バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

騎士とリザードと案内屋の相棒・・・ ダブモン!!22話/13

騎士とリザードと案内屋の相棒・・・ ダブモン!!22話13
 
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13
 
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「ハリサソリ!」
 「ダブモンNo.136、鱗甲の検針工、ハリサソリ」
 「シーヤボ!」
 「ダブモンNo.339、木船甲の甲板部員、シーヤボ」
 俺の前に現れたのは木のボートが二つ一つが上下反転し、貝のように広がってる部分がくっついたような奴!
 なんか、前の方の上下対象に目の様な窓みたいなものが付いてて、間には牙のような造形がある・・・
 続けてワナリューの前に現れたのは
 四本足に前に鋏を備え、先に棘の付いた尾のうろこでおおわれた蠍に様な存在、
 鋏のある前足を歩行に使い蜥蜴のようにも蠍のように見える・・・
 「『ハリサソリのコストにフレイムファイアバァニングエレメンタルとフレイムファイアバァニングエレメンタルとバァニングバーンアップエレメンタルを指定!!バァニングバーンアップエレメンタルの効果でハリサソリのパワーを100上げミナガレイのパワーを100下げる!!』」
 「『こっちはウッドリーフエレメンタルとウッドリーフフォースエレメンタルとウッドフレイスエレメンタルをコストに指定!!』」
 ハリサソリがミナガレイに向かって素早く駆け、その針を突き立てに行く!
 ミナガレイは横回転蹴りでハリサソリに突撃して針を弾く!
 さらに、大口を開けて舌を伸ばす!
 それをハリサソリは閉じた右鋏で受け止め防ぐ!
 ミナガレイの舌がハリサソリの右鋏を押し込もうとし、拮抗し、押し合う!!
 が、そこでハリサソリが尾をミナガレイの開いたままの口めがけて突き入れ。いきなりミナガレイが呻いて離れる!
 尾の先の針を口の中で刺したか!
 しかし、それでも負けずにミナガレイは突撃!
 「『ウッドブランジングエレメンタルでパワーを400上げる!!』」
 「『フレイムファイアエレメンタルで相殺!!』」
 「『ミナガレイの効果でパワー下げを消しつつパワーを500アップ!!』」
 「『ハリサソリの効果で相殺だ!!』」
 「『だが、ウッドアブソーブエレメンタルの効果でハリサソリのパワーを400下げ、ミナガレイのパワーを400上げる!!』」
 「『ならこちらはファイアフレイムバーンドエレメンタルの効果だ!!ハリサソリのパワーを800上げる!!』」
 ハリサソリは尾を地面に沿う様に大きく横に振るいながら突撃し、着実にミナガレイに尾の先の針を跳んで避けさせる!
 さらに、尾を曲げ縮めて宙にいるミナガレイの胴に針を突き刺し!
 そこから尾の力でミナガレイを地面に叩きつけつつその反動で跳躍、両鋏を閉じて宙より勢いよく叩きつけ、ミナガレイは平べったくなり爆発、消滅した・・・
 「だが、2番戦闘!」
 「2番戦闘だ!!」
 シーヤボがその船体のような体でスアビラにドリルのように螺旋回転しながら向かっていく!
 対し、スアビラは爪を叩きつけていくが弾かれる!
 そこでスアビラは後ろに引きながら口より火を吐く!
 が、その火はシーヤボの螺旋運動に吹き飛ばされながらスアビラは再度の体当たりを喰らい弾かれた!!
 何とか爪を地面に突き刺し少しの吹き飛ばしで耐えるスアビラ、
 その勢いで反動をつけ、一気に噛みつきにかかる!
 後ろ足の爪を何とか地面にひっかけてシーヤボの回転に弾かれるのを抑え、噛みつきかける!
 螺旋に傷が付いて行くシーヤボ!
 が、シーヤボが大きく口を開けスアビラを吹き飛ばす!
 そこをスアビラは見逃さず、その口内に炎を吐き出す!
 口の中が燃えるシーヤボ!
 地面に着地しつつ大跳躍するスアビラ!
 慌てるシーヤボの真上から両足を叩きつけ、
 シーヤボを地面に突き着け粉々に潰し、シーヤボが爆発!消滅した・・・
 「さらに、ハリサソリの効果だ!!『追加でダメージ!!』」
 ワナリューの声にシーヤボが俺達の方を向き炎を吹きかけてきた!
 「お任せを!」
 ソダマモが炎を切り裂き、火の付いた剣を地面に放り踏みつけ火を消す!
 「ふぅ」
 火が消え額を腕で拭いつつ安心し、剣を拾うソダマモ
 「お前、やっぱり火に弱い?」
 「そうですが何か?」
 こちらも見ずにぶっきらぼうに答えたソダマモにこれ以上訊くなという感じを受け取った俺は、
 「あ、いや」
 こちらも興味無しを装って返す、
 とにかく、二体もやられた、次のターン、どうにかできるのか・・・?
 
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