魔法ある世界・・・ ダブモン!!19話02
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どこまで行けばいいんだ・・・?
坑道を出て魔族領に入ったはずなのだが、今だ森の中を歩いているのだ、一向に街らしきものにたどり着かず、、
と、いうのも・・・
「おい!こっちで大丈夫なのか?!」
「ああ、問題無い問題無い」
と前を行く良星の頭の上にいる、
カンテーラっていうのだが、
その案内が最近変なのだ、
前までは目的地に行くまでの道も考慮して最短時間で行けるように案内してくれた感じなのだが、
ここ最近は目的地まで最短ルートをそのまま出してくるような感じ、
俺の名は稲走 兎白(いなばしり とはく)、
身長高め、ボサ髪、鮫と波の絵の長袖Tシャツ、ポケットがたくさんついた青いジーパンを履いていて、背中腰掛に袋を持っている
「本当に大丈夫なのかしら?見つかるリスク込みでもそろそろ街に出たいんだけど・・・」
と、俺の左肩そばに浮いて心配する氷の精霊型のダブモンがフリィジア、
俺の3分の1くらいの大きさで氷の鎧の意図が入った両肩、液体の氷の様な髪、クリスタル状の氷が流線状にオールバックの髪のように並んでいる、
「調子悪そうだね・・・」
俺の後ろからカンテーラをそう言って心配そうな、少し力の入った目で見るのは海象 鼓動 (かいぞう こどう)、
少し太めの体型、黒の短髪、橙と緑のサバンナ草原長袖シャツに長ズボンのジーンズをはき、
ボックス状のポケットが一杯ついた膝上までの長さの皮を一対、腰より下げ、背中の方の腰の袋を付けている
「たしかにな、だが、俺もどうしたらいいかわからん・・・」
鼓動の右肩辺りで浮きながらそう言った筋肉質の炎の精霊はイグリード、
燃え滾る髪の毛にこわもての顔、さらに炎の灼熱筋肉質の肉体を持つ
「どうかしらね、ウィルピー」
最後尾で右側にいるのに向かってそう言ったのは蜜羽 四葉(みつば よつば)さん、
金のツインテールにヒラヒラの付いた高そうな白シャツに黒スカート、黒タイツ、
首元の黒リボンに左胸に筆記体で黒字金縁で意の文字のバッチを付けている、
「僕もよくわからないです・・・」
とそう四葉さんのそば右側で四葉さんに向かって返したのはウィルピー、
光の火の玉に両目が付き両手が生え、背中にハンマーと鍛冶鋏を交差させ背負っている、
「本当かよ?」
と、頭上のカンテーラに語り掛けているのが双運 良星(そううん りょうせい)、
立った黒髪に黒いバンダナ、赤銅色の袖なしシャツに、左肩後ろにある炎翼のブローチ、
ジーパンを履いていて腰に左右にポケットを大量に垂れ下げたベルトを着け、
腰後ろに袋を付けている、
「ああ、大丈夫大丈夫、あと少しで・・・」
そう言って良星の頭の上で辛そうに力なく寝転んでいるのがカンテーラ、
中が黒いもやのような濃紺のフードが付いた袖付きマント、黄の燭台カンテラを左手に持ち、
フードからは黒の両瞳をのぞかせていて、フード左上には太陽と流星の中間のような感じで楕円にいくつもの線を放射状に付けたものを付けている、
にしても、あと少しって・・・
「あ!」
良星が正面を見て先の方に何かを見つけた!?
俺達も良星の方に走る!
「どうした!?」
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