バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

煉瓦の聖都 ダブモン!!14話/16

煉瓦の聖都 ダブモン!!14話16
 
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 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「こちらから行くぞ!ルンゴレム!!」
 「ダブモンNo.164、招雷の講釈師、ルンゴレム!!」
 突如とどろく雷、写る巨大な影、
 頭と両肩上に三角錐をそえ、残りは球体で構成されている、
 関節以外は青い金属、関節は黒灰色、両足先は三角錐を縦に割ったようなものであり、拳は精巧に作られたもの、
 頭部の赤い球体が目のように赤く光っている・・・
 「こっちはザンベジシタだ!!」
 「ダブモンNo.321、吹岳の山岳自然保護員、ザンベジシタ」
 大地より吹き上がる風に乗り、蹄持つしなやかなそれは飛び出してきた!
 鹿のように直立し生えた両角、下白上茶の毛皮の間には黒いラインが入り、踏ん張る四肢持つその力強く痩せた体をスマートに見せている、
 それが着地し、しなやかにライヒョウを見る・・・
 「コストにマルチプルエレメンタルパワーとダークスゥインドエレメントとマルチグラドブラスエレメントを指定!!」
 「では、私はルンゴレムのコストにライトニングステュミラスエレメント!を指定!さらにライトニングステュミラスエレメント!を発動!!『コストにブラックトラストトラストエレメンタルとスキップスナイプエレメンタルを指定し、条件にあったルンゴレムのパワーを300上げ、戦闘を行う場所以外のモンスターの効果と最初のコスト1以下のリサイクルの効果を封じつつ、ターンbン終了時にルンゴレム以下のパワーのモンスター、オーバーを1体相手のトラッシュに送る!!』」
 ぐ・・・コストが多い代わりに細かい効果が多いな・・・
 「1番戦闘!!」
 「1番戦闘!!」
 いきなりルンゴレムの足元よりドリルが飛び出してくる!
 たたらを踏むルンゴレム、傷つけることはできなかったが、この分だとどうにでもできそうだ・・・
 なぜか正座しようとするルンゴレムを上から降ってきて避けさせ妨害するバルダナム
 しかし、かすったルンゴレムには傷一つついていない・・・
 あ、やっぱりどうにかしなきゃいけないのか・・・
 「仕方ない、バルダナムの効果!」
 「許すわけないだろう?ダーククラシドエレメンタルパワーで相殺だ!」
 「マルチエレメンタルパワー!」
 「ライトニングステュミラスエレメント!で相殺!」
 「マルチパニシュシカルエレメント!」
 「ダークエレメンタルパワーで相殺!」
 「マルチパーストエレメンタルパワー」
 「だが・・・ダークライトニングエレメンタル!で相殺!!」
 ぐ・・・無い!
 ルンゴレムの体から強烈に電気が放出されていき・・・正座した!
 ドリルが離れた全く見当違いの地面から飛び出してくる!
 まさか、電気の力で電磁石と化したか!?
 そのまま右手人差し指と中指を伸ばし、座ったまま中腰になって、左手で右腕の下で少し曲げた感じで伸ばし・・・
 麺をすするかの如く顔の下で右腕を横にして上下させたっ!?
 その間にもドリルが向かって行くか、磁石のせいで反射する!
 そして、ルンゴレムが左右の手の小指を向かい合わせ、包むように手の平を広げ、口に合わせ、
 飲み物を飲むように顔と手を一気に上げた!
 さらにリラックスをするように手を床まで放すと、
 両手を胸の前で合わせ、顔と手を一気に前に傾ける!
 バルダナムが爆発する!!
 「だけど、2番戦闘!!」
 デヴァルチャがアグニスのところに飛んでいき、そのくちばしで突っつく!
 「さらに3番戦闘!」
 ザンベジシタが速やかにライヒョウのところに駆けていく!口より風を放つザンベジシタ!
 対し、ライヒョウはそれを平然と避け、その場に座り直線で構成されたような陣を展開!
 そこで雷をザンベジシタに落とすもザンベジシタは間一髪右に避ける!
 さらにもう一発降ってくるのを左に避けるも、このままでは・・・
 と、いきなりザンベジシタが口から突風を吐く!
 すると、ライヒョウの動きが一瞬止まり、そこにザンベジシタが突進し、弾き飛ばす!
 あ、集中を阻害されたらうまく撃てなかったのか・・・
 だが、ライヒョウが着地、牙をむき突進してくる!
 も、ザンベジシタが右に跳び避けた!
 かなり有利な状況、それなら・・・
 右手を前に出し宣言!
 「ザンベジシタの効果を発動!!」
 ザンベジシタが一気に強風を吐き出し、ライヒョウが四肢を踏ん張り、
 その間にザンベジシタが一気に近寄り、その角で下より振り上げライヒョウを上に吹き飛ばし
 「『ライヒョウを次のターンまでここから飛ばす!!』」
 そのままザンベジシタは一気に俺の方に跳躍して、アグニスの方に振り返りながら地に着いた・・・
 「ターンエンド!」
 「ターンエンド!」
 おし!2ダメージに3番戦闘ではこっちに主導権を握れた、でも、あいつがこのままで終わるはずない・・・
 このまま攻め切れるか!?
 
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