バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

騎士とリザードと案内屋の相棒・・・ ダブモン!!22話/10

騎士とリザードと案内屋の相棒・・・ ダブモン!!22話10
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  
 
10
 
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「スアビラ!」
 「ミナガレイ!」
 「ダブモンNo.387、水中目の水中調査員、ミナガレイ」
 「ダブモンNo.204、鱗肌の用度係事務員、スアビラ」
 ワナリューの前に全身を深緑の鱗で囲まれたシャープな獣が現れる!
 斜めに連続する鱗により斜めにシャープで四肢も長く、尾も長い
 続けて、俺達の前に木の皮で覆われた地に張り付く様な両生類が現れる!
 丸い平べったい体に茶色の目を持つ
 「『俺はスアビラのコストにフレイムファイアエレメンタルとフレイムファイアバァニングエレメンタルとバァニングバーンアップエレメンタルを指定!さらにバァニングバーンアップエレメンタルの効果発動!!スアビラのパワーを100上げハネンポのパワーを100下げる!!』」
 「『こっちはウッドリーフエレメンタルとウッドリーフフォースエレメンタルとウッドフレイスエレメンタルだ!!』」
 「1番戦闘!!」
 「1番戦闘!!」
 ネツジンチョウがミナガレイに向かって飛んでいき、炎の刃を振りかざす!
 慌てて地中に潜るミナガレイ!
 ネツジンチョウが思い切り叩きつけるも、続けて地を刃で突きまくる!
 どうやら、当たっていなかったようだ、さらに刃を地面に刺しまくっている・・・
 と、いつの間にかミナガレイが
 ネツジンチョウの背後から飛び出し、
 その尾に両前足で取りつく、ネツジンチョウが気付いたのか、驚きで一瞬飛び上がるように両翼を広げ目を見開き首を上から後ろに曲げ、ミナガレイを見、
 いきなり翼をもっと大きく広げ飛び立つ!
 「『ミナガレイの効果!パワーを下げる効果を打ち消しさらにパワーを500上げる!これで逆転!!』」
 「『ネツジンチョウの効果で相殺!』」
 思い切り回りながら飛んだり、首から伸びたパワーハンドの先の刃を尾の先に向かい振り回したりしてミナガレイを振り払おうとするネツジンチョウ!
 「だが、『ここでウッドブランジングエレメンタルの効果を発動!3番にデコイを設置してそのパワーでパワーを下げを無効にし、パワーを400上げる!!』」
 だが、その間にもミナガレイは体を前に曲げて刃を避けつつ四肢から根を回してネツジンチョウを蝕んでいき、
 とうとう、根でその翼をからめとり、
 ネツジンチョウが翼を動かせなくなり落下!
 地上に落ちる寸前でミナガレイが四肢を思い切り伸ばし跳んで退避し
 ネツジンチョウが頭から地上に落ち爆発!消滅した
 「さらに、『バァニングバーンドエレメンタルの効果』に続き2番戦闘!」
 ワナリューがいつの間にかチャージゾーンのカードをおそらく右手で表にして右人差し指こちらに向け叫ぶ!!
 「だが、こいつならどうだ!!」
 スアビラが宙飛ぶハネンポに走り込んでいく!
 いきなりスアビラが中のハネンポに向き口より息を吸って炎を吐く!
 ハネンポは炎の上昇気流に乗るように浮かび羽動かして体勢整え避ける!
 が、スアビラはハネンポの真上に炎を放射!
 その火花でハネンポの頭の上の綿に着火!
 地上に落ちながら羽をせわしなく動かし右に左に慌てるハネンポ!
 しかし、体に燃え移り、
 地上に落ちた時には、
 黒焦げになり爆発!
 消滅した・・・
 が、そこで木片がワナリューに飛んでいく!
 これはウッドブランジングエレメンタル!?
 「でぇい!」
 ワナリューが木片を右腕振るって弾き、
 「おっと、『バァニングバーンドエレメンタルの効果だ!』」
 こちらに銃を向け、ぶっぱなしてきたぁ!?
 ガン!
 ソダマモが盾で弾く!
 「大丈夫ですか?カンテーラ殿!良星殿!」
 ソダマモがこちらも見ずに問う
 「おお!ありがとなソダマモ!」
 「あ、ありがと」
 カンテーラが勢いよく、俺がためらいながら返す
 ・・・
 とにかく、これでターンエンド・・・
 今は互角だが、どうなるか・・・
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――