バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

騎士とリザードと案内屋の相棒・・・ ダブモン!!22話/04

騎士とリザードと案内屋の相棒・・・ ダブモン!!22話04
 
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 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「スケイラス!」
 「ダブモンNo.445、鱗の小売店棚卸作業員、スケイラス」
 「ハネンポ!」
 「ダブモンNo.190、空木の林木計測作業員、ハネンポ」
 俺の目の前に木肌の小さな鳥が現れ羽ばたきホバリング
 せわしなく動かす羽根に頭の上にタンポポの白い綿毛の様なものが伸びた頭の毛の先に付いている
 向こうの前に
 鱗肌の木のような存在が現れる
 それは五つの降ろした根と鱗の様な葉の部分を持つ
 「『俺はハネンポのコストにウッドリーフエレメンタルとウッドリーフフォースエレメンタルを指定!!』」
 「『こっちはフレイムファイアエレメンタルとフレイムファイアバァニングエレメンタルだ!!』」
 1番戦闘!!
 ハネンポがより速く羽ばたき浮き上がりながら空より滑空しスケイラスに向かっていく・・・
 すると、スケイラスから鱗がいくつもハネンポに発射される!?
 ハネンポが風に流れるように加速し避け、そのままスケイラスに近づいていく、
 ハネンポが至近距離まで来たところで、
 突如、スケイラスが根をいきなり振り上げる!?
 根の先に爪・・・?まさか、あれは樹に擬態した爬虫!?あの根は足か!!
 その振り上げられた足も風に流れるように避けるハネンポ、
 が、いきなりスケイラスの上部の葉の生い茂る所から青黒いワニのような頭部が現れる!
 赤紫の目を光らせ大口開けてハネンポに迫る口!
 そのまま口に飲み込まれるハネンポ・・・いや、
 口に挟まれる刹那、鳥の部分が体を90度横に回して両翼を一気に上下に伸ばす!
 口の開いていくスケイラス、
 抵抗するも口は開き続け・・・
 ぐきっ!
 口の根元から嫌な音が響き、
 大きく口を開けたままスケイラスが爆発、消滅する、
 「『しかし、スケイラスの効果だ!!2番戦闘でお前にダメージ!!』」
 と、爆発したスケイラスの鱗の一枚がこっちに!?
 「でぇい!!」
 ソダマモが剣を縦に振るい斬り飛ばす!
 そして、顔を横に出し横目でこちらを見て
 「さぁさぁ、行きましょうぞ、良星殿!カンテーラ殿!!」
 「お・・・おぅ!」
 「おぉ~」
 やる気ないな、カンテーラ・・・
 戸惑いながら俺は答え、頭上のカンテーラはやる気なく応えたのだった・・・
 
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