バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

岩で鳴く音 ダブモン!!17話/14

岩で鳴く音 ダブモン!!17話14
 
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 「どういうつもりだよ!」「だよね!」
 木の洞窟をみんなで駆ける中で兎白、鼓動が文句を言う
 「そうよ!音を出さずにいきなり起きろだなんて!」
 続けての四葉の言葉、しゃあないな・・・
 正面を見たまま俺は応える
 「悪いな、あの兄ちゃん、信頼できる手合いじゃなかったもんで」
 「ま、なにか考えてんじゃないかと思ってはいたけどな!」
 兎白、鼓動、四葉、みんなの文句に答えた俺に、唯一賛同するすぐそばを飛ぶカンテーラ
 月の光の中を駆ける俺達、
 「とにかく、ちゃっちゃと魔族領側に抜けるぞ、詳しくは話さないけど、あの兄ちゃんの目的と俺達の目的は共存できそうにないっぽいから!」
 そうして、皆で一気に走って行く、
 朝日が・・・と同時に朝もやも発生してくる・・・
 「さすがに数日かかるんじゃないか?」
 「どこかで休憩しようか?」
 「その必要はないんじゃないかのう」
 兎白と鼓動の声と共に、正面に朝もやにシルクハットと木の杖を持ったシルエット!?
 
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