バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話/14 妖魔版

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話14 妖魔版
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 「うきゃああああ!!」
 「うわぁああああ!!」
 黄色い怪物に追われ良星と四葉さんが走って逃げ、それをゆっくりとカンテーラとウィルピーが追う
 ・・・いや楽だなこれは・・・
 そんな様子を見つつ僕達も後を追って歩く・・・
 「・・・おい、後ろ見てやれよ・・・」
 「何?イグリード?」
 そういわれ後ろを見ると先ほどの黄色い怪物が・・・
 「あ・・・」
 目が合った・・・いや、黄色い怪物に目なんてないけど・・・
 「うっぎゃああああ!!」
 そんなこんなで川原を走って逃げ・・・逃げ・・・
 ・・・疲れてきたので後ろを見ながら足を遅くすると黄色い怪物もそれに合わせて遅れていく・・・
 「・・・」
 義理でも全力疾走しなきゃいけないかな・・・一応熱いけど・・・
 とまぁ、そんなこんなで右に曲がる場所まで来て・・・
 森に続いてるけどむやみやたらと黄色いな、
 後ろの怪物がこっちに崩れ始める
 「ええっ!?」
 「いきなりの二連続で集中力が切れたんだな」
 解説してないでイグリード!!
 「うっどわぁあああ!!」
 僕はそのまま一気に出口に向かって走り込んだのだった・・・
 と、後ろからの熱気も切れたころ、
 息を切らして前を歩いてる良星と四葉さん達を発見する!
 「まったくもう!なんでこんなことに・・・」
 「うっさいだまれ!」
 と、四葉さんがシャツの首元を持って前後に動かし涼しい空気を入れる
 それを良星が見てる
 四葉さんに発見された
 「なによ」
 「べつに」
 目をそらすも、ごまかす言葉が見つからなかったのは明らかである
 と、四葉さんがいたずらっぽい笑みを浮かべる
 「見たいならはっきり言えばいいのに」
 「見たくねーよ俺の好み知ってんだろが」
 「あはは、見たくないわけないくせに」
 良星はその言葉に怪訝に目を細めながらももすぐに視線を正面に向け
 「さ、行こーぜ」
 そう言って歩き出す良星に
 「あ!待ちなさいよ!」
 そう言って追いかける四葉さん
 そういえば・・・あの津波、ダブモンの力だったんだよね
 後ろを不意と振り返ると、モモンガのような見た目の何かが、溶岩の川に飛び込むのが見えた・・・
 と、前を向き直ると溶岩に何かが飛び込む音に良星と四葉さんも振り返えっていた、
 が、すぐに正面に向き直り走り出す
 そんなこんなで僕たちはみんなの元に戻る・・・
 
名・溶岩滑空のテーマパーク特殊効果作業員 ロヒンガ ダブモンNo.233
概・M モンスター コスト1 パワー800 哺乳・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:一・次の戦闘に参加するこのモンスター
      二・次の戦闘に参加する相手のモンスター・オーバー
   略・“”
効・第一効果:このモンスターのパワーを500上げる
       ・二のコスト強度が1.2以上なら
        このモンスターのパワーを400下げる
文・マグマの中を滑空するフクロモモンガ型ダブモン、
  それだけでなく、いきなりマグマの中から跳びあがり驚かして
  敵を追い払うようなこともする
 
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