バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

策謀の中の少女/16 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン11話 策謀の中の少女16
 
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 「でりゃあああ!!」
 銃口が向けられた瞬間、思い切り左手側に走り込む!
 またも、僕がいた場所に銃弾が撃ち込まれた!
 「なっ!このガキゃあ!また!!」
 ん?あれは・・・よし!ガトリン牛の方に顔を向けて・・・
 「どうしたの?子供に当てる腕も無いの?それとも、へたっぴなのかな?」
 「んだとこらぁ!!それならお望み通り当ててやらあ!!」
 刹那、ガトリン牛の左側面に、ヒーティンギュが叩きつけられた!
 ゴッ!!
 「ナイスだ!双歩!!」
 「ぐっ!てめぇ!!」
 ヒーティンギュを押しのけ、ガトリン牛がカーディンの方を見る、
 そう、僕が挑発するように言葉を吐いたのは、カーディンがなんとかヒーティンギュを抑えこみ、投げ込もうとしていたからだった・・・おとりになったのである、
 そして、ガトリン牛はカーディンの方を向いている、ヒーティンギュも同様だ、今の内に右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返し、
 「リチャージ!」
 キューブが向こうから走り込み跳躍、ガトリン牛に向かってその右拳を振り上げる!
 「ちぃい!こいつもいたか!!」
 ガトリン牛のガトリングガンがキューブに向き、弾丸が発射される!
 キューブがその弾を受けてもろに吹っ飛び
 「スケルトンキューブ!」
 そのフォローにカーディンが走り出し、同時に、ヒーティンギュも駆け出した!
 続けて、山札の一番上のカードに右の手をかけ、
 「ドロー!」
 カーディンが走り込んでヒーティンギュの左前足側をすり抜けその右足をガトリン牛のガトリング砲の根元に向かって叩き付けてキューブから照準を外させ「うおっ!」そこにヒーティンギュが左前足側にUターンして突っ込んできてカーディンを吹っ飛ばす!「ぬあっ!」
 向こうの状況は大混戦といったところか、ここから誰が最初に一歩引いた場所に行くか、という話だが・・・
 これ、最初に変えるきっかけを出せそうなのは他でも無い、僕なんだけど、そのためには色々先にすすめないと、
 今引いたカードは機原砂風・風波返し!
 これはとりあえず左手の手札に移して、このターンは・・・この二枚!
 右手で左手の手札からウェザリングショルダーハンド・ローテートシールドを引いて2番に裏側置き、
 さらに、右の手で左の手の手の札から機械荒野の流れ石のカードを引き、チャージゾーンに裏側表示で置いて、
 「セット!」
 カーディンがヒーティンギュの角を両手で持って抑える
 「そのままだぜぇ!」
 も、ガトリン牛がガトリング砲で狙い、そこにガトリン牛に向かってキューブが走り込み
 「ならこっちだ!」
 ガトリン牛が方向を変え、キューブにガトリングガンを撃ち込む!
 思わず吹っ飛ぶ、キューブ!
 「さらに、これならどうだ!」
 ガトリン牛はそのままガトリングでカーディンを撃ち、
 「ぬわっ!」
 そこから流れるようにガトリングガン銃口を僕の方に向けようとしてくる!
 くっ!、カーディンもキューブもフォローできる状態には無い、でも!
 右手で2番に裏側で置いたカードを表に!
 「オープン!」
 僕の方にガトリングの砲口が完全に向く!
 そこに右手手前の方から四角い盾が横に平べったい魚のように泳いできた!
 それは、背中に砂色に風化した長方形の盾をかぶり、下の方で不気味に目つきの悪い二つの目をギロつかせている、
 その盾は、僕の前に来てガトリングの弾を弾きながら一気に直進しカーディンとガトリン牛達の間を横切り、その場を仕切り直した、
 「なんだぁ!?いきなり・・・?」
 呆然とするガトリン牛だが、間髪入れずにウェザリングショルダーハンド・ローテートシールド、ウェザが踵を返し突進を駆けて行く!
