炎の精霊と火山と謎の剣 ダブモン!!7話/10 妖魔版
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バトル4
場には誰もいない、でも、まだ!
「リチャージ!」「リッチャージ・・・」
チャージゾーンの表側表示のカードを裏にし、山札から、引く!
「ドロー!」「ドッロー・・・」
引いたカードはコスト1の・・・これで行けるか?いや、行ける!!
「セット!」「セッットー・・・」
向こうは3番、こちらは1番、ダメージ覚悟で、逆転する!!
表に!
「オープン!」「オーップン・・・!」
「僕はこれ、マグマハイドメンタルパワー!!」
名・マグマハイドエレメンタルパワー
概・OR オーブ 強度3.45 エフェクト・核属性
召・チャージゾーン R×3
オーバードライブ条件:オーバードライブしません
オーバードライブ時発動:オーバードライブしません
発・オーバー時のみ・自任意・このターンのみ・条文の頭に指定:主対象:自分の
条・一・このセットでチャージゾーンに置いた、カテゴリ核属性を持つ、
召喚条件の無いコストを支払えるモンスター
二・このセットでモンスターゾーンに置いたこのオーブ
主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:発動時、自分の山札から可能なら一枚引いて手札にする
一をコストを支払いこの場所に召喚し、
(カード表にしたときの処理はこのカードの効果後に行う)
手札の1枚を同じ場所に裏側で置く、
一がこのターンの間に相手のモンスター
と戦闘で勝利したとき、相手は可能なら、
自分のライフカードを選択して手札にしなければならない
文・マグマの中に身を隠し、相手に奇襲をかける!
ライゼゴートが真正面にこちらを見据える、
「それはオーブカード・・・・オーバックスにオーブカードで対抗してくるか・・・面白い!!」
そして、「ではではこちらは・・・」大仰しく右中手を外側より前に出す「シッタテーヤ・・・」
「ダブモンNo.182、熱河尖鋭の御洒落野郎、シッタテーヤ!!」
ライゼゴート背後左の熔岩からとがった岩が飛び出してきた!?それは、熔岩冷えた岩で出来た中央尖る五芒星の星で、背後には三角角の尻尾などが付いている・・・
さらに、その星は地上に斜めに着弾する直前、外側の角々一角の中程が少し伸びて頭に、残りがかなり伸びて四肢となり、
頭の方は白目のある熔岩色の目をのぞかせながら先の方が帽子のごとく肥大化し、四肢はさらに先が前に折れ曲がって手足先となり
まるで猿が如くに姿勢を落とし、片手を床につけもう片方を外側に伸ばして着地しつつ後ろにバク転、アクロバティックな同じ着地ポーズを決めたが如くにこちらを見る、
名・熱河尖鋭の御洒落野郎 シッタテーヤ ダブモンNo.182
概・M モンスター コスト3 パワー1900 哺乳・核属性
発・戦闘前・自任意・このターンの間のみ・条文の頭に指定:
条・主対象:一・次の戦闘に参加するこのモンスター
二・相手の1枚の手札
三・相手の2枚以上の手札
略・“”
効・第一効果:こちらは1か2のみ指定する、
相手はその枚数分、可能ならば
自分の手札を指定しなければならない
そのカードは効果時間内はそのカード自身の発動の宣言で
発動できなくなる、そのカードが移動すると効果が消える
文・星型のような姿をしたケナガチンパンジー型ダブモン、
おしゃれで相手を魅了させることによって動きを止めさせる、
わけではなく、実際は警戒色の意味合いが強いようだ
「では、私は『シッタテーヤのコストにヴラァペスティアエレメンタルパワー、焔の灯の呪エレメンタル、ヴラァペスティアヴエレメンタルパワーを指定、続けて、焔の灯の呪エレメンタルの効果で手札を1枚封じさせてもらうぞ』」
ライゼゴートの放った火の玉により、僕の手札の一枚から熔岩が吹き出し冷えて固まる
そこで僕の前に右から左にカードが巻物のように動く、でもとりあえず当たり障りのないカードを選択して・・・こいつではなく・・・
「僕は『オープン時に表にしたマグマハイドエレメンタルパワーの効果を発動!!来い、マグフラッ!』」
「ダブモンNo.167、岩飛円盤の選手犬 マグフラッ!!」
名・熔岩飛円盤の選手犬 マグフラッ ダブモンNo.167
概・M モンスター コスト1 パワー1000 哺乳・核属性
発・戦闘前・自任意・このターンの間のみ・条文の頭に指定:
条・主対象:一・次の戦闘に参加するこのモンスター
二・次の戦闘に参加する相手のモンスター
略・“”
効・第一効果:二がコスト2以下の時、
カテゴリに属性の言葉が入ったリサイクルカードを1枚表に出来た時、
二のパワーを0にする
3以下の時はこの戦闘のみをスキップする
