バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

騎士剣戦隊キシケンジャー/12

騎士剣戦隊キシケンジャー 12
 
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 「ここが俺の家だ!!」
 少し山奥の森の中の広い場所、そこに丸太を重ね作られたログハウスのような家、
 ま、正確には実家だがな!今の俺の家は大学の寮だし!
 『ずいぶんと人里離れた所にあるんだな・・・』
 「親父が木こりだからな!」
 『そうか・・・木こりか・・・』声のトーンがいつもと違うな・・・
 レッドリア、何考え込んでんだ・・・?
 ま、いいか、必要なら話すだろ!
 入り口のドアを押し開ける!
 「ただいまー!」
 「あら、ユウちゃん!お帰りなさい!!」
 迎えてくれたのは木の葉柄の服を着た少し太めの女性、無論、俺の母親だ
 「今お茶入れたからねぇ、とりあえず、お菓子食べて行きなさいよ」
 「そうだな・・・親父は仕事か?少し座って待っておくよ」
 入ったところにあるテーブルに着く、目の前にあったのは、苺のショートケーキだ
 「すまないね」と言いつつも母さんも正面の椅子に座った「実は、お父さん、最近姿を見せないのよ」
 「姿を見せない?どういうことだよ?今までも仕事かなんかでちょくちょく帰ってこなかったじゃないか?」
 「まぁ、今回もそうだと思うんだけどねぇ」
 「そうか」
 俺は急いで腹の中にケーキを書き込み茶を飲み干し立ち上がる
 「もう行くのかい?」
 「山の中をちょっと見てくる、もしかしたら、迷ってるのかもしれないしな」
 「気を付けてね」
 「どの道帰りに寄るさ、じゃあな」
 そう言って、俺は家の裏より山に入って行く・・・
 『そういえば、親父さんどういう人なんだ?』
 「どういう人って言われてもな・・・名前はセキザンって言って、普通に木こりをしてて寡黙で、山で迷うのか時々いなくなって、そういえば、母さんが初めて会った時から不思議な人だったってわねぇ・・・ってこぼしてたことがあったけど・・・」
 『不思議な人か・・・』
 またなんか考え込んでやがるな・・・
 そうして、俺は山の奥まで行く、枯れ葉の募る葉無き雑木林、確か、この辺りに親父はよく・・・
 「っつ、なんであんたがここに・・・」
 「『ザムレッド・・・!』」
 正面に突如現れたのはあの赤き騎士、その気に、俺達は圧倒される・・・が!
 「さては、俺の後をつけてきてたな・・・!」
 「そんな事はどうでもいい・・・剣を抜け・・」
 「いくぞ、レッドリア・・・」
 『う・・・うむ・・・』
 「どうした、いつもの覇気が無いじゃないか、以前に負けたからか?大丈夫だ、サトルじゃないが、今回は二度めだからな、まずは戦いながらみんなに連絡、頼むな?」
 『あ・・・ああ・・・しかし、ここは遠い、電車をいくつも乗り継いで辿り着いたじゃないか・・・』
 「その通りだ、あいつらが来るのは時間がかかるかもしれない、だが、戦い抜いて見せるさ、さぁ・・・キシケンチェンジ!!」
 赤きエネルギーが、俺の体を包み込む・・・
 「行くぞ!」
 「来い!」
 互いに剣をぶつけあう、ガァン!、鉄の音響く中で一瞬互角かとも錯覚したが、初撃は力づくで押し戻され弾かれ、
 「はぁっ!」
 だが、俺はそこから大きな回転切りを繰り出す、
 「甘い!」
 今度は剣と盾両方で受け、押し戻した!?
 「はっ!」
 そこからの突きの追撃を、俺は体にかすりの痛みが伴いつつも後ろに飛び避けた
 「くっ、やっぱり強いな・・・もう、対策立ててきやがった・・・」
 「当たり前だ、一度使われた戦術にきちんと対処できねば戦場では生き残れん」
