カードゲームライトノベル Wカードフュージョン11話 策謀の中の少女19
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いくらカーディンでも、あの弾頭二つは・・・
「へっ、これで戦えねぇだろう・・・」
爆風が晴れ、そこには・・・なんと、ウェザがカーディンの前で盾替わりとなっていた!
「なにぃ!?」
「すまない、ウェザリングショルダーハンド・ローテートシールド!!」
カーディンがお礼を言い、ガトリン牛が目を見開き驚いている、よし、今のうちに先に・・・
って、緑の画面にライフカードを二枚取れって出てるな、
じゃ、まずは、右手で元は右から二番目の、今は一番右のカードを、取るっ!
出てきたのはマシングラシスオード!
でも、欲しいのはこれじゃない、左手の手札に移して、
次に、最後に残った真ん中のライフカードを右手で、引くっ!!
これは・・・よし、欲しかったカード一枚目!
これでライフカード引きは終わり、左手の手札にきっちり移し、続けて、チャージゾーンの表側表示のカードを右手で裏にし、
「リチャージ!」
「それなら、二体ごと吹っ飛ばしてくれる!」
ガトリン牛はその全砲門をカーディン達に向け
「ぶっ倒れろぉ!!」
ガトリングを斉射する!
ダダダダ・・・!
「ぬっ!」
カーディンが体の前で両腕を交差させて構え、ガトリングの銃から己を守る!同時にウェザもカーディンの前で盾となり、己とカーディンを守って行く!
続けて、右の手で山札の一番上のカードを引くっ!!
「ドロー!」
「ならばこれだぁ!!」
ガトリン牛がさっきのロケット砲弾を左右腰から左右手で持って取り出し、左右肩のガトリングに付け、カーディンとウェザに狙いを定め、発射する!!
ドシュア!!
ロケット弾は正確にカーディンの前のウェザを撃ち抜き爆発!!爆煙があたりに広がり
「まだまだぁ!!」
そこにガトリン牛の全力ガトリング弾が降り注ぐ!
だけど、後ろにいるはずの僕の方にまでは弾は届いていない、つまり、
「はぁあああ!!」
爆煙からカーディンが飛び出し、ガトリン牛に向かって行く!
「なにぃ!?」
驚きガトリン牛がガトリングを全てカーディンに向けると同時にカーディンが左足側に動く!
「馬鹿が!ならあのガキを・・・ちっ!!」
ガトリン牛の悔しそうな舌打ちが聞こえる、そう、いつの間にか僕の前にはウェザがいて、僕の方までガトリングの弾が届かないように盾になっている!
よし、今のうちに先にすすめよう、
今引いたカードは・・・来たっ!!
引いたカードをチャージゾーンに裏側で置き、
さらに、左手の手札から、右手でさっき引いた最後のライフカードを1番に裏側表示で置き、
「セット!」
「このお!!」
ガトリン牛が全身のガトリングを様々な方向に向け全方位に一斉発射!
けど、カーディンは多少当たっても平気だし、僕の方に来た弾丸は全てウェザが弾く!
「そこだ!」
カーディンがガトリン牛の右手側から右拳を突き出しガトリン牛をぶん殴る!
「ぐふぉあ!この野郎!!」
ガトリン牛が右肩以外の砲門をカーディンに向け、残った右の肩のガトリングガンは上に向ける、
これは・・・そうか、来るのかっ!なら!!
右手で1番に裏側で置いたカードを表に!
「オープン!来い!バトルマシンズ バトルポリストレーラー!!」ガトリン牛が右肩のガトリング砲を含めた全ての砲門から弾丸を発射!!右手の方からポリスカラーのトレーラーが走り込み、カーディンの方を向いたガトリン牛を後ろから吹っ飛ばす!
