バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

急襲、キューブフィアーザー!守れ、牧場!!/15 WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン13話 急襲、キューブフィアーザー!守れ、牧場!!15
 
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 カーディンが走り近づいていくものの、今だアーザーとの距離は遠い、
 ううう、とにかく、今できることをしておこう、
 緑の画面にライフカードを3枚とれって出てるな、とにかくとっておこう、
 ・・・今、戦闘を行えるカードは、一枚足りとも手元にない・・・
 ここで戦闘を行えるカードを引けなきゃ、いや、引いても生半可なカードじゃ・・・
 ええい、とにかく引いてからだ、
 まずは一枚目、元は左から二番目の今は一番左のカード!!
 ていっ!!
 右手で引き、おそるおそる見てみると・・・それは機木の盾のカードだった!!
 違う!これじゃない!!
 とにかく二枚目、右手で引いたカードを左手の手札に入れ、
 改めて、今度は元は右から二枚目、今は一番右のカードを・・・引くっ!!
 ・・・出てきたのは機鱗の盾、うう、これでもない・・・
 とにかく、三枚目だ!!引いたカードを左の手の手の札に移し、
 最後に残った、元は真ん中のカードを、引くっ!!
 頼む・・・!!こいつは!!バトルマシンズ バトルポリストレーラー!!
 とにかく、これを左手の手札に移し、続けて、チャージゾーンの表側表示のカードを右手で裏に返して、
 「リチャージ!」
 アーザーが牧場に向かって一直線に走って行く!
 続けて、山札の一番上のカードを右手で持ち、
 ・・・これで・・・来いっ・・・!!
 引くっ!!
 「ドロー!」
 カーディンの駆動音と、アーザーの走る音だけが響いている、そんな中でおそるおそるカードを見、
 ・・・来たっ・・・!!
 引いたカードをチャージゾーンに裏側で置き、
 左手の手札からさっき引いたバトルマシンズ バトルポリストレーラーを右手に取り、1番に裏側で置いて、
 「セット!」
 アーザーが一直線に牧場に駆けていくも、カーディンは距離を詰めてゆく、
 さぁ、ここからだ!!
 右手で1番に裏側で置いたカードを表に!!
 「オープン!!バトルマシンズ バトルポリストレーラー!!」
 カーディンの左身に並走するようにポリスカラーのトレーラーが走ってきた!
 前部が上が白、下が黒に塗り分けられており、屋根の上の方にパトライトが付いていて、上部中央には周りを見渡すための前左右一繋ぎの狭めの窓付いており、
 その前部がけん引する後部は、前の方が白色で上下左右に少し細めに作られ、後ろの方は黒で真四角となっている
 「バトルポリストレーラー!よし飛ばすぞ!!」
 カーディンとバトルポリストレーラー、トレーラーがアーザーを左右から挟み込む様に追い抜いていく
 「ちょっと、あいつらあれをどうにも出来てないじゃないの!!」
 前方からアリスのどなる声が聞こえてきた、よく前方を見ると、そのアリスが首だけリュッケンと共に牧場の前で立っているのが見える、
 ええい、うるさい!これからどうにかするところなんだ!!
 カーディンとトレーラーがアリスの前に左右から駆けつけアーザーの方を向くようににターンして止まる!
 キキッ!!
 「ちょっと、あなた達!!」
 「話は後!!」
 僕は急いで右手でシートベルトの金具を外して助手席のドアを開けて外に出、その右の手で勢いよくドアを閉めるっ!
 ドン!!
 「これから、どうにかするんだから!!」
 「っつ・・・!!」
 アリスが一気に黙り込む
 「いい!!絶対どうにかするのよ!!」
 と思ったら、この言葉である、まったく・・・さぁ!!
 「カーディン!行くよ!!」
 「任せろ!!」
 向こうがオープンで表にしてきたのは戦闘前タイミングのスマッシュカード、1番戦闘で勝つことを重視してきたか!!
 でも、おかげでこっちは一気に召喚が効く!!
 まずは、牧場側に少し走って振り返りつつ右手でチャージゾーンのカードを二枚表にし、一枚を二番に移動!!
 「僕はバトルマシンズ バトルポリストレーラーのコストにまず、バトルマシンズ カーディン カーモードとバトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2を指定!バトルマシンズ カーディン カーモードを2番に召喚した後、そのバトルマシンズ カーディン カーモードをコストに、バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2を同じ2番に召喚する!!」
 「プログレスチェーンジ!!」
 カーディンのパトカー部前部が開いて両肩になりながらその間から頭が出て額のパトライトと羽のエンブレムがきらりと光り
 後部が曲げていた足を大きく伸ばすように外装ごと伸びて地に付け、自身を宙に跳ばしつつ腰の部分が180度回転、
 続けて、開いた両肩の部分から脇を閉めるように両腕が出現、その両腕がタイヤの部分を外側に出すように180度回転し、
 胸の部分となったX字のパトライトの下二つが振り子が上がるように胴側に上がってパトライトが緩いV字のパトライトとなってパーポーパーポーと音を発しながら光り、
 大地に着地する!!
