バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

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本当の、未来への最終決戦!!双歩VSカーディン!!/8 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン18話 本当の、未来への最終決戦!!双歩VSカーディン!!8
 
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 右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に!
 カーディンも同様に自身のチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返してきた!
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 さらに、右手で山札の一番上のカードを引き、
 カーディンの方も右手で山札の一番上のカードを引いてくる
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 これは・・・機石 ニードラリア!
 左手の手札に一旦加え、左手の手札から一枚引き、チャージゾーンに裏側で置いて、
 続けて、左手の手札からもう一枚引いて2番の場所に裏側で配し、
 と、カーディンの方も、引いたカードをチャージゾーンに裏で置き、
 残った左手の手札を右手で引いて1番に裏側で置いて
 「セット!」
 「セット!」
 そして、僕が2番に置いたカードを右手で表にすると、
 同時に、カーディンも1番に裏側で置いたカードを表にしてきた!
 「オープン!」
 「オープン!」
 「バトルマシンズ ワイルドハンド!!」
 「バトルマシンズ サンダースパイクダンプ!!」
 右手後ろから鉄の左手が飛んでくる!
 四角く等間隔で幾多の丸い穴の開いた鉄骨で手の骨格を表現したようなものであり、わりにスカスカで。
 手首の部分にジェットエンジンなど付いている、
 すると、反対側から黄色いダンプカーが走ってきて、その左鉄拳と正面から激突!
 左鉄拳が吹き飛ばされた後、バランスを取り戻しつつ宙に浮き、同時にダンプカーが着地して、大きな四つの車持つそれの荷台の部分が後ろの方から上がり、
 荷台の下の部分が曲げていた足を思い切り伸ばすように伸ばし、荷台が下がり、両足の下端の部分から黒い台形のようなつま先が上げていた足先を下げるように出て、その反対側から黒い棘のようなものが下に下がって踵を形成、
 前部のタイヤが付いていた部分が、曲げていた両腕を外側に伸ばすように移動し、その端の黒い部分が開いて両手となり、その両手を下に下げ、上半身全体を上げるようにダンプカーが持ち上げ、その下に両足を入れてダンプカー全体が立ち上がりながら下に伸ばしていた部分を地面から離し両腕とし、
 そこで、コックピット部が前に倒れるようにして移動して胸部となり、その上に下の方から頭が飛び出して来た!
 その頭は、口部がダンプカーの下半分前の様になっていて、頭部にダンプカーの前部上部分のような黄色い兜をかぶっており、身体は拳、足先、踵が黒い色となっていて、
 その剛悍な顔の黄色の鉱目で飛んでいる鉄の左手、ワイルドハンドを見ている
 「それでは、コストの見せ合いだ!」
 「わかった!」
 僕がチャージゾーンから右手で一枚前に出す、
 カーディンも自身のチャージゾーンから三枚のカードを前に出してきた!
 「それでいいな!」
 「いいよ!」
 僕が前に出したカードを右手で一枚表にする、と
 カーディンも右手で前に出し他カードを表にする!
 まずは、僕が表にしたカード!
 バトルマシンズ カーディン カーモード!
 さらに、カーディンが表にしたカード!
 バトルマシンズ カーディン カーモードとバトルマシンズ カーディン ロボモード、それに、バトルマシンズ タイトバトルか・・・
 互いに召喚できるのが一枚ずつ、よって、追加で召喚は無し!
 さて、ここから、カーディンはどう対処してくるだろうか・・・
 とりあえず、これで測ればわかるかな?
 右手を前に出し、宣言!
 「僕は、バトルマシンズ スケルトンキューブの効果を発動!バトルマシンズ サンダースパイクダンプのパワーを1000下げる!」
 「なら私は、バトルマシンズ サンダースパイクダンプの効果を発動!バトルマシンズ スケルトンキューブの効果を相殺するっ!」
 カーディンが右手を前に出して宣言してきた!
 お~し、こっちを相殺してくるな・・・
 なら・・・
 「続けてカード、使わせてもらうよ!相殺は!?」
 「いいだろう、相殺はしない、来い!」
 右の手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
 「僕は機械荒野の巻き砂の効果を発動!コストには機石 ニードラリアとバトルマシンズ カーディン ロボモードVol2を指定し、バトルマシンズ サンダースパイクダンプとバトルマシンズ フロストジャイロヘリコプターのパワーを1200下げる!さらに、機石 ニードラリアを3番に召喚!」
 「だが、この戦闘ではバトルマシンズ サージャバッシュの効果が発動している、バトルマシンズ サンダースパイクダンプを撃破するのは不可能だ!!」
 「そう、この戦闘はね!でも、その前に・・・」
 「いいだろう、宣言してやろう!」
 カーディンが右手を前に出す!
 「1番戦闘!行け、バトルマシンズ サンダースパイクダンプ!!雷ダン跋扈!!」
 キューブとスパイクが立会い、にらみ合う、
 両者ともに間合いを計っているのか動かない、しかし、出力の差は明確、だとするなら先に動くのは・・・
