炎の精霊と火山と謎の剣 ダブモン!!7話/24
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報告書、ダブモン研究家 タイカリス・ワイズ
題 ダブモンと地域について
ダブモンは元は世界樹の精霊である、という話は教典にも書かれている通りだ、
その中でその特性を色濃く残していると言われているのが精霊種である、
大抵のダブモンもその地域の影響を受けるのだが、生息域のそれには及ばない、
例えば海の中にいるダブモンは自身の属性の力である程度地上でも活動できるのだが、やはり長期間は無理だ、
が、場所による属性の影響に置いて、精霊種は一際、際立っている、
属性には基本的に光、闇、火、水、風、地などの属性が存在し、
全ての場所はそれらの属性を持っている、
街では各属性が偏在し、氷原では水と風の複合属性の氷、火山では火と地の複合属性の核属性という具合だ、
戦闘能力を始めとし、反対属性の場合、時に命にすらかかわるという、
先ほども書いたように、通常のダブモンはそこまでではない、どちらかといえば生息域の違いによる窒息の方が怖いくらいだ
この様に、ダブモンは動物という側面の方が強いが、精霊種は違う、
そういった観点からか、精霊種は自分の属性の場所から離れないことも多い、
ダブモンが通常の動物と違い、属性を持っているという事の最たる例ではないだろうか・・・
感
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