オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

御前教会の真実 ダブモン!!2話06

 

  

御前教会の真実 ダブモン!!2話/06
 
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 スカートが縦赤白青の色に変わって、足のストッキングが青に白星に赤白の横縞を持つものと青、白、赤の縦三色のタイツに変わり、
 頭の左髪付け根に白い星型のリングが通り、上に紫のリボンの付いた小型の黒シルクハットが合わさり、
 左目下に白い星の装飾ようなものが現れ着く
 「フ・・・フランス女!」
 が、俺の言葉にカチンと来たのか、四葉くるりとこちらに振り返り、
 「逆よ!逆!よく見なさいよ!!」
 確かに左右逆だ・・・って待てい!
 「後ろから見たらフランス国旗なんだよっ!!」
 「私、アメリカとロシアのハーフなのよ、フランスなんてモチーフに選ぶわけないでしょうがっ!」
 「んなもん知るか!」
 確かに足タイツは青白の下アメリカ、赤白の下ロシアの国旗だが・・・
 「あの・・・?ちゃっちゃとやりませんか?」
 「あ、うん、ごめん」
 呆れて話しかけてきたウィルピーの声を聞き、慌てて振り返る四葉
 っていうか、ウィルピーにもいつの間にか白い両手が生えてないかあれ?
 「まぁまぁ、楽できるならそれでいいじゃんか」
 とカンテーラが話しかけてきた、
 「それに、先輩とやらの実力も見ておきたいしな、実力なんてもんは、発揮するべき時でないなら、隠しておいた方が得なんだぜ、相手の目測を見誤らせることができるからなぁ、クックックッ」
 なぜか不敵に笑う、ていうか・・・
 「なぁ、俺の時、あんな色を変える機能なんてなかったんだけど・・・」
 「あの色変え機能はね、あの子が希望して入れたものなのよ・・・」
 「へ・・・そうなん?」
 「だから、別に、いらないんじゃないかってそう・・・」
 「まぁ、俺は要らないけど・・・」
 「俺もそうだ」
 「僕も僕も」
 まぁ、あんなちょっとピエロみたいな恰好、ごめんである、
 「リチャージ!」
 四葉の声が響き渡り
 「ドロー!」
 山札から引いたカードをチラリと見つつ一旦手札に入れ、そのまま一枚引いて1番に裏側で置き、
 残ったカードを全てチャージゾーンに一気に置く・・・ってえ!?
 「セット!」
 「おい、一枚じゃないのかよ!」
 「2T1S5Tルールはそういうルールよ、そうですよね?女神様?」
 「え・・ええ、そうよ・・・」
 「そうなのか!?」
 「そのかわり、ライフカード、無いでしょ?」
 あ、確かにそうだ、
 「それに、二ターン目が終わると強制的に引き分け扱いになっちゃうの、短期決戦型ってやつね・・・」
 「なるほど・・・」
 「納得した?それじゃ、先に進ませてもらうわね」
 四葉が向こうに向き直り、1番に裏側で置いたカードを表にする!
 「オープン!頼んだわよ、ウィルピー!」
 「行きますです!」
 「ダブモンNo.33、贖罪の鍛冶屋 ウィルピー!!」
 と、画面にネズコナミのカードが・・・
 「ダブモンNo.20、走り車の粉ひき鼠 ネズコナミ!!」
 「私は、ウィルピーのコストにシャインエレメンタルパワーを指定、ネズコナミのコストは2よね、さて、何が出てくるかしら・・・?」
 と、ネズコナミが出てきた草の塊がガサガサと揺れ、小さなネズミが現れた、
 「ダブモンNo.19、牛車の御者鼠 モーネマウス」
 白に近い小さなネズミで、あどけない瞳、尖り切っていない鼻先に、丸耳、桃色の四肢に長い尾があり、
 だが、特徴的なのはその右肩に黒い手綱のようなものを巻いて背負っていることだ、
 「なるほど、コスト0だからあれを2番に召喚したのね・・・」
 そうなのか・・・?確かに画面にカードが映ってるな・・・
 あと、もう一枚映ってるけど・・・
 と、ネズコナミが背中のネズミ車を大地に叩き付け、中に搭乗する!
 空腹のエレメンタル・アース?あれで気合完了ってとこか・・・?
 ネズコナミがネズミ車ごと走り出す・・・!
 おおっ、ネズミ車の横の臼がネズミ車に連動してゴリゴリチュイーンと動いている・・・
 「それじゃ、こっちも行くですよ」

