オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

月夜と私の過去と光の城 ダブモン!!4話/16

 

月夜と私の過去と光の城 ダブモン!!4話16
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 フードのやつの不気味な笑み・・・
 でも、そんな脅しのような笑顔には負けないわ・・・
 「リチャージッ!!」互いにチャージゾーンのカードを裏にし、「ドロー!!」山札から1枚引く!
 焦げた木が退場していくのはさすがに目立つが・・・
 その間にも、2番とチャージゾーンに裏側でカードを置く!向こうは1番とチャージゾーン!
 「セット!!」
 このターン、どんなモンスターが来たってコヨヨンのおかげで怖くは・・・無いっ!!
 「オープン!!ゴステングゥ!!」
 「ダブモンNo.141、破戒の占僧 ゴステング!!」
 辺りから黒い鳥羽が集まってきて一つの塊になり、それを吹き飛ばし、そいつは現れた、
 濡れ羽色の毛並みに覆われたネコの顔に変身させたような顔を持ち、カラスのような黒い目を持つ身体にまとうはメイド服を意識した重厚ながら腕と足を出したミニスカ腕出しの白と黒のゴシック服
 頭につけたるはフリルカチューシャであり、背中に生やすは黒き両翼、右手に葉を五枚重ね並べて柄を付けたような構造のうちわを持ち、
 きりりとした顔つきの猫の精悍な女性の顔つきで、その上に黒のミドルショートカットの髪型が乗っている、
 「身体、借りますね」
 そこにウィルピーが憑依、右手甲に光がともり、自信たっぷりに右手を右肩の前で開きながら
 「さぁ、存分に吹き飛ばしましょう」
 決め台詞を言い放つ、
 「ダブモンNo.123、綺羅埃の全方位掃除屋、キラボッコリ!!」
 上の方からキラキラした埃の羽生えた埃が降ってくる、
 まわりにほこりが散ったりせず、キラキラと虹純白に輝くさまは埃ではなく宝石のようである、
 そこに一対の瞳が付いている
 が、降りてきたキラボッコリがすぐに目を閉じて床の上で眠りこけ始めた、
 これこそ、コヨヨンの効果!!眠ったまま、起きるまで効果も発動できずパワーも0に!
 さぁ、このまま冥府まで眠っているがいい!!
 「私は、ゴステングのコストに、この二枚を指定!!」
 前に出したカードに対し、向こうが前に出して表にして提示したのは、デフォリティアエレメンツとメイドセイケツエレメンツ!!に植物の実弾きエレメント!!
 おっし、来てるわ、一気に叩き潰す!!
 「私は、ゴステングのコストにウィルピーキラメントを指定してそっちのデフォリティアエレメンツを相殺し、もう一枚、ジェイルカード、元光のそらを指定し、1番に設置する!!」
 「ジェイルカード・・・?」
 「ジェイルカード・・・?」
 「って・・・?」
 「なに・・・?」
 ったく、あいつらは・・・
 「ジェイルカードはイクイップと同じく、場所に戦闘を行わないカードとして設置するカード、書かれたパワーは相手の戦闘を行うカードに影響し、イクイップと違い、設置、装備された場所の戦闘を行うカードがトラッシュなどに移動してもトラッシュに送られない替わり、設置後、カードに書かれたタイミングで維持コストを支払う、もっとも、地光のそらはコスト0だから維持コストもいらないけど」
 上空から光が降り注いでその光が床に何かを描くように留まっていく、円の内部に波のような曲線が円を二つに分け、円の右上のその先に丸い点がある、文様のような魔法陣に見える、
 そして、その魔法陣のようなものが出す光が、受けたコヨヨンとウィルピーの輪郭に、光が幾多に集まり光の粒を生成、まとわせる
 このまま・・・行かせてもらう!
 「1番戦闘、コヨヨン、キラボッコリをのしちゃって!!」
 コヨヨンがキラボッコリの方に小首を傾げた後に歩いていく・・・
 が、フードの奴は許してはくれないようだ、カードを一枚表にしてきた、無機質パワーエレメンツ・・・
 あれを発動させ、キラボッコリを起こすつもりなのだろう、が、そうはさせない、
 「私は、シャインエレメンタルパワーで無機質パワーエレメンツを相殺する!!」
 が、向こうはもう一枚、ほこり落としエレメンツ!!というカードを表にしてきた、ええい、しつこい!
 「私は、シャインプラウオンエレメント!!でほこり落としエレメンツ!!を相殺!!」
 向こうの手が止まった、よっし、
 私は右人差し指を突き出し宣言!!
 「このまま行け、コヨヨン!」
 コヨヨンが眠っているキラボッコリに近づき、私が出したせいか自身の右人差し指でキラボッコリをつつく、
 目を閉じたまま少し動くが一向に起きる気配が無いキラボッコリ、
 それを、両手に持ったハーブ籠を振り上げ、思い切り後ろに振り回して一回転して弾き飛ばす!
 ドチャ!!
 危うく壁にぶつかりそのままぐったりと気絶するキラボッコリ、
 ・・・気絶だろうな本当に、ま、あいつらしぶといから大丈夫でしょう、とりあえず今はこっち!
 「更に、コヨヨンの効果を発動!」
 コヨヨンがハーブをあたりにばらまく!!
 「今だ、ウィルピー!」
 「了解しました、我が天魔よ」
 天魔・・・?
 私の疑問をよそに、ウィルピーが飛ぶ!
 「さぁ、その正体を現すがいい!!」
 振り仰いだ扇の一撃で黒い風が吹き荒れ、その何かの塊の布が吹き飛ぶ!!
 あれは・・・何・・・?黒い・・・力・・・?でも・・・力の隙間からは何もいないように見える・・・!?
 が、そこから黒い光の奔流が吹きすさみ、向こうの手札に持ってたカードの一枚がこちらに向く、
 あれは・・・大大々々ほこり落とし!!・・・?そして、やっぱり誰もいない・・・!?
 その吹き荒む嵐に、私と、コヨヨンと、ウィルピーが巻き込まれる!!
 私は思わず腰を下げて床を掴むが、コヨヨンとウィルピーは間に合わず、
 舞い飛ぶほこりのように中に吹き上がり、天井に叩きつけられ、地上に落下・・・
 共には爆発消滅し、ウィルピーは分離して気絶・・・
 「コヨヨン!ウィルピー!!」
 思わず声を掛け右手の方に飛んだウィルピーの所に寄り、ふと、フードの奴が何かしてこないかと心配で、チラリとフードの奴の様子を見る、
 が、そこでは、黒い力が全てを解放し、フードつきマントが空から空気に舞って落ちてくるところだった・・・
 これで三度目の確認、やっぱり、中身には何もいない!!じゃあ、この力の奔流と、奴は一体・・・何だ!?
 
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