「どげぐはっ!」
走って来たトレーラーは、前部が低い全高で色が上白下黒に塗り分けられ、一番上にパトライトが付いており、上部中央に左右中ほどまでカバーする狭い窓が付いていて、
その前部がけん引する後部の荷台は、前方が白色で上下左右に少し細く、後ろの方が黒で真四角になっている
「てめぇ!こいつはリュッケンの野郎が言ってたトレーラーか!!」
いつの間にかガトリン牛がトレーラーの方を見て叫んでいた
「どうせこの後合体とかやるんだろうが、そうはいかねぇぜ!!」
ガトリン牛が体の全砲門をトレーラーに向け
「これでも喰らいなぁ!ドガフッ!!」
こともなげにトレーラーに吹っ飛ばされた!
うん、まぁ、うん、このまま終わるならそれでもいいかな・・・
「終わらせるかぁああああ!!」
ガトリン牛が唐突に巨大化していく!
そりゃ終わらないか、そういえば、リュッケンも巨大化してたっけ・・・
「これでも喰らぇえええ!!」
再びガトリン牛が全ガトリング砲をトレーラーに向けてぶっ放す!!
さすがにこれは受ける気になれないか、トレーラーが右前輪の方走り出し、弾丸を避けてカーディン方に行く!
「バトルポリストレーラー!フュ-ジョン合体を!」
カーディンが右手をかざすも、走りながら右半身側に左半身側にスライドし、弾丸を避けるのに精一杯のようだ、
ここは・・・賭けになるけど、ウェザにガトリン牛の気を引いてもらって、
そう思い、ウェザの方を見ると、いつの間にかウェザの前に一体の機牛がいて、ウェザと対峙し、吠えあっている状況になっていた、
その牛は、全身がつぎはぎだらけの鉄色の機械で出きていて、顔には目がわりの赤色の一体型湾曲ゴーグルが存在し、
その角は銅色で、背中には大きな球体と円柱輪がくっついたような砲台が付いていた、
え・・・なに、この状況は・・・
と、その牛、たぶん、スペリングギュが、背中の砲をウェザに向け、蒸気の塊を撃ち出した!
ウェザはこれを背中の盾で受け、そこから互いに完全に睨み合って硬直状態になる、って、こんなもん見てる場合じゃないんだ!
どうすれば・・・どうすれば・・・そうだ!一か八か!
思い切りスペリングギュの方に走り込み、その背中に乗る!
スペリングギュが驚いたように跳ねるが、砲台を抱えるように掴む僕は振り落とせない!
幸い、砲台は蒸気を発射する割には熱くない、今は熱くないだけかもしれないけど、
とにかく、これはどうにかなりそう・・・
「ウェザ!こいつは僕が抑えるから、君はカーディン達の合体補助を!」
スペリングギュが思い切り跳ねまわって行く中、ウェザは、首を縦に振るように体を上下に動かすと、カーディン達の方に飛んで行く!そして、
ガトリン牛の気を引くようにうざったらしく飛び回る!
「なんだてめぇはぁ!!」
ガトリン牛のガトリングのいくつかがウェザに行き、カーディン達の方の砲撃が散発的になる
「ん?だが、てめぇがここにいるってことは・・・」
ガトリン牛の視線が僕の方に向き、ガトリングの内左手小指の一門も僕の方に向く、
このガトリングに驚いたのが僕が掴むスペリングギュだ、スペリングギュがガトリン牛の方を見て固まっている
「死ねやぁああああ!!」
「ほらほら、動かないと死んじゃうよ~」
ガトリン牛の言葉の直後に放たれた僕の言葉に、スペリングギュは一瞬震え上がった後逡巡するように完全に止まるも、すぐに右前足の方を見て走り出す!!
そして、僕とスペリングギュのいた場所に弾丸が着弾していく!
同時に、カーディンとバトルポリストレーラーへの銃弾はかなり少なくなる、それに、致命的に届きそうなものは的確にウェザが弾いているしね!
「バトルポリストレーラー!!フュージョン合体だ!!」
カーディンがバトルポリストレーラーの方に右手をかざす!
「バトルポリストレーラー!!フュージョン合体!!」
よし、それじゃ、こっちも!
右手でバトルマシンズ バトルポリストレーラーのコストを三枚表に!
