バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

魔法ある世界・・・ ダブモン!!19話/21

魔法ある世界・・・ ダブモン!!19話21
 
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21
 フリィジアが僕のそばに飛んで来る!!
 それを、近づくフリィジアを見据えるように女の子が遠くから近くを見る瞳孔をすぼめた表情から広げた表情に変わっていき、フリィジアが僕のそばで止まった時、口を開く
 「あら、あなたの相棒なの?」
 「そうよ!あなたは誰!?」
 言いながら、フリィジアが目じりを吊り上げた警戒した表情を見せ、その槍を向け、目に見えるくらいの冷気を漂わせる・・・
 何かしようもんなら凍らせる・・・という脅しだ・・・
 「お嬢様!」
 ダブモンが急ぎ間に入ろうとし
 「あら、面白いじゃない」
 そこで両口端を軽く上げた面白そうな表情で少女が前に出て、
 「いい?今マイマジンが彼らを拘束してるの、よって、この子たちの身柄は私のものよ!」
 おいおい、何を言っ
 「なんですって!!」
 フリィジアの目が怒りでか、さらにつり上がり、周りの冷気が増す!!
 こっちも寒くなってくるほど!!
 だが、女の子の表情は変わらず
 「でも、チャンスを上げるわ」
 チャンス?
 「私、ちょっと退屈してたの、カードバトルで勝負しましょ!」
 言って、デッキケースを前に出して来る!
 紫の長方体に中央に紫の宝玉がはまっている・・・
 「いいわ!相棒!!」
 怒りの表情のまま怒気を含んだ声、しょうがないな・・・
 「はいはい了解」
 「マイマジン!降ろしてあげなさい!」
 「は・・・はぁ・・・」
 マイマジンが少し縦に目を見開く気が抜けた戸惑いの表情で僕達を降ろしてくれる・・・
 おし!
 気合を入れ、少女と少し距離を取り、少女の方に向きデッキケースを右手に持って突き出す!
 デッキケースは氷の様な直方体、中央には水色の宝玉がはまっている、
 そして、向こうの前には紫の、こちらの前には氷のような板が発現、左前にモニターが付き、
 互いのデッキケースを自身の板に置くと、左手の方に移動、デッキがデッキケースから外れながらデッキケースが一番外側に移動し
 デッキがシャッフルされて山札に、そこから五枚のカードを右手で引いて手前に裏側で並べライフカード
 同じ枚数を右手で引いて左手に持ち手札とし
 「行くわよ相棒!!」
 「お嬢様、力をお貸しします!」
 マイマジンが両拳を握りながら構え、フリィジアが気合たっぷりに槍を振るいながら、互いに口を結んだ気合たっぷりの表情で前に出る!
 それじゃ・・・
 「カードバトル・・・」
 「カードバトル・・・」
 「スタート!!」
 「スタート!!」
 
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