発動しなかった場合二のパワーを100下げる
文・溶岩の円盤を投げるチェサピークベイレトリバー型ダブモン、
自分で投げて自分で取りに行くが、
それは狩りの予行練習なのだということを忘れてはならない
熔岩より、一体の犬が飛び出してくる、
基礎に白、四肢の先や耳に冷えた熔岩の色の毛皮が配され、背中に大きな熔岩の手形を持ち、
その口に握られた大きなマグマの円盤を投げると、そこに向かって走り、跳躍しつつ再びその口に咥え地に着いた、
「『コストはマグマエレメンタルパワーだ!』」
「では・・・1番戦闘だ・・・行って来い・・・マグコブト」
名・ヴラァペスティアヴエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト1 スピリット・核属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを300上げる
・主対象がカテゴリ、核属性を持っていて、
相手の手札が1枚以上のとき、
相手の手札を表を見ずに指定する、
そのカードは効果時間内はそのカード自身の発動の宣言で
発動できなくなる、そのカードが移動すると効果が消える
さらに主対象のパワーを200上げる
文・呪いの力によって相手の力を封じるだけではなく、
それの余剰エネルギーを利用して強化もできるようだ・・・
ライゼゴート
モンスターゾーン
溶岩洞の管理者 マグコブト ダブモンNo.184 M コスト2 パワー1400 虫・核属性 戦闘前
黒焼の代書人 ナクマド・オーバー ダブモンNo.192EX OM 強度3.75 パワー1800 無機・核属性 戦闘前
熱河尖鋭の御洒落野郎 シッタテーヤ ダブモンNo.182 M コスト3 パワー1900 哺乳・核属性 戦闘前
チャージゾーン
裏:1表:3
海象 鼓動&イグリード
モンスターゾーン
熔岩飛円盤の選手犬 マグフラッ ダブモンNo.167 M コスト1 パワー1000 哺乳・核属性 戦闘前
チャージゾーン
裏:3表:1
溶岩洞の管理者 マグコブト ダブモンNo.184 M コスト2 パワー1400 虫・核属性 戦闘前
戦闘開始!
熔岩飛円盤の選手犬 マグフラッ ダブモンNo.167 M コスト1 パワー1000 哺乳・核属性 戦闘前
マグコブトがゆっくりと前に出て、マグフラッと対峙する、
マグフラッが熔岩のディスクを投げれば、マグコブトの冷熔岩ミサイルを撃ち出し、互いにぶつけあわせる、
消え去り、石の礫となる熔岩ディスクとミサイル・・・相打ちか・・・等と考えている間にも、マグフラッが走り込み、熔岩の爪を叩き込んでいく、がこれを正面から受け止めるマグコブト、
互いに一瞬の逡巡の後、マグコブトが一気に熔岩の爪ごとマグフラッを弾き飛ばした、
やはり無理か、なら!
「僕はヒートジオエレメンタルパワーを発動!」
「私は手札のヴラァペスティアジュエレメンタルパワーで相殺・・・」
マグフラッの熔岩の爪が先ほどより長くなり、それをマグコブトに叩きつけて行く、
しかし、その寸前、熔岩が湧きあがり岩の壁となる、左右に二枚隙間無く並ぶ岩の壁・・・
マグフラッの熔岩の爪は、その二つの岩の壁に叩きつけられ、木っ端みじんになり、マグフラッは慌てて後ろに跳ぶ
名・ヴラァペスティアジュエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 ・属性
条・主対象:一・相手の2枚以上の手札
二・自分のモンスターゾーンにいる
カテゴリ、核属性を持つモンスター・オーバー1体
略・“”
主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:一の内2枚を表を見ずに指定する、
そのカードは効果時間内はそのカード自身の発動の宣言で
発動できなくなる、そのカードが移動すると効果が消える
文・集中して己の力を削ぐことにより、
より大きな呪いの力を発揮する・・・
ヒートジオエレメンタルパワー ヴラァペスティアジュエレメンタルパワー 相殺
それでもなお立ち向かうマグフラッに、角からミサイルを発射するため、角に熔岩を纏わせていくマグコブト・・・
ならば第二波!
「僕はマグフラッの効果を発動!『この効果により、マグコブトのパワーを0にする!』」
マグフラッが突如手形より熔岩の拳を生成!その拳を開いて大きくし、上に射出、マグコブトに降り注がせ、その手で押さえつけるように叩き込んで冷えていく熔岩でその動きを封じ、新たに生成した拳で殴りかかって行く、
「ならば私は、マグコブトの効果で相殺ですよ・・・」
が、マグコブトはその足の踏み込む力で強引にそれを引っぺがし、熔岩ミサイルと共にマグフラッに撃ち込んでいく!
