バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

進め!火山遊園地 ダブモン!!12話13

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話/13
 
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 「リチャージ!!」
 「りちゃ~じ」
 「ドロー!!」
 「どろ~」
 ん?このカードが発動できれば・・・
 「セット!!」
 「せっと~」
 こちらが2番、向こうが1番、それに互いにチャージゾーンに裏側にカードを置き、モンスターゾーンに置いたものを表に!!
 「オープン!!」
 「お~ぷん~」
 「ウツガタボ!!」
 「ダブモンNo.68、狂暴砂吐の砂型鋳造、ウツガタボ!!」
 地中より砂色のウツボが顔を出す、
 少し濃い体色の長い体にまるで砂のような肌・・・
 「おおっし、いっちょ行くか!!」
 ギカルサンにイグリードが憑依!!
 「えれぞら~」
 「ダブモンNo.242、豪宙の空中ブランコ員、エレゾラ!」
 現れたのは藍色の炎をまとう巨大な象!
 それは鼻から上に藍色の炎を噴射して、まるで何かに火をつけたように巨大な空中ブランコを現出させた・・・
 「僕はウツガタボのコストにマグマヒューズシールドエレメンタルとマグマブラスエフェクターエレメントを指定!!」
 「えれぞらのこすとにバーティカルフレイマーエレメント、ファイアレストレイザーエレメント、侵略すること火の如し、速攻延焼エレメントをしてい~『さらに、バーティカルフレイマーエレメントのこうかでこすとにしたかーど2まいをおもてにしつつエレゾラのこうかをはつどうかのうになったときそくざにはつどうする~』」
 さぁ、ここからだ・・・!!
 エレゾラとイグリードが対峙、エレゾラがいきなり跳躍、
 そのままイグリードを踏みに行く!
 イグリードは急いで円を描き、そこから炎を噴出、
 一瞬の拮抗の後に吹き飛ばす!
 よし!
 しかし、エレゾラは大ブランコを鼻で掴み、大きく振り子となってさらに上に跳躍、藍色の炎を宙よりイグリードに吹き付けて炎溜まりとし、
 そこから後ろに炎を噴射して落下コースを前に修正しつつ一気に落下して炎溜まりをトランポリンとしてイグリードを踏みつけた?!
 さらに跳ねて跳躍し落下、二撃目が行く!
 今度は足一本で重量と威力を集約させるように右後ろ足を突き出してる、
 イグリードは跳ねた時のエネルギーの余波を受け今だ宙にいた・・・
 ええい!
 「僕はヒートジオエレメンタルパワーの効果を発動!!」
 「ファイアパウダーエレメント~」
 「この・・・!」
 円よりいでし炎が周辺の藍色の炎を侵食するようになめとり切り、そこにイグリードが着地!
 「よっ」
 素早く転がり、元居た場所にエレゾラが着地し、着地した右後ろ足を両前足で抑えて痛み出す、
 「おっし!」
 も、そこでイグリードの方に倒れ込んできて
 「ぐえっ!」
 イグリードの上にもろに突っ込んだ!
 「イグリード!!ギカルサンの効果を」
 「ファイアバニッシュエレメント~」
 相殺が来るか、なら!
 右手を前に出し宣言!
 「マグマネッパレンサエレメント!」
 怪物が愉快そうに笑う!
 「ふふふ~『この瞬間にバーティカルフレイマーエレメントの効果でえれぞらのこうかをはつどう~これはそうさいできないよ~!!』」
 「このお!!」
 炎が集まり、エレゾラを持ち上げ始める、しかし、エレゾラも鼻からイグリードに向かって藍色の炎で噴き焦がす!
 パワー上がったけど、向こうも上がったせいで上がり切ってないからなぁ・・・でも!
 「ウツガタボの効果『ダメ押しでイグリードのパワーを600アップ!!』」