 「けっ!そっちの味方ってことかよ!おらぁ!」
 ガトリン牛がガトリングの砲身でウェザを下から突き上げる!も、ウェザはとっさに後ろに避け
 「ならこっちも追加するぜ!うらぁ!」
 上を向いたガトリングの砲塔から弾丸が放たれる!
 と、向こうの方から機械のブーメランが飛んで来た!歪曲した、鉄板と光る機械が集まってできたような蒸気をところどころから吹き出すブーメランだ!
 ウェザが後ろからそのブーメランにぶつかり飛ばされるも、何とか地に落ちずにふらふらとカーディンの方に戻って行き、一方のブーメランは一方向に蒸気を噴出して回転力を取り戻しつつ向こうの方に戻って行く、
 そして、戻ってきたブーメランを一体の直立二足の牛が受け止めた!
 筋骨隆々のシルエットにこわもての茶色い牛の顔、両腰からはバイクのマフラーのような物が後ろに伸びてその胸には巨大なホイールシリンダーが飛び出て回っており、全身に白黒でまとめられたパジャマ風のフードつきホルスタインスーツを着ている、
 ええっと・・・何も言うまい、とりあえず、ウェザのコストをっと、右手でチャージゾーンのカードを一枚表にし、
 「僕はウェザリングショルダーハンド・ローテートシールドのコストにルストショルダーハンド・パイルバンカーを指定!」
 で、向こうの蒸気牛 スチームブモーッ! ブーモランギュのコストは、
 スチームブモーッ! 蒸気サイクロン!!、スチームブモーッ! タックルダッシュ!!、スチームブモーッ! フェイントゴウシャー!!か、全部戦闘前タイミングのリサイクルカードだ、発動できるカードは無しっと、
 こっちは発動出来るカードあるけど、追加で召喚とかは無し!
 カーディンがヒーティンギュをガトリン牛に向かって放り投げる!
 「でやぁ!!」
 「ちっ!」
 ガトリン牛がヒーティンギュを右手で受け止め
 「ブーモランギュ!やれ!」
 そこでブーモランギュがブーメランを放り投げる!
 まずは、これであのブーメランを弾いてもらおう!右手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
 「僕はバトルマシンズフルブーストを発動!バトルマシンズ スケルトンキューブのパワーを1200上げる!」
 そこでカーディンがブーメランの方に向おうと走り出し、次の瞬間、キューブがブーメランの方に視線を向けながらカーディンの前まで走って右手を横手でカーディンの前に出してカーディンを止める
 「キューブ、行ってくれるか?」
 キューブが右肩の方に顔を向けて後ろのカーディンを見つつ首を縦に振り、正面に向き直って走り出し、向かってきたブーメランを右手で打ち払い、ブーモランギュに向かって行く!
 ブーモランギュはこれに右の拳で答え、振り上げ、撃ち込む!キューブはかろうじて右足の方に跳びつつ右拳を振り上げ突き返して行き、右拳がブーモランギュの胴にぶち当たる!
 ゴッ!
 しかし、ブーモランギュには大したダメージは与えられないのか、ブーモランギュはひるむ様子すらない、
 そこに、ブーモランギュのブーメランが戻ってきた、
 って、カード!?スチームブモーッ! トビダンゴウシャー!!!?コスト3で発動できないはずなのに・・・そうか、蒸気牛 スチームブモーッ! コールバーンの効果でコストが下がってるのか!?
 そういえば、心なしかブーメランの勢いが増してきたような、ええい!!
