バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

この争い起きた戦場で ダブモン!!8話12

この争い起きた戦場で ダブモン!!8話/12
 
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 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 互いの第一宣言がチャージゾーンに飛ぶ!
 そして、山札の一番上を・・・引く!
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 ふむ・・・相手次第だと思うけど・・・やっぱり一番手はこれ!
 「セット!」
 「セット!」
 互いに手札一枚を1番に、残り五枚をチャージゾーンに置き・・・
 「オープン!」
 「オープン!」
 1番の物を表にする!
 私が表にしたのは、光の幽霊、ウィルピーの描かれたカード、当人以外も暗い地獄のようにも見える背景などがきっちり描き込まれている
 向こうはそこにいる壺売りの描かれたカードだ、こちらはどこかのにぎやかな町中にたたずんでいる感じ
 ウィルピーにのコストは1、向こうは3、その枚数、チャージゾーンよりカードを前に出す
 「それでいいか?」
 「そっちこそ」
 「それでは、」
 「表に!」
 「私はウィルピーキラメント」
 「私は土塊の土壌利き カツスチに活手の石磨き ミガイシとアースパワーメントエレメンタルだ、そして、カツスチを2番に、ミガイシを3番に召喚する」
 「おっと、私のウィルピーキラメントも発動できるカードよ、よって、一枚あきらめてもらうわ」
 「それならば、カツスチを2番に召喚だ、コストは地の戦術守りエレメント」
 さらに、森の中に岩のような毛のオオカミが描かれたカードを中央左手側にある2番に出してくる
 向こうの方がパワーも数も上か・・・
 「さて、このまま行けば私の勝ちになるわけだが?1番戦闘前、発動させるカードはあるかね?」
 「もちろん、『私はシャインエレメンタルパワー+を発動!!ウィルピーのパワーを1000上げ、コストに選択したメイコーリンを召喚』、次のターン、1番戦闘に勝ったウィルピーでフィニッシュよ」
 「ならば、『私はオアガーマの効果でシャインブラインドバーンエレメントを相殺させてもらおう』、これで1番戦闘は・・・」
 「それなら、『私はウィルピーの効果を発動するわ、3番に分身を召喚しつつ2番にメイコーリンを召喚』、これで勝ちよ」
 「ならば、『私はクリッフアタックエレメントの効果を発動、オアガーマとカツスチのパワーを上げる』」
 パワーを上げて・・・?ああ、そういうことか、でも、1番戦闘は落としたけど、この勝負はもらったわ!!
 「さらに、『こちらが1番戦闘でウィルピーをトラッシュに送った後、上げたパワーにより発動条件を満たしたカツスチの効果で3番の分身を手札に戻させる』、これで次のターン、私の勝ちだな・・・」
 「そうね、私はメイコーリンを発動させてもらうわ・・・そして、カツスチの効果を相殺!!」
 「なんだと・・・しまった!!」
 しかし、少し目を見開いただけで平静そのものな気がするが・・・ま、いいや
 「私は分身で3番戦闘フィニッシュ!!」
 「ぬぬぬ・・・・」
 将軍は世辞のように歯を食いしばり、盤面を見つめる、おそらく、互いにウィルピーとオアガーマが召喚された時点で勝負が見えていたのだろう・・・
 
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