バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

泡出る滝の渡し守 ダブモン!!22話/03

泡出る滝の渡し守 ダブモン!!22話03
 
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 3
 
 良星の声からのカンテーラの返事に、周りが固まる・・・
 ・・・俺の名前は稲走 兎白(いなばしり とはく)、
 少し身長高め、髪はぼさっとして、波から飛び出す鮫の絵が描かれた長袖Tシャツに
 ポケットがたくさんついた青いジーパンをはき、腰後ろに荷物入れの袋がある、
 「滝でも凍らすの?」
 と、右肩の方でカンテーラを見て呑気に声を出すのはフリィジア、
 氷の精霊のような姿で、身長は僕の3分の1くらいで髪は液体状の氷の様にくねり流線状にクリスタル状の氷が前髪の方に並び、
 両肩に氷の鎧の意図を持つ
 「そこまでしなくても・・・」
 苦言を呈したのは俺の後ろにいる海象 鼓動 (かいぞう こどう)だ、
 少し太めの体型、短い黒髪、
 橙と緑の長袖サバンナ草原シャツに長ズボンのジーンズ、
 ボックス状のポケットがたくさんついた革を腰に付けており、
 腰、背中の方に袋を付けている
 「なら蒸発させるか?」
 こちらも呑気に鼓動の方見て物騒な言葉を発したのは鼓動の右肩の方にいるイグリード、
 俺達の三分の一程な大きさの炎の精霊然とした姿、
 こわもての顔、燃えたぎる髪の毛、筋骨隆々な肉体を持つ、
 「凍らせても蒸発させても問題は解決してないでしょ」
 さらに後ろから少し嫌そうにそう指摘したのは蜜羽 四葉(みつば よつば)、
 金髪のツインテール、ヒラヒラが正面中央ボタン沿いに縦に二列着いた白シャツ首元にはワンポイントの黒リボン、
 左胸に筆記体で黒字金縁で意と書かれたバッチ、横腰には革袋を持っている
 「ですね」
 四葉さんの右横で地面に近い場所で目に力無き呆れ顔で四葉さんの意見に賛同したのはウィルピー、
 見た目は黒い目の付いた光の火の玉であり、
 背中に鍛冶槌と鍛冶鋏を交差させ背負っている
 「で、何か手はあるか?カンテーラ?」
 そう俺の前で自身の頭に乗るカンテーラを見て問いかけたのは双運 良星(そううん りょうせい)、
 黒目に立った黒髪、黒いバンダナに赤銅色袖なしシャツ、左肩後ろにはの炎翼のブローチを付け、
 左右にポケットを大量に垂れ下げたベルトを付けてジーパンを履き、
 腰掛けの袋がある、
 「解決法ならあのあたりに・・・」
 そう言って右手で右前方を見ながら袖付きマントの袖中端で指しているのがカンテーラ、
 濃紺のフードつき袖付きマント、左手に黄色の燭台カンテラを持ち、中は黒いもやのようになっているが黒の両瞳のみをフードの中からのぞかせ、
 フード左上の所には太陽と流星の中間のような少しの楕円にいくつもの線を放射状に付けているものがある
 って解決法!?
 あるの!?
 思わず指された方を見る!
 
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