 次いで右手でチャージゾーンのカードを二枚表にし、モンスターゾーンの二枚のカードを山札奥のトラッシュに置きながら表にしたうちの一枚を1番に置く!!
 「さらに続けて、僕はバトルマシンズ バトルポリストレーラーの三枚目のコストに連撃波動の途を指定し、バトルマシンズ カーディン カーモードのコストにビクトリーカーディンを指定!!バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2とバトルマシンズ バトルポリストレーラーをコストに、1番に、ビクトリーカーディンを召喚する!!」
 「行くぞ!!バトルポリストレーラー!!フュージョン合体だ!!」
 カーディンがバトルポリストレーラーに右手をかざす、
 すると、バトルポリストレーラーの窓が一瞬光り、トレーラーの下の方から炎が噴き出して前部が上に上がって行き、前部を上にし、後部を下に、屋根部を前にして、
 次の瞬間、後ろ部分が左右に割れて後部下前端の方から黄色いつま先が、上げていたつま先を下げるようにして飛び出し、
 今度は、上の方に行ったトレーラーの前部後ろから両腕が背側に飛び出すように出、トレーラーの前の部分から上に白く四角い何かが跳びだした後、前部が左右に分割して、横の方に回転、前部を左右両肩に、後ろ下部分をその下の両腕にするように展開しながら下に出た両腕部分がタイヤを外側に出すように回ってその下から両の拳が飛び出し、
 前部が両肩に、その下が両の腕となる!!
 「とぅ!!」
 そこにカーディンが跳躍していく!!
 頭とパトライトを上に跳びださせ、それ以外の部分を車形態へと戻し、
 頭とパトライト部分を180度反転させて車の前部の方に向け、その頭とパトライト部以外をタイヤ部分を下にして二つ折りにし、トレーラーの胸部へと収まる!
 そこで、家からさっき飛び出していった白い四角いパーツがカーディンの頭に覆いかぶさり、
 カーディンの頭を下に押して、頭ごと、パトライトを胸部に押し込み、その上でカーディンの兜となって頭部を形成する!!
 そのパーツは無骨なかどが目立っている白い金属の兜であり、上と左右に四角いダクトが付いていて、
 口元に下に四角いの出っ張りの付いた白い金属のマスクが付いており、
 額に羽とパトライトを模した金のエンブレムがありr、
 突如、胸部のパトライトの下二つが上に上がり、VVの形となりつつその下に黄色い翼の意図のパーツが出現、パトライトをパーポーパーポーと鳴らしながら光りつつ、
 着地!!
 ズシィイイイイン!!
 合体したカーディンが地上から砂ぼこりを上げつつ大地に降り立ち、
 目を光らせながら両腕を上げて後、左拳を下げながら勢いよく右拳を少し前に出し構え
 「ビィクトリーィイイイカァーディィイイイイン!!」
 叫んだ!!
 「さらにここで、ビクトリーカーディンの召喚効果・合体適応!!が発動!!」
 ビクトリーカーディン、Vカーディンがその両手で向かい来たアーザーを押しとどめた!!
 「ぬぅぉおおお!!」
 「ぐぅぉぉおおお!!」
 Vカーディンはアーザーの勢いからか少し押される、
 だが、すぐに両足に力を入れ、アーザーを押し返した!!
 「ぐぅぉおおお!!」
 アーザーは少し吹き飛ばされながらも、すぐに立ち直り、Vカーディンと対峙する!
 「有機生命体、倒す、倒す」
 「なぜだ!なぜ、有機生命体を滅ぼそうとする!!」
 カーディンが唐突にアーザーに質問する、確かに、メインサーバの情報で暴走、どうして無理にでも有機生命体を倒さなければならないと判断したのかは気になるが、何か聞けるか・・・?
 「有機生命体、人間の餌になる、人間、おれ達を酷使した、メインサーバ、欠片とはいえ示した、おれ、確信した、人間、許せない、増やしてはいけない・・・」
 「その情報は偏っている!人間は話を聞く生き物だ!話ができれば、酷使することも無くなる!!私の皆との経験にも、そうあった!!」
 「お前、人間の味方する、許せない、許せない、人間の味方するやつも滅ぼす!!滅ぼす!!」
 「くそっ!話を聞かねば、その話を聞かぬ人間未満にしかならないではないか、なぜそれがわからん!!」
 Vカーディンがそう嘆く間にも突如、アーザーがその両拳を思い切り叩き合わせ、
 ゴィン!!その反動で外側後ろに出して、大きく吠える!!
 「ぐぅおぉぉおおお!!」
 緑の画面にカードが?キューブィアーザー ブロック・ド・ブロック?
 さしずめ、この後に意地でも連続攻撃を仕掛けるという宣言、と見ていいのか、
 そう思っている間にも、アーザーがVカーディンに跳びかかって行く!!