 「キューブ、後ろ!」
 キューブが僕の言葉を聴き、一瞬チラリと左肩の方を向いて後ろを確認した後、後ろに跳びつつ箱形態に戻り、ブーメランを頭上でやり過ごし、ブーモランギュがブーメランを受け取った、
 ヒーティンギュが突如カーディンに向かって走り出し、ウェザがその前に立ちはだかる、
 立ち止まり、様子を見るヒーティンギュ、同じように相手の様子をうかがうウェザ
 「おらぁ!」
 そこでウェザに向かってガトリングを向け撃ち出すガトリン牛!しかし、その弾丸は全て弾かれた!ウェザがチラリとガトリン牛の方を見る
 「ちぃい!こいつも効かねぇのかよ!」
 愚痴るガトリン牛
 「なら、こいつならどうだぁああ!」
 刹那、ガトリン牛はその右拳を握って振り上げ、ウェザの方に向かって行き、同時に、ヒーティンギュも走り出す!
 「甘い!」
 そこにカーディンが走り込みつつの左回し蹴りをガトリン牛にぶつけようとする、が寸前でガトリン牛が後ろに跳んで回避した!
 「ぐっ、危ねぇ危ねぇ・・・」
 一方のヒーティンギュは、カーディンの右脇遠目からウェザの方に向かって行く!
 「ぬ、しまった!」
 カーディンがうろたえる間にも、ガトリン牛が左拳を振り上げ叩きつけてくる!
 カーディンは寸前で顔を戻して気づき「ぐっ!」両腕を交差して防ぎ、弾き返しつつ後ろに下がる
 「よそ見してる暇はないぜ」
 「ううむ・・・」
 そんなこんなしてる間にも、ウェザが前方のヒーティンギュに向かってまるで対抗するように突進飛翔していく、
 ウェザとヒーティンギュが激突!しかし、ヒーティンギュの方が押し始める!
 さらに、当たった角度からなのか、ウェザが左脇の方に押され、
 次第にキューブとブーモランギュに近づいていく・・・
 そして、ウェザとヒーティンギュが、キューブとブーモランギュにかなり近づいた・・・よし、ここで!
 右の手でチャージゾーンのカードを一枚表にしつつ宣言!
 「僕は機械荒野の巻き砂を発動!蒸気牛 スチームブモーッ! ブーモランギュと蒸気牛 スチームブモーッ! ヒーティンギュのパワーを900下げる!」すると、キューブが後ろに跳び、刹那、ヒーティンギュとブーモランギュの足元が砂状に変化
 「ブーモランギュ!ヒーティンギュ!蒸気を吐き出せ!!」
 ガトリン牛の指示を受け、ブーモランギュとヒーティンギュが全身から蒸気を勢いよく吹き出し、それによって地面から少し宙に浮き、砂を回避する!
 あれは、スチームブモーッ! スチームドライアー!!!?なんて無茶を、でも、こちら側としては相殺されてしまった・・・
 ヒーティンギュが少し浮いたままキューブに突進していき、ブーモランギュが後ろに大きく下がり跳んで砂の範囲から逃れつつブーメランを投げる!
 「キューブ!」
 カーディンがキューブの方に顔を向け、その瞬間、ガトリン牛がその左足で回し蹴りを放ち、カーディンの右足にぶち当てる!
 「ぐっ!?」
 「悪いが、足止めさせてもらうぜ!」
 「仕方がない・・・!」
 カーディンがガトリン牛の方に向き直り、対するガトリン牛は後ろに跳んで距離を取る、
 カーディンも援護には向かえないか・・・でも、このままカードを発動して行っても、1番戦闘で向こうが勝つ目は・・・それは1番戦闘前にわかったはず、あ、そうか、1番戦闘で極力相殺して、2番戦闘だけでも勝とうという腹積もりか、なら!
 まずは、右手を前に出し、宣言!
 「僕はバトルマシンズ スケルトンキューブの効果を発動!蒸気牛 スチームブモーッ! ブーモランギュのパワーを1000下げる!」
 キューブが箱状になり、そこにヒーティンギュが突っ込んでいく!ヒーティンギュは箱キューブを角で掬い上げ、
 ビヨヨ~ン!!
