バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

煉瓦の聖都 ダブモン!!14話/15

煉瓦の聖都 ダブモン!!14話15
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
f:id:OirenW:20210130024051p:plain
 
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 互いに一枚のカードを1番にカードを裏側で置き、残りをチャージゾーンに一気に置き、
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 私は右腕右人差し指を思い切り前に出しながら言い放つ!
 「行け!ウィルピー!」
 「はいです!!」
 ウィルピーが前に出る!
 「ダブモンNo.33、贖罪の鍛冶屋、ウィルピー!!」
 「ネクロス!」
 「ダブモンNo.66、漆黒の死刑執行人、ネクロォス!!」
 ネクロスが前に出てきた!
 「ウィルピーのコストにウィルピーキラメントを指定!」
 「ネクロスのコストにはダークエレメンタルパワーを指定だ!」
 よし!
 「ウィルピーキラメントの効果発動!『ウィルピーキラメントを裏側表示に』!さらに1番戦闘!!」
 ネクロスが威嚇代わりか四本のナイフを狭めの扇状に投げてくる、
 それをウィルピーは自分の方に来たもののみを鍛冶用ハンマーで一閃し弾く、
 そのまま一気にウィルピーが突っ込みネクロスの体を鋏で掴むも、そこを軸にネクロスが右爪を刃にして斬り裂いてくる!
 鋏を外して一気に下がり避けつつハンマーを横ぶりに振っていく、
 対してネクロスが大剣になって振るい受け止める!
 うわぁ・・・えげつない前線戦闘だわ・・・
 でも、このまま行かせるわけにもいかないので・・・
 「ウィルピーの効果!」
 「ネクロスで相殺だ!」
 あ、やっぱり防がれた、でもまだまだあるわ!!
 右手でチャージゾーンのカードを表に!
 「シャインディシングエレメント!!」
 「ダークネスエレメンタルパワー」
 向こうも自分のチャージゾーンのカードを表にして防いできた、でもまだ弾はある!
 「シャインウィスプ・クラッシュ」
 「ダークサンダースラッシュ!!」
 「シャインシャドウ・ウィスプ!!」
 ・・・相殺が・・・無い!?
 「『シャインシャドウ・ウィスプの効果、コストにシャインディシングエレメント!!とウィルピーキラメントを指定しで2番と3番にウィルピーの分身を召喚!!』」
 ウィルピーが三体に分身して、一気にハンマーで殴りかかる!
 さすがのネクロスもこれは受けるわけにはいかないのか下がり、しかし、続けざまの三つのハンマーの縦振りも後ろに下がるだけで反撃に移れない!
 ナイフを投げてみるも、真正面のみハンマーを振るって防ぎつつ、上と下からの槌の連撃に下がるしかなく、
 大剣で一気に振るうも、一体が鋏で掴みつつ二体がハンマーを振るって行き、金属音を響かせながら喰らい元の姿に戻る!
 「ダークサンダースラッシュ!!『ウィルピーをトラッシュに!』」
 これが狙いか!
 「あら残念、シャインプラウオンエレメント!!で相殺!!」
 「エレメントサンダースマッシュ!!」
 ネクロスが闇のいかづちを纏う!
 いきなり右手を思い切り振りかぶり闇の雷を噴出させつつ振り下ろす!
 広範囲のこれにウィルピーも後ろに下がらざるを得ず、
 そこから大剣になりつつ一気に横に振るわれ、闇の電撃波動が迫る!
 「ぐっ!」
 一瞬動きが止まるウィルピー、そこでネクロスから投げナイフが放たれ、
 中央の一体は何とか前構えたハンマーで防ぐも、残り二体は何とか構えようとするも間に合わず、ナイフに貫かれ消える、
 そこで闇の力を大きくためながら大剣で思い切り振り上げるネクロス
 「っつ、まずい!!」
 アグニスが右手を前に振るう!
 「『パワー2800をトラッシュに、即ち、ウィルピーをトラッシュに!!』」
 大きく叩きつけられる大剣から発せられる闇と電気の波動、
 ウィルピーが私をさらい、横に移動させる!
 その後ろで、大聖堂の重厚なドアが闇の波動で吹っ飛ばされた・・・
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――