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 ウィルピーの左右にある手のようなものが、背中のハンマーと交差鉄箸を取って構え、
 向かってきたネズミ車を開いた手で交差鉄箸を挟み持ち、ネズミ車を挟むように受けとめる!
 火花を散らすネズミ車と交差鉄箸・・・が、ウィルピーが押されてる、
 「ここで私はウィルピーの効果を発動、2番にウィルピーと同じステータスのモンスターを召喚するわ、むろん、効果もそのままだから、このまま3番戦闘まで持ちこたえる!」
 ウィルピーの左隣にウィルピーと同じ光の影みたいなものが現れ始める・・・
 ギュィイイイイ!
 が、ここで勢いを上げたネズコナミのネズミ車の風圧が、辺りの大地を削って石を飛ばす、
 その石に当たり、出現し始めていた影は立ち消えてしまった・・・
 あれは・・・画面を見る限り、いきり立ちのエレメンタル・パワー・アースってカードでウィルピーの効果を相殺されたみたいだ・・・
 「ならこっちよ、私は、シャインシャドウ・ウィスプの効果を発動、同時に二体分身を召喚するわ、こっちは効果無いけど、3番戦闘までは行ける!」
 ウィルピーの斜め後ろに分身が、今度は二体現れる、なるほど、あの位置ならウィルピーのフォローが効くか・・・
 と思った矢先、ネズコナミが右拳底でネズミ車の臼側を思い切りたたきつける、
 何を・・・そう思った瞬間臼の挙動が下部分が下がって上に叩き付けるのを繰り返す運動に代わる、
 ダンダンダンと音が響くたびにネズミ車の速度が上がり
 「ちょ、これ、無理!」
 ウィルピーが掴んだまま弾き飛ばされた
 ちょ、ネズミ車がこっちにくる、
 が、四葉はひらりと回避し、俺達は左右に散って慌てて避ける、
 しかし、ネズコナミはそのまままっすぐ爆走する、
 あいつ、どこまで行くんだ・・・?このままあの神殿に突っ込むんじゃ・・・
 「ウィルピー!行ける!?」
 「行けます!」
 「私は、シャインシールド・アルファを発動、1番戦闘と2番戦闘をスキップするわ」
 ウィルピーがネズミ車を掴んだまま伸びた腕を一気に戻し、ネズコナミの前に立ちはだかり、光の球状のバリアを張り、ネズミ車の動きを止め、ネズミ車を徐々に浮かす、
 あの勢いなら、確かに弾かれただけでとんでもない場所に飛んで行きそうだが・・・
 そこに黒い紐が伸びて行き、ネズコナミのネズミ車に絡まって、ネズミ車の方向を180度反転させ、しばらく空回転した後、一気にこちらに戻ってくる!
 「あら・・・・?」
 ウィルピーの思惑を無視し、戻ってくるネズミ車、狙いは・・・四葉
 今の紐、どこから来たんだ・・・?戻ってくる先を見ると、そこにはモーネマウスがいた、
 なるほど、あいつが投げた紐と自身の効果だったわけね・・・
 ん?画面に別の二枚のカードも・・・とっさの反撃・エレメンタル・パワー・アースシールドに踏込のエレメンタル・アース?
 発動条件で見せたのか・・・?
 「ウィルピー、まだいけるわね?」
 いきなり聞こえた四葉の声に意識がそちらに戻る
 「行けますよぉ~」
 「おっし、私は、シャインウィスプ・クラッシュの効果を発動、シャインエレメンタルパワー・ワイドリアをコストにして、ネズコナミをトラッシュに送る!!」
 ウィルピーがまだ加速が十分でないネズコナミに後ろから近づき、その交差鉄箸で捕まえ、しかし、それでもネズコナミは動こうと
 「こうすればいいだけですよね!」
 交差鉄箸を横にして、臼側に引き倒した、
 ネズコナミは倒れた衝撃に慟哭しながらも、そこから出ようとして
 「それ!」
 そこにウィルピーの金づちが振り下ろされた!
 
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