バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

足踏み入れし暗い街で・・・ ダブモン!!21話/02

足踏み入れし暗い街で・・・ ダブモン!!21話02
 
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 「本当にここ通らなきゃいけないの?」
 私は眼前の不穏な光景を見つつそう言って不安感をあらわにした、
 三人前の先頭の少年、良星が首を横にして後ろのこちらを見つつ
 「とっとと抜けるだけだから」
 気楽に言う、
 「私も不安なんですけど・・・」
 私の右の方のウィルピーが言って不安をあらわにした
 私達の前には、ビルのような真四角の、崖をくり貫いた高層建築が左右に並ぶ紫灰色の暗いスラム街は伸びていた・・・
 
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