「僕はバトルマシンズ バトルポリストレーラーのコストの内二枚にバトルマシンズ カーディン カーモードとルストショルダーハンド・パイルバンカーを指定し、バトルマシンズ カーディン カーモードを2番に召喚!コストにはバトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2を指定してこれも2番に召喚!コストには先ほど召喚したバトルマシンズ カーディン カーモードを指定!そして、バトルマシンズ バトルポリストレーラーの三枚目のコストにビクトリーカーディンを指定し、バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2、バトルマシンズ バトルポリストレーラーをコストにして、1番に召喚するっ!!」
右手に表にしたカードのうち一枚を持って山札奥のトラッシュに置き、同様に1番のカードを持ちトラッシュに置いて、表に返したカードの一枚を裏に返し、カードのうち一枚を1番に置くっ!!
カーディンが両肩が上に閉じつつ両腕が上に上がってパトカーの前部となりつつ腰が180度回転し、両足が後ろに大きく曲がってパトカーの後部となり、パトライトの反対側二つが上に上がりパトライトがX字となりつつ走り出して戦場から十分に距離を取り、トレーラーもそれについていって距離を取って、
カーディンがロボモードに戻ると同時に、トレーラーの窓が一瞬光る!
すると、トレーラーの下部から炎が噴き出し、トレーラーの前の方が上に上がって行き、後ろの方を下に向け、
トレーラーの後部端の上から黄色いつま先二つが上の方に曲げていたのを下の方に出すように飛び出してきて、
さらに、上のトレーラーの前部下後ろの部分から横に二本腕を伸ばすように飛び出し、前部上から白くて四角い何かが上に飛びだして行った後、前の部分が左右に割れ、横の方に移動し、前部を両肩に、その下後ろの部分をその下、両腕の部分になるように回転、
下の方に出たトレーラー前の方下後ろの部分がタイヤを外側に出すように回転させ、下後ろの端の部分からそれぞれ右左の拳が飛び出してきて、
前部が両肩に、下後ろの部分が両腕となり、
「とぅ!!」
そこにカーディンがトレーラーに向かって跳ぶ!
そして、頭とパトランプが前に倒れるように跳びだしながらそれ以外が車の形態に戻って車がタイヤを下に二つ折りになり、
頭とパトランプ部分以外が前後に180度回転しつつトレーラーの胸部に収まり、パトランプの下から黄色い両翼の意図持つパーツが出てきてパトランプの下に収まって、上の方からさっき上に飛びだした白い四角いパーツが降ってきて頭に覆いかぶさってその衝撃で頭ごとパトランプが下がりパトランプが胸部に収まって頭が頭部となる、
上から降ってきたもの、それは、無骨な、角の目立つ、白色の金属でできた兜、
頭の上に上にでっぱりな、左右に平べったい四角いダクトが付いていて、口元には下に四角いでっぱりが付いた白い金属マスクが付き、額には、羽とパトライトを模した金のエンブレムが付いている!!
さらに、胸部の緩いV字のパトライトの下二つのパトライトが出てきてX字のパトライトとなった後、上に上がってVVの形となり、ピーポーパーポーと光った後、地面に着地!!
ズシィイイイイン!!
着地した場所から砂ぼこりを上げ、思い切り目を白黄色く光らせると、両拳を上げて、「ビィクトリーィイイイ」左拳を下げつつ右拳を少し前に出して構え「カァーディィイイイイン!!」
叫んだ!!
ビクトリーカーディン、召喚効果・合体適応!!発動確認!なんてねっ!
さて、そろそろ、
「ウェザ!」
ガトリン牛の気を引いていたウェザが声に応え、僕の方に戻ってきた、
「じゃ、後、お願い!」
僕がスペリングギュの砲台から両手を離して降りると同時にウェザがスペリングギュを側部から攻撃して足を止め、互いに向かい合ってこう着状態になる、
同時に、ビクトリーカーディンがガトリン牛の方に向かって走る!
