなく、燐機・荒のブースターから大量の炎が噴射!ブラックVカーディンを焦がし、吹き飛ばそうとする!!機出 メカロードで効果を相殺・・・!!?
が、ブラックVカーディンは後ずさりながらも、その足を、止めた!
「俺にできるのは、ここまでだ!!」
そして、左手側から思い切り剣を振るい、燐機・荒のブースターを、斬った!
だが、次いで放たれた燐機・荒のキャノン砲を腹に受け、吹っ飛んで行く、そこにVカーディンが入れ替わるように走り込んで行く!!
「双歩!」
右手でトラッシュのカードを二枚表にし、剣を持つように思い切り両手を振り上げる!
「鋼の意志よ、電子の魂よ!!勝利を導け!!僕とカーディンと皆に勝利をっ!!ビクトリーカーディンの効果発動!!ビクトリースラッシュ!!」
思い切り剣を振り下ろすように両手を下げる!!
すると、Vカーディンが走りながら右手で右足外側を押し、そこから右足外側が外にに出てくるようにスライドして、そこから上に何かが飛び出して来た!
それは、柄の部分を上にした、Vカーディンのパトライトと同じデザインのパトライトがつばに付いている、白銀の両刃剣!
「くそっ!」
燐機・荒がキャノン砲をVカーディンに向け、連射する!
が、Vカーディンはその剣で弾をことごとく斬り落とし、そのまま剣を振り上げてキャノン砲を真っ二つに斬る!
「しまっ・・・」
そのまま、Vカーディンは剣を逆手に回し、かするように突き上げ相手のバランスを崩させ、そのまま突き落とす!!
ガシャン!!
次へ
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