泡出る滝の渡し守 ダブモン!!22話09
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「あ~」
女性が何かを思い出すように一瞬斜め上に目線を逸らすもすぐにカンテーラに目線を戻し話す、
「もうちょっと待ってて、今担当者が上の方に行っててね~少し待てば戻ってくると思うから~」
行けるのか?
もしかして、ここまで問題無しだし、
カンテーラの調子が戻ってきてる・・・?
などと考える間にも女性は俺達全体を見回すように見て、
「みんな同じグループだよね?」
全体を見るような目線となり口を再度開く
「大人数だけどいっぺんに行けるよ~問題無い問題無い、子供は料金少ないけどダブモン達は~」
「金取るんなら飛んでいく」
いの一番に返したのはやっぱりカンテーラ、
女性は呆れたかのように目に力を無くしながらカンテーラの方を見直す
「ま、そう言うか・・・でも、それだと色々とな~」
女性はため息をつきながら肩を落としうなだれる
「ならこうしたらどうかしら?」
滝の方から年上の優しそうな女の人の声が聞こえ、全員がそちらの方を向く、
そこにいたのは、女の人、それも、泡で出来た!?
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