 イグリードの炎が一気にエレゾラを吹き上がらせる、
 しかし、エレゾラが正面に藍色の炎の輪を作り、炎から跳躍するようにそれに入って炎の輪より出た上昇気流を利用し生み出した風で徐々にイグリードから離れ、その先に鼻先から地面に炎吹き出し藍色の炎のトランポリンを作成し徐々に降下し乗り、
イグリードを攻撃しようというのか反転!
 「これならぁ!!」
 すると、イグリードがサンゴを削ってめちゃくちゃに移動し筋肉質な肉体を模した魔法陣を描き、
 「どぉりゃああああ!!」
 自身を頭とし、その通りに炎で具現化した!!
 「おぉりゃああ!!」
 エレゾラに向かって走り込み、その右こぶしを額に畳み込もうとするも。
 エレゾラも対抗してトランポリンを足の角度を調整してイグリードに跳躍突進し、あえてその額で右こぶしを受ける!
 さらに左拳を振り上げたたきつければエレゾラもその額で受け、
 続けてイグリードが両拳を左右に離して両手でエレゾラの耳を掴み、エレゾラとの硬直状態に陥る、
 ここでエレゾラが鼻から藍色の炎を吹きかけた!!
 が、それを好機と見たイグリードが
 「だぁあぁあああ!!」
 その頭を一気にエレゾラに叩きつけ、エレゾラが大きくのけぞる!!
 「うぉおおおお!!」
 気合の右拳に炎が増幅していく中、エレゾラの額に着いた石灰が、エレゾラの体を包み、動きを封じていく・・・!
 「『マグマネッパレンサエレメントの効果!!モンスターゾーンにモンスターのいる数だけ効果を発動し、イグリードのパワーを1200上げ、ついでにウツガタボのパワーを100上げる!!』」
 エレゾラの鼻から出そうとした炎を、前に宣言した効果からかウツガタボの吐いた土が鼻先をかすめ完全に防ぎ
 「だりゃあああああ!!」
 至近距離より叩きつけた右拳にエレゾラは吹っ飛ばされ爆発、消滅した・・・
 「さらに2番戦闘!!」
 ハゼとウツボ、いや、ウツガタボとハゼヒタテが対峙する、
 先に動いたのはハゼヒタテ!
 一気に泥を大量に投げつける!
 が、ウツガタボは土に潜って回避、ウツガタボの後ろに回り込み頭を出して噛みついていく、
 だが、ハゼヒタテは土に潜って回避した!ウツガタボも後を追う!
 ・・・って、両方とも土に潜ったら僕達にはどうなってるかわからないじゃない!!
 ゴォオ!
 等と思っていたら、地中からいきなり炎が噴き出し、炎の勢いから二者が地上に飛び出して着地、穴を挟んで再び対峙する・・・!
 「ハゼヒタテのこうか~『パワーを300上げる~』」
 炎の勢いから周りが土煙で覆われる中で対峙する・・・でも!
 「マグマエレメンタルパワーの効果で相殺!!」
 ハゼヒタテが泥を一斉に放り投げたウツガタボも土を連続発射してそれを食い止める
 ゴォオオオ!!
 さらに辺りに泥から紫色の炎がいくつも噴き出されると共に煙が蔓延し・・・
 ウツガタボが煙を突破しハゼヒタテに襲い掛かった!
 ハゼヒタテも地中に逃げる暇なく噛みつかれる!
 そうか、直接戦闘なら・・・!
 高く上げられたハゼヒタテが泥を操りぶつけるも、ウツガタボは泥から出る炎を意に介さず天高く跳躍、
 そのまま反転落下し地面にハゼヒタテをぶつけ爆発、消滅させた、けど!
 キエンチョウの黄色の炎の鳥!
 が、イグリードがその右腕で受け止め横目で
 「大丈夫か相棒?」
 「あ、うん・・・」
 そして正面に振り替えると向こうに向かって両腕を組み
 「ハッハッハッ!こんぐらいどうってことないぜ!!」
 そう言って少し横向き微かに横目でこちらを見て
 「さぁ、逆転開始だぜ、相棒!!」
 「う・・・うん!!」
 そう言って少し横向き微かに横目でこちらを見て発破をかけてきたのだった・・・
 
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