「面白れぇ!!」
ガトリン牛が全ガトリング砲をビクトリーカーディンに向ける、
このままだとパワーでビクトリーカーディンが押し負ける!なので!!
右手でチャージゾーンのカードを一枚表に!「僕はバトルマシンズフルブーストを発動!ビクトリーカーディンのパワーを1200上げる!!」ガトリン牛がガトリングガンを斉射!それに呼応しビクトリーカーディンが上に跳躍!右拳を振り上げる!
「甘いぜ!」
そこにガトリン牛のカウンター右アッパーが決まる!
「ぐはぁ!!」
ビクトリーカーディンは吹っ飛ぶもすぐに着地、ぐっ、効かなかったか、ならばこっち!右手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
「僕はバトルマシンズスーパーフルブーストを発動!ビクトリーカーディンのパワーを2000上げる!!」
「うぉおおお!!」
ビクトリーカーディンが叫び、ガトリン牛に向かって走り出す!
「来いやぁ!!」
ガトリン牛が全砲門をビクトリーカーディンに向けて一斉に発射!だが、今のビクトリーカーディンにはそんなものは効きはしない!!
「ならこうだぁ!!」
ガトリン牛は射撃を放棄し、両手を上方外側に広げ前に出し、ビクトリーカーディンとガッキと組み合う!!スーパーフルブーストが相殺された!?今のがスチームブモーッ! スチームギューン!!か!?
そのせいか、ビクトリーカーディンが押されていく、
せめて、互角にまでは持って行く!
右の手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
「僕はバトルマシンズブーストの効果を発動!ビクトリーカーディンのパワーを600上げる!!」
ビクトリーカーディンが何とか持ち直していく!
が、そこでガトリン牛の左肩のガトリングがこちらを向く、
ここで蜂の巣にされるわけにはいかない!
急いでスペリングギュの裏側に入り込み、
ダダダ・・・!!
突如聞こえた銃撃音!ウェザはその盾で防御し、僕の方には銃撃は届いていない、
が、スペリングギュの方から何かの金属を弾く音が幾度も響く、どうやら、僕に来た銃弾を全てスペリングギュが受けているようだ、お気の毒に、恨むならスペリングギュがいるのに打ち込んできたガトリン牛を恨んでね、
な~んて、言ってる場合じゃないよね、
右手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
「僕は機械荒野の巻き砂の効果を発動!ガトリン牛のパワーを600下げる!!」
ガトリン牛の足元が砂状になり、足場が弱く滑るようになったガトリン牛が徐々にビクトリーカーディンに押され、
「ブフォオオオオオ!!」
突如、ガトリン牛が右足でビクトリーカーディンを押し飛ばし、両手で両腰からロケット弾頭を取り出し、両肩のガトリングガンに装着!ガトリングガンを下に向けロケットを足元に向けてぶっ飛ばし、その爆風で周辺の砂全てを吹っ飛ばした!!
「これで動きやすくなったぜ!!」
マジか!?あんな手で足場を確保するか!?
これでラストだ、ええい、効いてくれよ!
右手でチャージゾーンのカードを一枚、表に!!
「僕は機械荒野の流れ石の効果を発動!今度こそ、ガトリン牛のパワーを600下げる!!」
ドザァ!
いきなり小石の津波がガトリン牛の後ろから襲い掛かって行く!
ドザザザ・・・!!
その音を聞いたのか、ガトリン牛が突如後ろに振り返って
「なんだぁ、ありゃあ」
微かに驚く
しかし、その目つきが鋭く変わり
「けっ!なんにしても打ち砕いてやるぜ!!」
体中のガトリングで、津波を撃ち貫いていく!
「オラオラオラ!!」
しかし、さすがに銃器で小さい石の津波を砕くのは無理があったらしく、ガトリン牛はあっという間に小石の大きな波に飲み込まれる!!
「うぉおおおお!!」
ちなみに、この間にもVカーディンはしっかり両腕を顔の前に上げて防御していたりする、
とにかく、今の様子なら、相殺は無いっぽいな!
右手でチャージゾーンのカードを二枚表に!