 と、スパイクが上に跳躍、顔を下に下げながら胸部を上に上げ、拳を握って両腕と共に上に曲げまとめ、踵つま先を戻し後部の荷台を上げて両足を大きく曲げダンプカーに変形、地上に着地し走り出す!
 キューブは・・・避けない!?
 突進を受ける寸前にとっさに後ろに跳びながら箱型に変形し、突進の勢いを殺しつつ、後ろに跳ね跳んで距離を取り、人型に変形、
 足をバネにして跳躍し、向かいくるスパイクに右足跳び蹴り一閃!
 が、スパイクは動じていない!
 弾き返され、地面に着地するキューブをよそに、人型に戻るスパイク、
 そこで、スパイクが両拳に力を込め、電撃を発電する!
 あわてて様子を見つつ後ろににじり下がるキューブ、が、お構いなしにスパイクは両手を前に出し、電撃を放射!
 迫る電撃、放射状に発射された電撃は広範囲に及び、キューブが急ぎ後ろに下がり跳ぶもその速度よりも速く迫る!
 しかし、そこに砂が各地で波上にぶつかり吹き上がり、電撃を遮った!
 思わず動きを止めるスパイク、電気が止まったこれを機に一気に近づくキューブ!
 そのまま右拳を振り上げ、叩き合う!
 が、電撃の残るその拳に、キューブの右腕は吹き飛ばされる!
 それでも、着地しつつそこから跳ね飛んで上から左拳を振り上げ叩き込んでいくも、それをスパイクは左手で一蹴、
 そのまま、スパイクは背中の荷台を盾として取り外し、
 思い切り電撃を溜めこんで、
 キューブが一気に駆け出し、渾身の左拳をぶち当てようとするそこで、思い切り前に出して最大級の電撃を発射!
 その電撃に巻き込まれ、キューブが感電し爆発!消滅した!!
 まだだ!こいつは防ぐしかない!パワーが逆転する!
 右手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
 「僕はバトルマシンズブーストの効果を発動!バトルマシンズ ワイルドハンドのパワーを600上げる!!」
 ここでカーディンが右手を前に出し
 「私はバトルマシンズ フロストジャイロヘリコプターの効果を発動!バトルマシンズブーストの効果を相殺する!」
 でも、これは防げないっ!
 チャージゾーンのカードを右の手でさらに一枚表に!
 「それなら、僕はバトルマシンズブースト Voの効果を発動!バトルマシンズ ワイルドハンドのパワーを1200上げる!!」
 「ぐっ・・・無い!!」
 「それなら行かせてもらう!」
 右手を前に勢いよく出し、宣言!
 「2番戦闘!行け、バトルマシンズ ワイルドハンド!!ワイルドブーストパンチ!!」
 ワイルドハンドがジャイロに向かって上から真っ直ぐ飛ぶ!
 ジャイロがそれに対応し、左拳を振るう!
 ぶつかり合う左拳同士に弾かれ後ろに下がる両者!
 ワイルドハンドが旋回し、ジャイロがそれを見回し、背中のプロペラを回して上に飛び、び・・・?
 プロペラがぎこちなく、ガキッ、ガキッっと、何かが引っ掛かったように動いては止まる、あれは・・・?
 そこにワイルドハンドが飛んでくる!
 慌てて両手を構え、対処するジャイロ!
 小手調べとばかりに右足を振り回すもワイルドハンドは下に回避!
 そのままワイルドハンドが斜め下から突き上げてくるもジャイロは真上に跳躍、避けきった!
 いや、真上にジャンプって、飛べるんじゃ・・・?
 そう思っている間にも、ワイルドハンドが上に回ってジャイロの真上から来る!
 今度はジャイロ、これを宙から両腕で受ける・・・
 も、力及ばず吹き飛ばされる!
 しかし、それでも胴体に直撃は回避した!
 叩きつけられる勢いの中で何とか着地するジャイロ、そこに再度向かってくるワイルドハンド!今度はさっきよりも速い!
 が、これをジャイロ、完全に読み切り、今度こそ、両手でワイルドハンドをガッキと掴み、
 力で押し切られないうちに、両肩のローターを回して吹雪で、ワイルドハンドを凍らせようと、凍らせようと、動かないなぁ、ローター・・・
 一体どうして・・・そう思っている間にワイルドハンドが今度はその手を開きジャイロの胴をガッとその手に持ち上昇!
 ジャイロはあがくが、空を飛べない今の状況ではどうしようも無い!
 そのまま上下反転、一息に地上に叩きつけられ、体が潰れる!
 と、その体から大量の砂が流れ出す、そうか!さっきの1番戦闘で使った機械荒野の巻き砂のせいで砂を体に溜めこんでたんだ!
 その後、ジャイロは体のプロペラとローターを弱々しく動かしながら両手を地に着けワイルドハンドから体をなんとか引きずり出しつつ立ち上がろうとするも、
 プロペラもローターも、周りはしたもののそこまでの力が無く、地に着けた両手で上半身を起こそうとするものの途中で力尽き背中に崩れ爆発!消滅した!!
 さてと、それじゃあ行きますか!
 「3番戦闘!行け!!機石 ニードラリア!!機石ニードル!!」
 「うどわっ!」
 突如、僕の足元から幾多の鉄の針が飛び出して来た!!
 「僕じゃない!あっち!!」
 右人差し指でカーディンの方を指示すると、突如として針が消え・・・
 「うどわぁっ!!」
 カーディンの足元から現出!
 同時に、カーディンの斜め上から緑の半透明の壁が現れて、針を抑え込む様に下に進んでいき、
 何とか抑えこんでいくもその針に串刺しにされて穴だらけとなり、板がひび割れ崩壊、
 辺りに衝撃波をまき散らしつつ針の塊を吹き飛ばすも、その衝撃波にカーディンは針の塊の方を見て全く動じず、
 衝撃波が収まった後、ハッと気が付いたように元は左手から二番目の、今は一番左手側にあるライフカードを取って、
 チラリと見つつ左手の手札に移し
 「ターンエンド!」
 「ターンエンド!」
 カーディンの宣言に対し、返す!
 このまま行けるとは思えないけど、反撃の糸口が見えたことはよし!
 一気に・・・攻める!!

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