バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

本当の、未来への最終決戦!!双歩VSカーディン!!/6 カードゲーム小説WカードFu

f:id:OirenW:20170805081552j:plain
 
カードゲームライトノベル Wカードフュージョン18話 本当の、未来への最終決戦!!双歩VSカーディン!!6
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 とりあえず、先に進まないと、
 右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏にし、
 と、カーディンの方も右の手でチャージゾーンの表のカードを裏側表示にして
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 さらに、僕はその右手で山札の一番上のカードを引き、
 カーディンの方もその右の手で自身の山札の一番上のカードを引いてくる
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 ふむ・・・とりあえず、こいつは2番に裏側で置いて、
 続けて、左手の手札から、一枚のカードを右手で引き、チャージゾーンに裏で置いて、
 すると、カーディンの方が、今度は引いたカードを左手の手札に入れ、
 別のカードを右手で引いてチャージゾーンに置き、さらに、もう一枚左手の手札から引いて1番の場所に裏側で置き
 「セット!」
 「セット!」
 そして、僕は2番のカードを表にし、
 同時に、カーディンが1番のカードを表にするっ!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「ルストショルダーハンド・パイルバンカー!!」
 「バトルマシンズ ツインオーバレット!!」
 「なっ!?馬鹿な、バトルマシンズ ツインオーバレット!?この状況下でそれを出すか!?コストでモンスターゾーンががら空きになるぞ!?」
 「このままだとじり貧だからな、そうなる前に手を打たせてもらった、ダメージ覚悟でな」
 「ぐっ・・・」
 と、右手後ろの方から杭のようなものが飛んで来た!
 錆びつきロケットのような全体像であるものの、先の方が不自然なまでに尖り、ロケット後部には中部辺りにブースターと先の境目か、錆びついたオレンジのリングが付き、
 その輪に一体化したような状態で長めの、前長く後ろ短目の二段四角台形が伸びてロケットの装甲と化しており、
 ロケット前部の中ほどには鋭い両眼が付き、右頬の部分など、大きな傷が付いている
 「さぁ行くぞ!!!二両の弾丸新幹線!!その体、一体となり、銃王とならん!!バトルマシンズ ツインオーバレット!!ダイヤ通りにここに参上!!」
 言った!?
 すると、イーストとウェストがその銃を上に放り投げ、自身も上に跳躍する!
 そして、互いの頭を下に引っ込め胸部の新幹線の前部の下から黒い拳を伴う灰色の両腕がスライドして出現し、
 そこから両の足が新幹線に戻りながらプレートのある方から黒い足のつま先がつま先を下げるように出現、
 左肩と右肩のプレートが前後反転しつつ重ねたカードの上の方の身を外側に広げるように回転させ、元の両腕が収納、プレートが肩部に収まった、
 それは、パトライトと羽が、左右の肩から胸部にかけて付いたもので、
 そこに、イーストの背から、パトランプと羽のエンブレムが額で光る黒い鋭角的なヘルメットが上に飛び出し、
 ウェストの背中からは鋼のフェイスマスクを持ちオレンジの機瞳が光っている顔がプレートの方を向いた状態で出てきて、
 イーストとウェストが背中から合わさると、その頭に先ほど飛び出したヘルメット覆いかぶさり、
 次いで落ちてきた銃を、それぞれの手でキャッチし、地面に着地!
 マシンガンを周りに回し撃ち込んだ後、ライフルを正面に向けてぶっぱなし、
 マシンガンを腿の所に持ってきながらライフルを左肩に担ぎ、斜めから正面に構える!
 さて、ここでコストの見せ合いだ、
 と言っても、カーディンの方はコスト決まってるわけだし、後は僕が見せるだけ。