「僕は機械荒野の流れ石のコストにバトルマシンズフルブーストとバトルマシンズスーパーフルブーストを指定!!」
「っちぃ、何だってんだ!」
埋もれたはずの小石の山の中から文句交じりに顔と体を上げるガトリン牛
「どりゃあ!!」
対称的に、自身の上に振りかぶっていた小石を両腕で豪快に吹き飛ばすVカーディン!
「うぉおお!!」
その小石を受け、ガトリン牛がひるんだ!
「そこだ!!」
Vカーディンが右拳を振り上げ、叩き込む!!右拳がガトリン牛の左頬にヒット!!
「ぐふぁ!!なろう、今度こそ!!」
ガトリン牛がガトリングを全て向けようとするも、その前にVカーディンは懐に入り込み、その両手を掌底のように叩き込んで吹っ飛ばす!!
「ぐぬぅうう!!」
ガトリン牛は足元の石を弾き飛ばしつつ石を踏みながら無理矢理何とか着地!素早く右左腰から右左手でロケット弾を取り出して右左肩のガトリングに着け、Vカーディンに向け
「ちくしょう、これでもどうだぁあああ!!」
ロケット弾頭をぶっ放す!
だが、カーディンは臆さず突き進み、ロケット弾にぶち当たる!
ズガァアアアアン!!
大きな爆発が巻き起こる!!
「やったか!?」
爆炎の煙の中からVカーディンが走り込んでくる!
「ちくしょう!!」
ガトリン牛が続けて全身のガトリングガンをVカーディンに向かって放つが、Vカーディンは止まらない!
「うぉおおおおお!!」
「ぬぅおぅ!?」
この気迫にけおされたか、ガトリン牛が後ろに下がり
「うわぉ!」
足元の石に足を取られて後ろにこけ、その間にVカーディンが右拳を振り上げて下から顎に叩き込み、浮き上がったところで左拳を腹に打ち込み、上に吹っ飛ばす!!
「ぐへぇあ!!」
ガトリン牛が上に飛ぶ
「あああぁぁぁぁ!!」
だが、ここで終わらない!眼下のVカーディンに向かい、全ガトリング砲を向けて、撃つ!
「ぐっ!」
辺りの小石ごと、Vカーディンを全開銃撃!!
だが、どうやら、ようやくこの宣言ができそうだ、
左手奥のトラッシュのバトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2とバトルマシンズ バトルポリストレーラーのカードを右手で横向きにして、右手を前に出し、宣言!
「鋼の意志よ、電子の魂よ!!勝利を導け!!僕とカーディンに勝利をっ!!ビクトリーカーディンの効果発動!!ビクトリースラッシュ!!」
両手を互いに握って振り上げ、剣を下ろすように振り下ろす!!
と、Vカーディンが銃弾浴びせ掛けられる中、右足の外側が箱のようにスライドして中から剣が飛び出して来た!
それは、Vカーディンのパトライトと同デザインのパトライトがつばに付いた白銀の両刃剣!!
Vカーディンはそのスライドした部分を銃弾が貫き飛び出した剣が銃弾を弾く中でその剣を右手で取って抜き、飛びだした部分をその右手で押してしまい、剣を両手に持ち替え、ガトリン牛を良く見据え、跳ぶ!
「でやぁああああ!!」
「だぁあああああ!!」
ガトリン牛がさらにガトリングの連射速度を上げてVカーディンに弾丸を雨あられと降らせる!だが、カーディンはひるまず、ガトリン牛に向かって一直線に跳び、ガトリン牛にその剣を振り下ろしその勢いで右手にすれ違い、落下、着地、ガトリン牛も地に落ちて着地し、ガトリン牛の体から袈裟懸けに光が放たれていく、
「ガトリン牛、正直、リュッケンの方が強かったぞ」
「そ・・・そんな、馬鹿なぁああああ!!」
ガトリン牛の体の袈裟懸けの光が増大していき、辺りを満たしていく
「ヌガァアアアアア!!」
ドッガァァアアアーーーーン!!
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