オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

到着!魔道都市マジカラ!! ダブモン!!5話/13

 
到着!魔道都市マジカラ!! ダブモン!!5話/13
 

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バトル-5
 
 「リチャージ!」
 「リチャージ!この瞬間、俺はエビグルマンのコストにより、三枚のカードを表に!!ダークエレメンタルパワー、ダークネスエレメンタルパワー、O-カウンター・エレメンター!!」
 アグニスがその手でカードを表に!
 「そして、ドロー!!」
 「ドロー!!」
 相手の方にはエビグルマンがいるが、前のターンよりはいい、状況を覆していくなら・・・ここしかない!!
 こっちは2番とチャージゾーンにカードを置いて・・・ってあれ、
 向こうはセットしないのか、動きが無い・・・ってそうか、向こう、手札がもう一枚きりだ、セットは手札が二枚必要、
 だから、前のターンにコストの前借までしてもモンスターを召喚したんだ、ここで攻めさせないために!!
 「セット!オープン!!」
 「ダブモンNo.152、領域の針刺し師、ササノヤミ!!」
 が、何も現れる気配はない・・・
 おい、どうなってるんだ・・・?
 「何も来ないではないか・・・」
 「そうだな・・・」
 じゃなくて!!
 「だが、一番戦闘は来る!その前に俺は、ササノヤミのコストにマルチプルエレメンタルパワーとマルチパニッシュエレメントを指定し、1番戦闘だ!!」
 俺は無理矢理先に進ませる為だけにすぐに下げる右人差し指を突き出し、アグニムの目つきが戦闘に集中するように鋭くなる
 「行け、エビグルマ!!」
 「カンテーラ!」
 「うぉおおおお!!やってやるぜ!!」
 カンテーラの狼四肢とエビグルマの棘四肢が互いに駆けて行く、
 この状況、パワー差が高すぎる、逆転の手はあるが、さて、向こうは二者択一でどちらを取るのか・・・!
 「ツインフレイム!!」
 カンテーラの口とカンテラから炎が放射される、
 対するエビグルマは高くに跳躍し、四本の腕の長い突剣をカンテーラに向ける、
 なんだ、あのまま突進してくるのか?だが、それなら炎で・・・
 そう思った次の瞬間、突剣の下方に付いた穴から、弾丸を打ち出してきた!
 ドドドド!
 「うひゃああ!!」
 慌てて前に走り避けるカンテーラ、弾丸が床に弾く音が響き、そのまま連続発射される弾丸との追っかけっこが始まる、
 地上に着地し追うエビグルマに逃げるカンテーラ、
 散発的に発射される弾丸が、避けられた後の床に当たり音が響く・・・
 「あんなん一発喰らったらバーンウルフじゃアウトだぜ!」カンテーラの余裕の無い叫び
 だろうな・・・パワー差ありすぎるし、ええい!
 「俺は、マルチプルエレメンタルパワーを発動!パワーを1200上げる!!これとマルチエレメンタルパワーで・・・」
 「甘い!相殺し打ち破れ、エビグルマ!!」
 ・・・ここで相殺出してくるのか・・・
 「うぃいいいあああああ!!」
 カンテーラが反転し、体に炎のオーラをまとい、一気に口とカンテラから炎を吐き出し眼前に溜め、球体と化していく!
 「狼提豪炎弾!!ガウッ!!」
 咆哮と共に発射された大きな火炎の球がエビグルマに向かう!
 しかし、対して、エビグルマは四つの砲門を前に向け、弾丸を大量連射!!
 火炎弾の威力を削ぎ、その上で火炎弾が到着した直後に槍たちを一気に外側十字にぶん回し、火炎弾を切り裂いた!!
 が、その斜め上からカンテーラがエビグルマに向かって行く!
 「それはもう見たぞ!!」
 これに、エビグルマは一旦頭に噛みつかせたうえで跳躍しつつ全ての手足を仕舞って車輪のように丸くなり、床にカンテーラを叩き付け
 「ぐえ!」
 それにはカンテーラも思わず口を離し、そのままエビグルマは立ち上がり、振り返ってカンテーラにその手の一本を突き突ける
 「なろぉ!!!」
