バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

魔族の魔術学校 ダブモン!!20話/11

魔族の魔術学校 ダブモン!!20話11
 
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 「あの、そろそろ僕達・・・」
 「ささ、次の場所に着きましたよ」
 声を掛けようとしたら、おっさんが紹介するように右手を出す、
 先の左右スライドの扉の先、
 そこにあったはプールだった、右に続く長方形の部屋床中央に水の張られた横長の長方形がある、それ以外はプールサイドだろうか?正面奥の壁上には大きな窓が並んで太陽光を取り入れ右奥の壁さらに奥側には用具入れか更衣室か横長の取っ手の付いた扉も見える、しかし、プールには誰もいない、そういう季節か時間帯なのだろうか?
 文字の書かれた紙で構成されたプールは明らかに異様である、
 「ここでは水中の魔法を練習したりするんですよ~」
 はぁ・・・
 顔を緩ませ少し微笑んでいるすらあるおっさんの調子のいい言葉にやる気の無いからのため息が出る・・・
 「ささ、次に行きましょう、どうぞどうぞ」
 扉を閉め、今まで来た道を引き返し始めるおっさん
 
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