岩で鳴く音 ダブモン!!17話01
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俺達は木々で構成された自然のような上が全て囲まれた通路で、
黒髪長めの髪で切れ長で黒い瞳持つ目、そこそこカッコいいであろう成人男性とカードバトルをしていた・・・
「ここから先に行くなら僕を倒していくことだね・・・」
関節部等を出す多少簡易的な青の鎧にズボンとシャツを着た男性が俺に向かってそういう
と・・・
「カンテーラ、行くぞ」
目前にいる俺のパートナーに
「あいよ・・・」
なんかやる気ないな・・・
「なんか、嫌~な予感がするんだよな・・・」
お前の勘、当たるからなぁ・・・
「どうしたんだい?おじけづいたかな?」
「まさか・・・」
一応かっこいい長めの黒髪の男と見合う・・・
リチャージ!
互いの声が響き、
ドロー!
山札からカードを引き
セット!
1番とチャージゾーンに裏側で置き
オープン!
1番のモンスターを表に!
「カンテーラ!」
「はいよ・・・」
「ダブモンNo.22、幽明の案内屋 カンテーラ!」
濃紺のフードの付いた袖付きマント、左手に持つのは黄色い燭台のカンテラ、
フードの中には黒の両の瞳のみをのぞかせた黒いもやのようになっており、
フード左上には太陽と流星の間のようないくつもの線を放射状を付けた少しの楕円がある
「ではこちらだ、ヤブゲコォー!」
「ダブモンNo.376、法螺貝の見張り報せ屋、ヤブゲコォー!」
上から丸い何かが回転して降りてきて着地する、
それは、人の半分ほどの大きさをした水色の陸蛙、
三角の藁笠を被り、肩に大きな法螺貝を担いでいる・・・
それが、カンテーラに狙いを定める・・・
「『カンテーラのコストにマルチエレメンタルパワーを指定!!』」
「『ヤブゲコォーのコストにマルチディフェンパワーエレメンタルを指定!』」
1番戦闘!
二人の声が響き、カンテーラが飛び、ヤブゲコォーが走る!
「『ヤブゲコォーの効果発動!』」
ヤブゲコォーがいきなり法螺貝を吹く!
ブォオォ~!!
が、それにも動じずカンテーラは飛ぶ!
「シャドウブレイド!」
剣を振り下ろすカンテーラ!
慌てて法螺貝を振り回して盾にし守るヤブゲコォー!
さらに、法螺貝を振るいカンテーラを弾き飛ばすヤブゲコォー、
そこで法螺貝を空ぶる、とカンテーラの下から大きな岩の棘が横三つ並びに飛び出す!
「カンテラブレイズ!!」
そこでカンテーラがカンテラを前に出しカンテラから火炎を吐き出す!
炎の勢いで後ろに跳んで棘を避け、
ついでに棘の隙間から炎が噴き出しヤブゲコォーを焦がす!
さらにカンテーラが跳躍し、ヤブゲコォーに斬りかかる!
慌てて法螺貝を横にしつつ上げて出し剣を防ごうとするヤブゲコォー!
が、カンテーラはついと下に素早く降り立ち、そのままヤブゲコォーを通りすがりに斬り裂く!
ヤブゲコォーが爆発!消滅する
おっし、とりあえず一体!
「だけど、ここでヤブゲコォーの効果だ!」
何!?
あの男の声が響き渡る!!
見てみると、右口端を斜め上げた得意げな顔をしていた・・・
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