 右手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
 「僕はルストショルダーハンド・パイルバンカーのコストにバトルマシンズ カーディン カーモードを指定!召喚はしない!」
 「さぁ行くぞ!」
 カーディンが思い切り右手を前に出し
 「私は、バトルマシンズ ツインオーバレットの効果を発動!ローラードブーメランサイスとルストショルダーハンド・パイルバンカーをトラッシュに送る!」
 すかさずチャージゾーンのカードを一枚表に!
 「僕はバトルマシンズブーストの効果を発動!もちろん、バトルマシンズ ツインオーバレットの効果を相殺する!!」
 「だが、パワーは下回ったままだ、それに、こちらのモンスターのパワーを下げるカードは使えない!」
 ぐっ・・・その通り、
 バトルマシンズ ツインオーバレットはフュージョンなのだ、モンスターを対象とした効果は使えない、ローラードブーメランサイスの効果も・・・
 「もう発動するカードが無いなら先に行くぞ、行け、バトルマシンズ ツインオーバレット!!ツインオーツインバレット!!」
 ツインオーバレット、ツインオーが、ふわふわ浮くサイスに向かい、その両手の銃を向け、引き金を引く!
 マシンガンとライフルが火を噴き、サイスに向かって弾丸が放たれるが、サイスはふよふよとそれを避け、避け・・・
 いや、違う、
 サイスの高度が少しずつ落ちてる、つまり、地上に誘導してるんだ!
 サイスが地上に落ち切った後、そのマシンガンで宙を撃って牽制しつつ、ライフルを狙い向け、撃ち放す!
 ズバン!
 が、いきなりサイスの内部の歯車が高速回転して鎌が外側に展開!ライフルの銃弾を弾き、
 そこから鎌を回転させつつマシンガンの弾をものともせずに急速に上昇!
 マシンガンの範囲から逃げ切った!
 しかし、これであきらめるツインオーではない!
 そこからスナイパーライフルで狙いだす!
 しんと静まり返る辺り、永遠とも思える時間が過ぎ去る、
 唐突に、銃声が響き渡り、サイスの鎌の一つが吹き飛んだ!
 だがっ、サイスは今だにピンピンしている!さすがに鎌が一つ無くなったせいか高度が落ちてくるが、
 そこにツインオーが追撃のマシンガンを放つ!
 それでも、サイスは残った鎌を高速で振り回し、マシンガンの弾を弾いていく!
 が、無慈悲にもスナイパーライフルからもう一発弾丸が放たれ、鎌のもう一つを砕く!
 それでもサイスは最後の鎌を大きく振り回して一気に突進!
 マシンガンを避けながらツインオーに向かって行くも、鎌が二つ無くなっていたせいかあっさりライフルに撃ち抜かれ、
 そのままマシンガンの雨を喰らい、鎌ごとライフルで撃たれ爆発!消滅した!!
 「でも、こっちは通させてもらうよ!」
 右手を前に出し、思い切り、宣言するっ!
 「ルストショルダーハンド・パイルバンカー、パイルバンカアタック!!」
 ルストショルダーハンド・パイルバンカー、ルストが、カーディンの方に一気に飛んで行く!
 と、カーディンの前に緑の半透明の壁が現れた!
 ルストはブースターをふかし突進!壁に思い切りぶつかって行き、自身の先端を叩き込んだ!
 だが、壁は破れない!しかし、突撃のせいか確実にひびは入り、まわりに広がって行く、
 唐突に、ルストがその頭の杭を一気に突き出し、緑の壁に穴をあけた!
 穴から崩壊し、まわりに衝撃波をまき散らす緑の壁!
 その衝撃波に巻き込まれ僕の方まで吹っ飛んで戻ってくるルスト、
 対して、カーディンの方は、衝撃波に何も動じることなく、
 衝撃波が収まった後、右手で一番左手側のカードを取ってチラリと見つつ左手の手札に移し
 「ターンエンド!」
 「ターンエンド!」
 互いに宣言する!
 さて、状況は悪くなる一方だ、ライフカードにダメージは与えられたが・・・
 次のターン、いいカードは引けるか・・・?

次へ
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

oirenw.hatenablog.com

oirenw.hatenablog.com

oirenw.hatenablog.com