バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

魔法ある世界・・・ ダブモン!!19話/01

魔法ある世界・・・ ダブモン!!19話01
 
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 俺は大きな二階建ての明るめのレンガの洋館の前の左側前方の周りに綺麗な植物生い茂る大きな庭でチャージゾーンに向かって宣言する
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 前方にいるのは赤いドレスの俺達より年上の少女、ドリルのように巻いた金の髪を左右に持ち、薄紫の肌が印象的、
 僕から見て右側に下半身が幽霊のようかつ上半身が筋骨隆々な執事のようなダブモンを従えている・・・
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「セット!」
 「セット!」
 お嬢様は怯むことなき楽しそうですらある勇敢な笑顔を浮かべている
 「さぁ、相棒、あの生意気な二人を蹴散らしましょう!」
 フリィジアも対抗するためにか勇んで先に出る。
 ・・・全く、大丈夫かね・・・
 「オープン!」
 「オープン!」
 「行って、フリィジア!」
 「ダブモンNo.199、雪降り染めの氷彫師、フリィジア!」
 「さぁ、一気に勝負を決めてあげるわ!」
 フリィジアがその槍をお嬢様たちに向ける!
 「私はこれよ、チャリッス、お茶を入れて上げなさい」
 「ダブモンNo.270、ティー持ちのお茶入れ、チャリッス 」
 お嬢様の前に降って着地し現れたのは、ティーポットを持つリス?
 どんぐりで出来たような見た目のティーポットに背から大きな尾に縦縞の入った丸目の小さい体を持つ・・・
 「俺はフリィジアのコストにアイスエレメンタルパワーを指定!」
 「私はチャリッスのコストにテリトリデイエレメンタルパワーを指定しますわ!」
 「1番戦闘!!」
 「1番戦闘!!」
 フリィジアが槍を構え、チャリッスが両手を後ろに出した走り方で走り出し、互いに向かって行く
 「もらった!!」
 フリィジアが目を吊り上げた裂ぱくの表情で槍を突き出し、チャリッスがどんぐりのようなティーカップを突き出す
 「あら、ありがとう」
 それをフリィジアが受け取り飲む!
 「・・・あらおいしい、もう一杯」
 言ったそばからもうすでにティーカップにチャリッスのポットがチャリッスの手によって傾けられお茶が入れられていた
 それを飲み干すフリィジア・・・ん?
 フリィジアが右手を口に当て目を閉じながらの小さいあくび
 「ふぁ・・・なんかやる気なくなったわ・・・」
 と、目じりの下がった眠そうな表情で戻ってくるフリィジア・・・
 「少し眠るわ・・・」
 そう言って、俺の右側で座って目を閉じ寝転び眠りだすフリィジア
 「さ、1番戦闘終了ね」
 ・・・あ・・・
 相手のお嬢様の言葉にようやく気が付く俺
 お嬢様は次いで左口端が少し上がった得意気な表情で左手の手札より右手でカードを一枚引いて見せてくる!
 「さらに、手札のティーブランドエレメンタルを発動させてあんたのライフカードにダメージを与えターンエンド!」
 「タ・・・ターンエンド!!」
 向こうの言葉にようやく気付き、宣言する
 と、いきなり突風が吹き、お茶の香りと共に俺の体を斬り裂くと同時にライフカードが手札に飛んできた!?
 俺は慌ててカードを取る
 向こうは両腰に両拳をそれぞれ充てて眉尻を下げ笑みに近い気分よさそうな表情だ、
 そこに向こうに付くダブモンが軽くお辞儀
 「お嬢様、さすがです」
 「ふふふ、当然よ、マイマジン!!」
 ううむ・・・俺達が人間だと勘づかれない内に終わらせたいんだけどなぁ・・・
 
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