水晶の島のデモの末路 ダブモン!!9話/19
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バトル7
「この愚か者どもが!!」
「愚か者じゃないって言うなら、法律ぐらい守れるよな?身内も裁けるよな?」
「ははは・・・裁いて見せよう!!」
「裁いてねぇじゃねぇか!!愚か者に罪はないが、嘘吐きは断罪されなきゃならない!!」
「黙れ!リチャージ!」
「リチャージ!」
「ドロー!」
「ドロー!」
一気にたたみかける!
「セット!」
「セット!」
「オープン!」
「オープン!」
「こっちはこうだ!イナコンスト!!」
「ダブモンNo.104、外骨の工事現場員、イナコンスト!!」
上から一体の人型の虫が降ってきて、その両手に持つつるはしを振り降ろした!
それは辺りにジワレを呼び、破片を上に飛ばす中で右肩にツルハシを担ぐ・・・
鉄兜に黒に近い紫の外骨格には白のタンクトップに青のジーパン、逆三角の顔には横に長い黄の複眼を持ち、脇下より補助腕が生えている、
「はん!そんな物、この風で吹き飛ばしてくれる・・・来い!伝説のダブモン、イーグット!!」
な・・・伝説のダブモン!?
辺りに中心部が見えないほどの大きな風が巻き起こる、その風が舞い散りそこに姿を現したのは、
パイロット姿のワシ・・・?
身体に紺色の飛行機の操縦者のようなスーツを着て、袖端から羽を、下の足には茶の革靴を履き、頭にはパイロットの金章と黒いつばのついた帽子をかぶっていて、それを右の翼でつまみ、粋に傾けている・・・
「ダブモンNo.497、絶嵐の操縦者、イーグット!!」
「イーグットのコストに私は、疑惑のカウントエレメントと無自覚な締め付けエレメントと知らぬ間にいつの間にエレメント闇に溶けし討つエレメント・・・、吸血柱分離エレメントを指定、疑惑のカウントエレメントの効果を発動!!イーグットのパワーを100上げる!!」
「俺はイナコンストのコストにダークラッシュエレメント、闇属性のサンダーボールエレメント、マルチスライサーエレメントを指定だ!」
「しからば1番戦闘、イーグットの効果を発動してコスト1以下のリサイクル・スマッシュ・イクイップの効果を最初の2枚相殺扱いで発動できないようにして、行け、イーグット!!」
イーグットが手を素早く横に動かすと、テッセンザンに砲弾のような凄まじい横風がぶつかり、一気に壁に叩きつけられる
さらに、さらりと上に上げるように羽先を上に上げると、軽い竜巻となってテッセンザンを宙に上げ、下に下げると同時に上から砲弾風が来て、床に叩きつけた!
さらに、イーグットが両腕を思い切り内側に動かし風を飛ばそ、テッセンザンは寝ころんだまま右前足で防ごうとするも軽々と弾き飛ばされた!
イーグットがそのまま突進、上に飛んで右爪でのしかかって行く、
これをテッセンザンは何とか転がり避け、そこにテッセンザン体当たりの追撃、が、イーグットが素早く後ろに飛びその時の風でテッセンザンすら後ろに下がって、一時後ろに下がる事態に、
「テッセンザン!パワーを1600上げる!!」
先程よりも速い突進!
「イーグット!怠惰な仕事による損害きついエレメントで相殺だ!」
が、イーグットの出したただの上飛びの余波に足を止められる、
これ以上はパワーを上回れないか・・・
すると、後ろ足を踏ん張り、上に飛ぶ!そのまま右前足を出してパンチ!
イーグットは避けようともせず、ただ受けるもなにも動じず、一気に爪を振り上げる!
それを両前足で受け止める、テッセンザン
イーグットが力をこめ、テッセンザンが上に飛ばされた!?
さらに、イーグットは両腕を交差させ両側から風を出してテッセンザンをつぶし、さらに拳を上下より宙に一気に振り交差させ、
連動した風でテッセンザンを一気に押しつぶし、爆発!消滅させた・・・
「だけど、これでとどめだ、行けっ!」
バーンウルフとイナコンストが迫る!
「しかし、私はここで1番戦闘後にこいつを発動!風牙錬成!!!これにより、そこの狼をトラッシュに!さらに1枚ドロー!!次のターンの戦闘後を効果一つ残しスキップ!!」
いきなり横風が吹き、バーンウルフが吹き飛ばされ壁に叩きつけられ爆発!、だが、イナコンストは止まらない!
事務次官の前にツルハシを叩きつけ、その破片を飛ばす!
「ふははは・・・!!神風だ!!神風が私に来た!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――