「でも、僕にはまだマグマトライルエレメンタルパワーがある、そっちは!?」
「ぐ・・・無い・・・」
マグフラッが一声吠えると、拳が燃え上がっていき、壁岩を打ち砕きつつ、慌ててマグコブトがいくつも撃った熔岩ミサイルをすべて一殴りでまとめて撃ち砕きつつ一気に向かう、
そのまま拳を叩き付けていき、それにマグコブトが角で向かって行き、
ここでマグフラッが一気に前進して角に噛みついた!さっきの拳はまさかのフェイント!?
そこからマグフラッが岩をもろともせずにマグコブトを宙に放り投げ、そのままマグコブトに伸ばした背中の熔岩の拳を叩きつけ、ライゼゴートに吹っ飛ばす!
おし!
「マグマトライルエレメンタルパワーには貫通効果がある、このままダメージを受けてもらう!」
「ッチ」
ライゼゴートはまっすぐ伸ばした片手でマグコブトを受け止めるも、勢いが減衰しきれず、そのまま壁に叩きつけられ
「ぐはっ!」
その衝撃が伝わったか、マグコブトが爆発消滅する
「ぐ・・・だが、2番3番は受けてもらうぞ・・・!」
そこで、ナクマドとシッタテーヤが来る!
シッタテーヤが星形に戻り突進し、ナクマドがその後ろより、浮遊する目のビットより、熱線を放つ、
ぐっ、よけきれるか?
「うらぁ!!」
イグリードが僕の前で両腕を胸の前で交差させ、攻撃を受け止めた!
「イグリード!?」
「復活だゴラァ!!」
一気に両腕を前に出して弾き返す!
「イグリード・・・」
「せっかく状況を好転させてくれたんだ、黙って見ていられるかよ、」
熱い、横より後ろの僕を見る瞳
「な、相棒!」
「うん!」
「ふむ、復活しましたか、ま、いいでしょう、状況は変わりません、シッタテーヤもその力を発揮してませんしね、ふふふ・・・」
ライゼゴート、そうやって余裕でいられるのも今の内だ!!
パイロヒートエレメンタルパワー 焔の灯の呪エレメンタル 相殺
名・マグマトライルエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 スピリット・核属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:次の戦闘に参加する
条・主対象:一・カテゴリ、核属性を持つ、
自分のモンスター・オーバー
二・相手のモンスター・オーバー
略・“”
主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:一のパワーを500上げ、
可能ならば必ずチャージゾーンのカードをコストとして一枚表にする
表にできた時、下記の効果を発動する
・この戦闘で一が二に勝利したとき、
時限無しで、一のパワー以下の相手のモンスター・オーバー1体を
相手のトラッシュに送る
文・マグマの力借りた激しい戦いは、時にしぶきと熱があたりに損害を及ぼす!!
溶岩洞の管理者 マグコブト ダブモンNo.184 M コスト2 パワー1400 虫・核属性 戦闘前 トラッシュ!!
戦闘終了
熔岩飛円盤の選手犬 マグフラッ ダブモンNo.167 M コスト1 哺乳・核属性 戦闘前
パワー1000+500 パワー合計:1500
黒焼の代書人 ナクマド・オーバー ダブモンNo.192EX OM 強度3.75 パワー1800 無機・核属性 戦闘前
戦闘開始!
海象 鼓動&イグリード
黒焼の代書人 ナクマド・オーバー ダブモンNo.192EX OM 強度3.75 パワー1800 無機・核属性 戦闘前
戦闘終了
海象 鼓動&イグリード ダメージ
熱河尖鋭の御洒落野郎 シッタテーヤ ダブモンNo.182 M コスト3 パワー1900 哺乳・核属性 戦闘前
戦闘開始!
海象 鼓動&イグリード
熱河尖鋭の御洒落野郎 シッタテーヤ ダブモンNo.182 M コスト3 パワー1900 哺乳・核属性 戦闘前
戦闘終了
海象 鼓動&イグリード ダメージ
ライゼゴート
山札:24枚 手札:3枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:6枚
モンスターゾーン
無し
黒焼の代書人 ナクマド・オーバー ダブモンNo.192EX OM 強度3.75 パワー1800 無機・核属性 戦闘前
熱河尖鋭の御洒落野郎 シッタテーヤ ダブモンNo.182 M コスト3 パワー1900 哺乳・核属性 戦闘前
VS
海象 鼓動&イグリード
山札:26枚 手札:4枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:3枚 トラッシュ:3枚
モンスターゾーン
熔岩飛円盤の選手犬 マグフラッ ダブモンNo.167 M コスト1 パワー1000 哺乳・核属性 戦闘前
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――