 ここでキューブが人型に戻る!目の前で人型に戻ったことに驚き一瞬動きの止まるヒーティンギュ、
 対して、人型に戻ったキューブは両手でヒーティンギュの角を持ちつつ、両足の方を曲げて上げ、一気にヒーティンギュの額を蹴っ飛ばしてヒーティンギュを吹っ飛ばす!が、そこにブーモランギュのブーメランが迫る!
 まだだ!右手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
 「続けて、バトルマシンズブーストの効果を発動!バトルマシンズ スケルトンキューブのパワーを600上げる!」
 ブーメランがキューブに迫り、ブーメランに向かい、左手の方からウェザが体当たりをかけ、ブーメランを吹っ飛ばした!
 よし、ウェザが来るとはちょっと予想外だったけど、
 ここまで相殺無し、もうすでにキューブはブーモランギュのパワーを上回ってる、
 それなら、こいつも相殺されないはず!
 右の手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
 「僕は機械荒野の流れ石の効果を発動!この戦闘をスキップ!ブーモランギュを3番に移動させた後ターン終了時にトラッシュに!ヒーティンギュのパワーを600下げる!」
 突如、右手向こうの方から石が大量に流れてきた!
 石と言っても小石程度だが、まるで大河である、
 「なっ!?」
 「うおっ!?」
 カーディンとガトリン牛は驚くがまったく流されたりもしない、足の底が少し埋まる程度である、石が軽いのだろうか?それとも、案外勢いが無かったのかもしれない、
 が、これに運悪くブーメランが跳ね飛んだ小石に当たって流されていき、埋まり、蒸気を出しても飛行できなくなっている、
 慌ててブーモランギュが取りに行こうとし、石を踏んで滑り流されていく、これをキューブが追って、やっぱり石踏んで滑った!
 ええと、今のうちに機械荒野の流れ石のコストっと、右手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
 「僕は機械荒野の流れ石のコストとして、機械荒野の巻き砂を指定!」
 と、二体が離れた間にウェザとヒーティンギュが対峙する、
 ウェザが宙を飛ぶのに対し、ヒーティンギュは四肢を地上に付けている、小石の散乱するこの状況では、やはり、ウェザの方が有利か・・・
 そんな僕の考えもお構いなしに、ヒーティンギュが小さい石を弾きつつ走り出す!小石がウェザに当たり、ウェザが迷惑そうに目をしかめる、
 ぐっ、無理して効果発動してくるなぁ・・・でも!
 右手を前に出し、宣言!
 「僕はウェザリングショルダーハンド・ローテートシールドの効果を発動!蒸気牛 スチームブモーッ! ヒーティンギュの効果を相殺する!」
 ウェザ上部の盾から外側に十六等分ピザのような物が十字に出て、そこから円形のシールドが展開され、その円形四角の盾で小さな石を弾きつつ、ヒーティンギュに向かって行く!
 両者激突する、ウェザとヒーティンギュ!
 ヒーティンギュが跳躍しつつウェザの盾に角を突き立てようとするもウェザが自身を回転させつつこれを弾き、ヒーティンギュを大きく跳ね飛ばし、ヒーティンギュに向かって行く、
 一方のヒーティンギュ、跳ね飛ばされ着地するも小石に足をとられ着地失敗、右半身を小石のカーペットに打ち付けつつその小石に体をガラガラと運ばれていく、地味に痛そうである、あれ、
 が、やはりこのままでは終われないのか、立ち上がり、ウェザの方に向かって行く!
 小石跳ねとばし走るヒーティンギュ、空中から襲い掛かるウェザ、盾の体を回転させて跳ね飛ばそうとするものの、今度はヒーティンギュに両の角で受け止められた!
 体を回転させ火花を散らし押しながらヒーティンギュを無理矢理押す、が、ヒーティンギュはこれを一気に押し返してウェザを弾き飛ばした!