 「くそぅ!!」
 呼応し、Vカーディンも駆け出し、立ち向かう!
 体格はあちらの方が大分大きい、が、Vカーディンがその右拳を握り突き出していく!!
 とっさにアーザーが左腕で防御するも、吹っ飛んだのはアーザーの左腕の方!!
 続けてのVカーディンの左拳が突き出される!アーザーは左の腕を戻しつつ右腕で防ごうとするが、やはり、吹き飛んだのはアーザーの左腕の方!
 Vカーディンは続けて右ひざ蹴り!が、アーザーはとっさに地に足を伸ばし、後ろに蹴り跳んでこれを避けた!
 が、アーザーに向かい、Vカーディンが間髪入れずに突進し、その左足を振り回す!!
 なっ!画面にさっきオープンで出してきたキューブィアーザー バニッシャーブロックというカードがっ!?
 すると、アーザーがVカーディンに反応するかのように左足を振り回す!!盛大に大きな音を立て、左足同士が組する!
 ドガァ!!
 さっきのパワーの差なら、勝つのはVカーディンのはずだが・・・?
 しかし、押され始めたのはVカーディンの方!徐々にアーザーの左の足が押していく!!
 やはり、さっきのキューブィアーザー バニッシャーブロックのカードの効果が効いてるか!?
 だけど、それならこっちもこっちで考えがあるっ!!
 右手でっ、チャージゾーンのカードをっ、表にっ!!
 「僕はバトルマシンズブーストの効果を発動!キューブィアーザー バニッシャーブロックを相殺するっ!!」
 「はぁあああああ!!」
 カーディンの声が響き渡り、Vカーディンの左足が一気にアーザーの左足を押し切る!!
 「グワオッ!!」
 そのままVカーディンは左足を地に踏み込みつつその勢いを利用して右足を上げて半回転しながら右後ろ足蹴りをアーザーの胴にぶち当てる!!
 グォン!!
 これにはアーザーもぶっ飛び、その背を叩き付ける!!
 が、すぐに両腕を地に叩き付け、その反動で上宙に跳ぶ!!
 さらに、空中で右拳に力を込め振り上げる!!
 あれを伸ばしてくるにしろ、直に叩きつけてくるにしろ、コスト4のスマッシュカード、
 キューブィアーザー ガグバニッシャーブロックなんてカードが発動してるんだから相当なパワーがあるはず、でも!
 右の手でチャージゾーンのカードを一枚表にッ!!
 「僕は機荒の鉄冷風を発動!キューブィアーザー ガグバニッシャーブロックを相殺するッ!!ついでにこいつも持って行け!!」今度は三枚!!
 「バトルマシンズハイパーフルブーストを発動!!コストにはバトルマシンズブースト、機荒の鉄冷風、さらに、バトルマシンズスーパーフルブーストを指定だっ!!」
 ゴォウ!
 仁王立ちのVカーディンの背後から来た風が、アーザーを吹き飛ばし、叩き落とす、
 そして、Vカーディンがアーザーにゆっくりと歩いて近づき、その右拳を振り上げ、体を上げたアーザーの左頬に、叩き込んだ!!
 またも吹っ飛び、向こうに転がるアーザー、
 と、Vカーディンが右手で右の足外側を押し、その部分が箱のように外側にスライドして、中から柄を上にして剣が出てきた、
 つばの部分にパトライトと羽の金のエンブレムが付いた白銀の両刃剣、
 それをVカーディンが右手にとって抜き、右足外側を押して元に戻し、アーザーに突きつける
 「最後に、言い残すことは?」
 「ジ・・・ジ・・・」
 「じ?」
 「人類滅ぶべし!!」
 「双歩!!」
 ええいもう!!右手でトラッシュにあるバトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2とバトルマシンズ バトルポリストレーラーを横にして、右手を前に上げつつ、宣言!!
 「鋼の意志よ、電子の魂よ!!勝利を導け!!僕とカーディンに勝利をっ!!ビクトリーカーディンの効果発動!!ビクトリースラッシュ!!」
 掛け声に合わせ、大きく両手を剣を持つように上げ、そして、振るう!!
 Vカーディンがその右手の剣を、アーザーに向ける、
 「できれば、修理された後、自身の目と心で、人類のもう一面を確かめ、人と共存することを望むことを願う」
 が、アーザーはおどろおどろしく立ち上がり
 「何度でも言おう、ジンルイホロブベシ!!」
 「でりゃああああああ!!」
 Vカーディンが両手に剣を握り、思い切り真上に上げ、振りおろす!!
 その剣はアーザーの顔と胴をまとったワイヤーごと大きく叩き斬り、切った場所から光を溢れさせ、
 Vカーディンがくるりとこちらを振り向いたときには、光があふれだすほどに増大し、
 ズッガァアアアアアン!!
 「ぐわぁあぁあぁあぁああああ!!」
 
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