旅の日々と騒動の日々と・・・ ダブモン!!10話20
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咲いたのは大きな氷結晶、
それに呼応し、周りに、氷の鉱石がいくつも生えたような氷原が広がる・・・
おぉ~
観客たちも、大きな歓声を上げ、
氷のエネルギーにより吹き飛ばされた三体も戻ってきて、フリィジアに頭を下げる・・・
「ありがとうございます!」
「さすがです!」
「ここまで氷の力を操るなんて!」
少し胸を張るフリィジア
「いやいや、相棒がいたからこそよ、ね、相棒!」
そうして振り返る途中のように向けてきた優し気な視線に
「いや・・・俺は・・・」
凍てつくな氷原で思わず照れる
「さ、依頼された草摘み済ませて早いうちに戻りましょう、みんなが待ってるわ!」
「うん、そうだね!!」
正面より首を縦に微小に振って言って返す
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