 これはまずいと感じたのか、ウェザが上に飛ぶ、その真下を追いかけて行くヒーティンギュ、
 今度は不意にヒーティンギュが上に跳んだ!あわてて避けるウェザだが、何かを見つけたように地上の石の下流側の一点を見据え、真っ先にそちらの方に向かう、ヒーティンギュも落下後それを追って行く!
 たどり着いた場所は他の場所より一際小石の多い場所、が、それでもお構いなく小さい石を弾きヒーティンギュが迫る!
 と、不意にウェザが下の方に潜った、一体何を・・・?
 そう考えた次の瞬間、ウェザが高速回転し、まわりの石を一斉にヒーティンギュに飛ばす!これにはヒーティンギュもたまらず小石に当たって弾かれる!
 次の瞬間、ウェザがヒーティンギュの真下に潜った!、次は何する気だ・・・?
 刹那、ウェザが回転しつつヒーティンギュの真下から体当たりをぶちかます!体が両断されることは無かったが上に昇って行くウェザとヒーティンギュ、これは、ヒーティンギュ、四肢や尻尾や頭をがむしゃらに動かして抵抗しているものの、ほとんど無意味だ、
 そうして、ウェザとヒーティンギュが上に昇って行き、不意にウェザがヒーティンギュを落とす、上下さかさまのまま落ちて行くヒーティンギュ、そこに、ウェザが回転しながらその腹に自身の盾を叩き付けた!
 これにはさすがのヒーティンギュも全く抵抗できない!そのまま体の各所から蒸気を吹き出しつつ小石まみれの地面に激突!
 体が両断されることは無かったものの、背倒しから横倒しにすらなれず、頭や四肢を小刻みに痙攣させるように動かしていたもののついには動かなくなり爆発!消滅した!!
 対し、流され流れたキューブとブーモランギュ、互いに立ち上がり対峙する、
 ブーモランギュが右手のブーメランを思い切り投げる!
 すると、キューブが右手で足元の小石を握って持ち上げ、思い切りブーメランに投げて弾いた!
 ゴン!!
 ブーメランはあらぬ方向に飛んで行き、バランスを崩し、蒸気を噴出してバランスを取ろうとし、
 ゴン!ゴン!ゴン!
 キューブの石投げ連打を喰らい、バランスを失って行く、そこにブーモランギュがキューブに向かっていって右拳を振り上げ突きつけるもキューブは姿勢を下げて華麗にかわし、なおも小さい石を投げ続ける、ブーモランギュは続けて右足を振り上げるもキューブは右足側にずれて避け、頭突きをしても思い切りしゃがんで避け、仕方なしにブーモランギュはキューブの両腕を抑えるように止めようとするがキューブはお構いなしに今度は思い切り右足で足元の石を蹴った!
 石は思い切りブーメランにぶつかり、ブーメランが吹っ飛んで行く、呆然と見つめるブーモランギュ、そこに、キューブが思い切り自身の右拳を叩き付けた!
 ドガァ!!
 ブーモランギュは尻もちをつき、キューブを止めるように右手の平を前に出して前後に動かすが、キューブはお構いなしに右手で足元の石を拾い上げ、両手に持ち替え、振り上げて、思い切りブーモランギュの頭に叩き付けた
 ゴッ
 ブーモランギュが後ろに倒れ、爆発、消滅した!
 と、吹っ飛んで行ったブーメランがなぜかカーディンの方に向かって行ってカーディンの後頭部に当たる
 「あたっ!!」
 カーディンが後頭部を右手でさすりつつ後ろの方を見る、カーディンの後ろでは、ブーメランが地に落ち、カーディンが見る中で爆発、消滅した
 「へっ!よそ見してる暇はねぇぜ!!」
 ガトリン牛がカーディンに向かって走り出し、右足を外側に振り上げた!!
 
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