 「俺は、マルチセイバングエレメンタルを発動!!パワーを900上げる、これでも届くはずだ!!」
 ド!
 発射された弾丸を、カンテーラはその口で受け止めていた
 「ぷっ!」
 他の突剣が向けられる中、一気にカンテーラが接近!突剣達の内側に入り込み
 「硬い装甲でも、熱と衝撃は通す!!」
 口とカンテラから吐いた炎ですぐ前に火炎弾を溜めこんでいく!
 さぁ、どうする、これで防げば、ササノヤミの効果で二ダメージを喰らうことになるぞ・・・?
 「私は、ダークラスターエレメンタルの効果を発動!マルチセイバングエレメンタルを相殺する!」
 防いだ!?
 ズドン!!
 大きな爆発音とともに、カンテーラが後ろに吹っ飛ぶ、が、立ち上がる!
 「・・・これなら・・・?」
 爆炎が晴れた先、そこには・・・エビグルマが闇のオーラをまとい立っていた、
 あのオーラに守られたのか・・・?
 そのまま、エビグルマのそれぞれ四つの突剣に闇のエネルギーの球体のような物が発生し、
 それの一つを銃弾のように撃ちこんできた!
 「何の!」
 これをカンテーラ、前に走り回避!が、闇の球体が爆発し、その衝撃により吹っ飛びバランスを崩す!
 「な・・・!?」
 さらに、前に吹っ飛ぶカンテーラに残り三つの闇の球体の突剣を向け発射!
 カンテーラに一気にぶつかり爆発する!!
 バーンウルフが消滅し、カンテーラの憑依が解けてこちらに飛んでくる
 「ふん、あっけなかったな!っつ!」
 いきなり、アグニスが右足を一歩後ろに下がらせた、
 右足があった場所には、一つの法線状に広がる葉っぱの塊があった、
 しかし、その葉の先端には棘があり、その葉っぱが滴状を模すように上に広がり、あいつの足を傷つけようとしたのである、
 「・・・姑息な・・・」
 「別にいいんだぜ、戦いの責はダブモンが負う、だろ?」
 俺の言った意味がわからないとも思えないが・・・?
 「笑止!!」
 な・・・なに!?
 「この程度の痛み、いや、どのような痛みであったとしても、魔族のために人類を滅ぼし、世界の支配権を得ることこそ我らの望み!!」
 そして、その足を踏み出していく
 「勘違いするなよ人間、私は、この効果を受けることをあえて選択したのだ、さぁ、宣言するがいい!!」
 そこまで言うなら・・・やってやろうじゃないか!!
 「・・・いいだろ、俺は、ササノヤミの効果を発動!!」俺はその右手を力強く前に出す!奴はササノヤミの効果をダークラスターエレメンタルで相殺出来た、それによってダメージを1でも減らせた、だが、それをせず、戦闘に勝つことを選択したというのなら、ためらう理由は何もない、それは奴への無礼になる!!「その効果で・・・二ダメージ、負ってもらうぜ?」
 ササノヤミが上の方に一気の棘を伸ばす・・・
 「ふん!」
 が、アグニスは一気にそれを踏み抜いた!
 ササノヤミの葉が砕け散り、引いて消えていく・・・
 そして、ライフカード二枚がアグニスの左手に・・・飛ぶ!
 「来たっ!!」
 何っ!?
 「そして・・・カードバトラー側の責、すなわち、貴様に勝利して見せる!!」
 受け取った手札の内一枚を見せてきた?!
 「私は、雷鳴招来現出エレメントを発動し、2番に招雷の講釈師 ルンゴレムをノーコストで召喚する!!」
 「ダブモンNo.164、招雷の講釈師 ルンゴレム!!」
 カッ!
 轟いた雷に、一つの巨大な影が写った
 雷鳴の前にいた影は三角錐を頭と両肩上それぞれに据え、残りをいくつもの球形で体を構成したようなゴーレム、
 腕や肩などの間接以外の場所は青い金属のような球体で構成され、関節部分は黒灰色の球体、
 両足先は三角錐を縦に割ったようなもので作られ、拳は三角錐や球体とは別に機械のように精巧な物があり、
 その頭部の赤い球体がまるで瞳の様に前を赤く照らしている・・・
 「さぁ、カードバトルを続けよう!!」
 
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