オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

到着!魔道都市マジカラ!! ダブモン!!5話/31

 
到着!魔道都市マジカラ!! ダブモン!!5話/31
 
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報告書、ダブモン研究家 タイカリス・ワイズ
 
題 魔族とダブモンについて
 
 魔族領にダブモンはいるか、
 魔族領の事については教科書に書いてあることしか知らない、という人間が大半だと思う、
 二枚壁の向こう側を見た人間は二枚壁に勤務する兵士や魔道士ぐらいであり、それでも風景を見たという程度であろう、
 向こうにスパイを送り調べている国もあると聞くが一体どうしているのやら、いや、単なる噂なのでそんな国は無いかもしれない
 結論を書こう、魔族領にダブモンはいる、
 それも、こちらとは生態が違い、未知なるダブモンも多いらしいのだ、
 しかししかし、おお嘆かわしい、なぜに魔族にとってダブモンは魔王のしもべなどと言われているのか、
 あれは女神様からの賜りものなのだ、断じて、断じて、魔族の味方などではない!!
 だが、人間と魔族との戦争でダブモンが大々的に協力しているという話は聞かない、
 魔王の味方ではないという事か・・・?
 いやいや、そう書くのは早計というもの、しかし、しかしだ、向こうの魔族も恐らく、ダブモン達の恩恵にあずかり、また、迷惑もこうむっているのだろう、
 そう考えるとなんだか親近感が、いやいや、
 私の思いは一つである、すなわち、魔族領のダブモンも研究したい!!
 ・・・やっぱりダメか・・・
 魔族とダブモンとは噂で聞く限り、人間と同じように時に野生で対立し、時に共に仕事をしたりする、そういう間柄のようだ、
 魔族について魔族供述調書より、レナレード著書の捕虜となった魔族から聞いた話をまとめた研究書にも、
 ことことにダブモンが手伝ってくれたとか、ダブモンと軍が衝突したことがあったとか、そういう記述が出てくる、
 この記述は研究報告書とも呼べないが、この辺りは魔族の研究をしている誰かか、前線で魔族と戦った魔術師の誰か辺りとの共同戦線を張らなければ詳しくは読み解けないだろう、誰かいい人いないだろうか?
 ちなみに、レナレード氏が書いたその著書はもう百年以上前の代物で、私はレナレード氏の生死は知らないが恐らく生きてはいまい、本当にだれかいい人いないだろうか、
 レナレード氏が務めていたであろう壁の詰所まで行ってみたことがあるが
 軍事機密だ、出てけ!!
 と追い返されてしまった、
 再三書くが本当にいい人いないだろうか、この際、魔族でも、いやいや、それだけは、
 私としては以上である、次はもっと他者の意見を伺ったり資料を見たうえで書こうと思う、
 誰かいい人・・・あいやいや、何でもないです、いやいやでもでも、ああ、誰かいい人、いないかなぁ・・・
 

 
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