バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

魔族の魔術学校 ダブモン!!20話/10

魔族の魔術学校 ダブモン!!20話10
 
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10
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「クラウトゥス!!」
 「ダブモンNo.361、宙雲の気象観測士、クラウトゥス」
 おっさんの前に何もない空気から水蒸気が集まり、八本足で蜘蛛のような雲?が現れる、
 「グハガネツ!!」
 「ダブモンNo.416、鋼芯層の地熱発電技術、グハガネツ」
 僕の前に四足の獣が現れる、
 だが、その姿は足の下の方がマグマで出来ていて、その上を水が構成、
 毛皮持つ胴体には大きなタービンのような機械が首から尾までを貫くように組み込まれていて左半分が体から露出している
 「『僕はグハガネツのコストにマグマエレメンタルパワーと爆発バニッシュエレメンタルと刧爆バニッシュエレメンタルを指定!!』」
 「『なら私はクラウトゥスのコストに火炎魔力アップエレメンタルとコンセントレートサゲインストエレメンタルパワーとコンセントレートディアゲインストエレメンタルパワーを指定だ!』」
 1番戦闘!!
 ジャコクにグハガネツが駆けて行き、その地熱の爪を振るう!
 が、ジャコクは多きく翼を羽ばたかせて飛び避け、そのまま大きく右前足を叩きつけていく!
 その勢いに顔が地に伏せられるジャコク、でも!
 「『マグマグラスエレメンタルパワー!グハガネツのパワーを600上げる!!コンセントレートアゲインストエレメンタルパワーやジャコクの効果じゃ相殺できないよ!!』」
 「ぐぬぅ!」
 グハガネツの足の下部分が明らかに強く熱を帯び、足の上部分の水が沸騰し始め、
 胴部分のタービンが回り始め静電気を帯びていく、
 そして、足に押さえつけられた顔を力ずくで無理矢理上げてその口を大きく開けてジャコクに向け、
 口から電撃を放電!!
 グハガネツが感電するものの何とか後ろに飛び退る!!
 が、そこにジャコクが体の水の部分の力を抜き足裏に水の一部を落とし、
 その水を水蒸気爆発させその勢いで跳躍!
 ジャコクにその地熱の爪を浴びせかけつつ捕まり、
 大口開けてその牙を突き立てて放電!
 ジャコクは爆発!消滅する!!
 「だが、2番戦闘だ!!」
 クラウトゥスが手足を収納し、こっちの真上に飛んできて、上から水塊を出して来る!
 「おっと!」
 だが、イグリードが前に出て右拳を振るって水塊を砕き弾く!!
 さらに、首を右に向け僕に目じり上げ自信あふれる横目を向ける
 「さ、次行くぜ、相棒!!」
 「う・・・うん!!」
 僕は首を大きく縦に振り応える!!
 
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