バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

魔法ある世界・・・ ダブモン!!19話/19

魔法ある世界・・・ ダブモン!!19話19
 
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19
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「こっちはジプシェリー!!」
 「ダブモンNo.113、海月の放浪踊銃士、ジプシェリー!」
 床から大きな水跳ねと共に飛び出して来たのは透明で大きなクラゲ、
 左右で縦にロールにしたたくさんの触手、端が水色で丸く膨らんだ透明な帽子をかぶっているようで、
 その下ではわだかまる闇に一対の縦長黄色光点がまるで目のように発光している・・・
 「テリトリガーディアエレメンタル!オーバックスよ!!」
 オーバックス!?
 少女の前で山札が巻物のように右から左に流れ・・・
 「これよ!」
 人差し指でカードを指定する!!
 「ダブモンNo.307イィィィエェェェェックス!、仕えし執事、マイマジン・オーバー」
 「ぬうん!」
 煙の様な幽霊のような下半身を持つ上半身筋肉質な存在が両腕を下に向け筋肉質なポーズを取り
 「はっ!」
 両手を伸ばし同一の斜め上方向に伸ばしそちらの方を見て拳を握りながら筋肉に力を込め筋肉を強調するポーズを決める・・・
 「僕はジプシェリーのコストにアイスエレメンタルパワー、フリーズフリージングアイシングエレメント、凍える風エレメンタルパワーを指定!凍える風エレメンタルパワーの効果で相手の全てのモンスター、オーバーのパワーを100下げる!!」
 さらに・・・
 「1番戦闘!!」
 「1番戦闘!!」
 マイマジンが拳を振り上げカタツムリ型のラオマセーに飛び迫る!!
 ラオマセーがジェットで突進してぶつかり弾くも反撃するもなお迫る!!
 振り下ろされる拳に間一髪ジェットエンジンを右に向け、左に避ける!
 「甘い!!」
 マイマジンは間髪入れずもう一方の拳を振り下ろし、ラオマセーを吹き飛ばす!!
 「テリトリデラックスデイエレメンタルパワー!!マイマジンのパワーを1400上げる!!コストにはテリトリデイエレメンタルパワーとテリトリイベントデイエレメンタルパワーを指定!!」
 「ぬぉおおお!!」
 さらに、マイマジンは胸の前に両手をかざし、闇色の球体を中央で生成し、それを両手を前に出してラオマセーに向かって発射!
 ラオマセーに弾が当たって爆発!!ラオマセーが消滅する!?
 「でも2番戦闘と3番戦闘!!」
 鋏持つ海老のパチフィスとジプシェリーが少女を狙う!!
 パチフィスが跳躍して尾を上に上げ叩きつけて行こうとし、
 ジプシェリーはその触手から水弾を発射!!
 「お嬢様っ!!」
 マイマジンが間に入り、その両腕を交差させ、防ぐ!!
 さらに、両拳を左右で前方に向け一気に突進!!
 パチフィスに左拳を当てそのままジプシェリーに右拳を当て速度を上昇!!
 「はぁああ!!」
 一気に両拳を前に出しパチフィスとジプシェリーを前に吹き飛ばしパチフィスとジプシェリーが塀にぶつからせる!!
 「ターンエンド!!」
 「タ・・・ターンエンド!!」
 少女の宣言に俺も思わず返す・・・
 これでライフカード無し、向こうに一体だけ・・・
 さて・・・次で終わり・・・か・・・!?
 
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