バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

泡出る滝の渡し守 ダブモン!!22話/10

泡出る滝の渡し守 ダブモン!!22話10
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

 
 10
 
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「ジャゴーク!!」
 「ダブモンNo.359、輪蛇の上下水道管渠施設洗浄員、ジャゴーク」
 バブルリーの前に一匹の蛇が現れる、
 それは、背中側にいくつもの輪っか柄の紫の鱗纏う頭の下が輪っかに別れた蛇だ・・・
 「ブリザドア!!」
 「ダブモンNo.308、氷扉の降雪係、ブリザドア」
 俺の前に現れたのは、氷のドア枠と氷の扉だ、それは、吹雪を封じたように、ドアの隙間から雪風が吹いている・・・
 「『ブリザドアのコストにアイスイングブリザードエレメンタルパワーとフリーズフリージングアイシングエレメントを指定!』」
 「『ジャゴークのコストにバブルイズエレメンタルパワーとバブルシールドエレメンタルパワーとバブルイズバブルエレメンタルパワーを指定』」
 「1番戦闘!」
 「1番戦闘!」
 ブリザドアがアワレオンに向かって己の扉を開ける・・・!
 「『ブリザドアの効果でジャゴークのパワーを一気に下げつつアワレオンをトラッシュに!代わりにチャージゾーンからアイスエレメンタルパワーとフロストエレメンタルパワーを表に!!』」
 中から吹雪が出てアワレオンを凍らせついでにジャゴークの動きも鈍らせていく・・・
 しかし、アワレオンの咆哮が泡を前に集め盾を作り、アワレオンとジャゴークの身を守る、
 凍てつく泡の盾と共に駆け突っ込むアワレオン!
 同時に、ブリザドアが一気に前進!アワレオンを扉の内側に入れながらすれ違う!
 ブリザドアの裏から出てきたアワレオンは、完全に凍り付いていた、
 ブリザドアが宙に浮きながら扉が閉まり、角を前後に出し、
 そのままアワレオンに己の角をハンマーのようにたたきつけ、アワレオンを砕き爆発、消滅させる!
 さらにその破片がバブルリーに飛び、バブルリーが傷つきながらも右手で弾く!
 「でも、2番戦闘!」
 スワロウィグがジャゴークに飛んでいく!
 ジャゴークがさっきの戦闘を見ていたためか首下の輪っかに通そうと飛ぶ
 が、スワロウィグはすれ違いざまにくちばしでジャゴークを傷つけた!
 怯み、振り返ってスワロウィグに向かって口開け威嚇するジャゴーク、
 対して悠々空飛ぶスワロウィグ、
 ジャゴークの胸穴が光始める!?
 ジャゴークの咆哮と共にそこから水流がほとばしる!!
 が、スワロウィグは背中上を中心に水流に対し螺旋に飛びつつ回避、
 一気に低空に飛びつつジャゴークに突進していき、すれ違う、
 そして、連続Uターンの要領で高速で地上とジャゴークの胸穴を往復しまくる!!
 気が付くと、ジャゴークの胸穴が草で埋まっていた!?
 スワロウィグがやったのか!?
 水が出ずに胸穴を見て多く開け驚き戸惑うジャゴーク、その間にもスワロウィグは一気に離れ、
 反転、
 高速で飛んでジャゴークにぶつかって吹っ飛ばし、爆発、消滅した・・・
 「『でも、バブルバブルリッターエレメンタルパワーで3番から攻撃!!』」
 だが、吹っ飛ばされたときに草が取れたのか最後の力を振り絞ってか胸穴から俺に向かって高速の水が放たれてくる!?
 「はっ!」
 が、直前で水が凍りながら吹き飛ぶ!
 「ふっかーーーつ!!」
 吹き飛ばしたフリィジアが両口端上げた得意な笑みで僕の前に浮き
 「さぁ、一気に行くわよ!」
 バブルリーに氷吹き飛ばした右手の槍を得意気に振りかざす!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――