煉瓦の聖都 ダブモン!!14話03
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白い大道が中央を通る街の中は人々と爬虫類や哺乳類、両生類や魚や鳥などのダブモンがそこかしこで歩いている、
その服装は一貫して貧相か聖職者のように全身を包む厚いものの二択である
さすがにそれ以外の明らかに観光客と思われるものも少数いるが、
ここに来るのは参拝などが目的であろうからそこまで多い印象は無い
俺の名前は双運 良星(そううん りょうせい)
たた黒髪を歩く衝撃で揺らし、黒いバンダナを頭に巻き、体には赤銅色袖なしシャツを着て左肩後ろには炎翼のブローチを付け、
下にはジーパンをはき、ベルトには左右にポケットを大量に垂れ下げており、腰掛の袋を付けている、
で、俺の横を歩くのがカンテーラ、
体にぼろ布を着て左手に黄色いカンテラを持つ、
すぐ後ろを歩くのが稲走 兎白(いなばしり とはく)、
俺よりも身長高くぼさっとした髪、
波から飛び出す鮫の絵が書かれた長袖Tシャツを着て
ポケットがたくさんついた青いジーパンをはいていて、やはり腰掛の袋を持つ、
そして、その右肩上に浮遊する手の平より少し大きめの氷の精霊の少女がフリィジア、
氷の鎧の意図を両肩に持ち、液体状の氷の様にくねる髪、上の方にはクリスタル状の氷がクリスタル状の氷が3つ、ティアラのような位置に並んでいる
ほんで、その横のが海象 鼓動 (かいぞう こどう)、
黒髪短髪に長ズボンのジーンズの上橙色と緑色のサバンナ草原長袖シャツを着ており、
腰にボックス状のポケットがたくさんついた膝上までの皮を一対垂れ下げており、
そのそばを飛ぶのがイグリード、
小型の二頭身の人型の炎の精霊でありながらこわもての髪に炎の髪、筋肉質な灼熱の肉体を持つ
さらにその後ろを歩くのが蜜羽 四葉(みつば よつば)、
風になびく金髪ツインテにヒラヒラの付いた高そうな白シャツに黒タイツに黒スカートを着て、
首元に黒いリボンを結び、左胸には筆記体で黒字金縁で意の文字のバッチを付けている
で、その横の黒い目の付いた白い炎のようなのがウィルピーだ、
両手両腕を持ち、背中には鍛冶用のハンマーと鋏を持つ
そして、前の方にいる二人、
先頭を案内するかのように行くのがレファンだ、
炎のような赤い髪に赤いベストを着た柔和な少年、
黒の長袖長ズボンを着て、胸元に木の羽ロザリオがかかる、
そして、その次を歩くのがアクリス
金髪が内外に曲がり、青の瞳をたたえ、白い肌を備えた優し気な少年、
羽織る青色のマントの下には黄色い生地が元の長袖長ズボンに、白い地のショルダーバック、革のベルトを中に付け、革の靴を履いている
と、レファンが前に出つつ俺達に振り返り、はつらつとした屈託のない顔で
「そういえば、皆で一緒に行きたい場所があるんですよ!!」
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