魔族の魔術学校 ダブモン!!20話22
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22
「リチャージ!」
「リチャージ!」
「ドロー!」
「ドロー!」
「セット!」
「セット!」
「オープン!!」
「オープン!!」
「ナマジグマ!」
「ダブモンNo.319、筋魔のパワーストーン鑑定士、ナマジグマ 」
「イグードイグリディアエレメント!オーブカード!!」
向こうの前にまるでぬいぐるみのような熊が現れる、
両足で立ち、体のところどころが様々な色の宝石の原石が埋まっているように見える・・・
「『コストとして火炎魔力アップエレメンタルと火炎魔力オア氷水魔力再上昇エレメンタルとコンセントレートサゲインストエレメンタルパワーを指定!』」
おっさんの豪々とした宣言の後、僕の前に山札が浮き左手側から右手側に巻物のように移動していく・・・
これだ!
右人差し指でカードを指す!
「ダブモンNo.211イィィィエェェェェックス!心核の粉砕屋、イグリード・エキサイティィィイイング!!」
「おおっし!!」
イグリード僕の前に出て燃え盛る!溶岩を噴出させ鼓動によりその肉体を再構成・・・
僕よりもずっと大きくかつ筋骨隆々で赤く燃え盛る肉体、下へと燃える炎のような下半身を持ち、逆立つ炎の短髪が燃え盛る肉体となる
「1番戦闘!!」
「1番戦闘!!」
イグリードがドットーに向かって飛ぶ!
互いに胸前に両手を合わせかざし、間に火球を生成、
右手で振りかぶり投げる!!
イグリードの炎の弾とドットーのドットっぽい炎の弾が中央でぶつかり弾ける!
が、弾けたのはドットの方のみ、イグリードの炎の弾は打ち勝ってそのままドットーに向かって行く!
ドットーはその両腕を交差させ炎の塊を防ぎ、
一瞬で降下し地面に潜る!
「何ィ!?」
イグリードが目を見開き驚くも、床を見ると、そこにはまっ平になったドットーがいた!
「このやろ!」
右拳を叩きつけるも、体を移動させ避けるドットー、
「このやろ!このやろ!このやろ!」
何発も狙い移動し当てるが律儀に避けるドットー
「こうなれば・・・」
と、イグリードが目を付けたのはおっさんお前に落ちているドットーの下半身と繋がっているゲーム機!
そっちに飛び、そこでいきなりゲームからドットーが飛び出る!
「なにぃ!」
ドットーが目を白黒させおどけるように両指を動かし舌を左右に振る!
そこでイグリードの肩に右人差し指が叩かれ、
振り返るイグリードに後ろにいたドットーが同じく目を白黒させ両指と舌を動かしおどける!
「このぉ!」
「『ここで私はドットーの効果!この戦闘直前にドットーのパワーがイグリードのパワーを上回っていた場合、イグリードをトラッシュに送る!!』」
おっさんが右人差し指を思い切り伸ばして僕達に突きつけ宣言!?
まだだ・・・まだ・・・
次いでおっさんが僕達を見据えたまま右手でチャージゾーンのカードを表に!
「『さらに、コンセントレートアゲインストエレメンタルパワーの効果でドットーのパワーを500上げるこれでパワーは逆転だ!!』」
僕も対抗してチャージゾーンのカードを表に!
「『マグマグラスエレメンタルパワーで相殺だけど相殺せずにイグリードのパワーを600上げる!これで再逆転!!』」
互いに右手でチャージゾーンのカードを表にしての応酬!!
「『ならばコンセントレートディアゲインストエレメンタルパワーでパワーを1200』」
「『マグマエレメンタルパワーで相殺!!』」
「『コンセントレートディサゲインストエレメンタルパワーでパワーを』」
「『ヒートジオエレメンタルパワーで相殺!!』」
「『それならコンセントレートディガアゲインストエレメンタルパワー!!』」
「『マグマヒートアップエレメンタルで相殺!!』」
「『コンセントレートディガズアゲインストエレメンタルパワー!!』」
「『エクスロージョンバリアブルズエレメンタルで相殺!!』」
が、ここでイグリードが両腕を左右に出して回転ラリアット、
その場に炎の竜巻を生み出していく!
竜巻に巻き込まれ上に飛ぶドットー達、
「そこだぁあああああ!!」
イグリードが炎の右拳で大きく空中アッパー!!
上にまとまったドットーに叩き込み爆発!!
よし!右人差し指を突きつけ宣言!!
「さらに、イグリードの効果を発動!!『これでナマジグマをトラッシュに送りつつ2番戦闘!!』」
「させん!『手札よりリーディンガコンセントレートエレメンタルパワーを発動し相殺!!』」
手札を右手で抜いて見せ対抗してきた!?でも!
僕も最後の手札を引いて見せ突きつけつつ宣言!!
「いいや、『相殺タイミングで手札からマグマ&バーニングを発動!!リーディンガコンセントレートエレメンタルパワーを発動させその後にイグリードの効果を発動する!!山札の一番上、手札、チャージゾーンのカードを見せる!パイロヒートエレメンタルパワー、マグマヒューズシールドエレメンタル、マグマエレメンタルパワー!!そして、イグリードの効果!!これでとどめだ!!』」
イグリードがおっさんに向かい、両手を胸の前でかざし合わせ自身の生んだ炎の竜巻とドットーの残骸のドットを吸収しつつ火球を形成!!
「喰らえぇえええ!!」
その火球を右手で振りかぶり振り下ろし放り投げると、
火球は投げられた勢いのままドットの四角を放出しバリアのように纏いながらおっさんに飛んでいき
「うぉおおおおお!!!」
おっさんの叫びとともにおっさんに着弾、大爆発を起こした!!
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