 「なら、これだ!」『ソードアンドシールドクレスト!!』
 透明な盾を現出させ、一気に突進!
 「それは以前に破っただろう」「それはどうかな!?」
 盾の突進を剣で破られたのに合わせ、透明な剣を振り下ろす!
 「はっ!」「はあっ!」
 剣がまたも外側に振るう盾で砕かれた!?そこに合わせ突きを繰り出して来た・・・
 『バタフライアンドサンダービークレスト!!』
 俺は舞う様にその突きをかわし、横から一閃!
 「なんだと!?グワッ!!」
 『ミラーデブリアンドリフレクショットクレスト!!』
 「そこかっ!」
 ザムレッドが横に現れた俺を剣で斬り裂く、しかし、そこにあったのは、俺を映した鏡だ!
 「なんだと!?」
 「本物はこっちさ!」
 俺より後ろを向いたザムレッドに、連続射撃を喰らわせる
 「がっがはっ!このお!」
 ザムレッドは炎の回転切りにより、辺りの鏡を吹き飛ばしつつ俺にも剣を振り込んでくる!
 『ウォールシールドアンドウォールハンマークレスト!!』
 この炎の回転切りが城壁にとって止められる
 「なんだと!?」
 ザムレッドの驚愕の声!
 「攻撃は、相手を狙ってきちんとぶつけないとな!」
 そこから、城壁を持ち上げ、ハンマーとして叩きつけた!
 「がはぁっ!」
 『ヒールナースアンドスマッシングキュアクレスト!!』「はぁあああ!!」
 一気に突進し、剣を振るいまくる、
 一撃、二撃・・・当てたところで
 「そんなガムシャラな剣では私は倒せん!」
 ザムレッドが無理矢理剣を叩きつけてくるも、俺は止まらない!!
 「な・・・なぜだ・・・はっ!そうか、さっきのクレストは・・・」
 今気付いてももう遅い!声に合わせ、一気に連剣撃を叩き込む!
 「はっ!はっ!はっ!はっ!はーーーっ!はぁっ!!」
 「がはっ!」
 「動くなよ」『ブリザードガストアンドフリーズリターンクレスト!!』
 一撃目の吹雪で相手の動きを封じ、二撃目でザムレッドの剣と盾、鎧兜を砕き斬る!
 前のめりに倒れ行くザムレッド、力を使いすぎたのか変身が解除してしまう俺
 「まさか・・・ここまで・・・」
 ん?この声は・・・心に引っ掛かりが出つつも俺は話す
 「仲間が・・・みんなの力が、俺をあんたに勝たせたのさ、だが・・・その声は・・・」
 『・・・』
 俺がザムレッドを引き上げると、半分となった兜の向こう、そこにあったのは・・・親父の顔!?な・・・なぜだっ!?
 「お・・・親父!?なんで親父が・・・?」思わず一歩下がる間にも、親父は俺から腕を離しながら立ち上がる
 精悍なる初老の顔・・・間違いなく親父だ、なんで・・・
 「話すわけにはいかん・・・」
 『師匠!師匠はまさか、こちらに来たことで行方不明となったのでは!?』
 思わずレッドリアを見る
 「どういう事だよ、レッドリア!?」
 「さぁな、気が付いたらこっちにいた、それだけだ・・・」親父の声に、俺の視線が親父に戻る
 「気が付いたらって・・・なんでだよ、なんで親父がこっちに・・・それに・・・なんで魔皇帝に組してるんだよ!」
 「話すつもりは・・・無い・・・さぁ、もう一度剣を抜け・・・このままだと魔皇帝には・・・ぐはっ!」
 気が付くと、親父の腹より、赤い刃が生えていた・・・
 「お・・・親父ー!!」
 『師匠~!!』
 思わず倒れる体を抱え込む
 「親父、しっかりしろ、親父!」
 『師匠!師匠~!』
 「やはり、人というものは脆弱だ・・・感情のままに生きようとする」
 そこにいたのは・・・赤いひし形の鎧・・・ネオ!!
 「お前!なんでこんなことをした!!」
 「足手まといを葬った、それだけのことだ!」
 「なんだと!」
 『貴様!!』
 怒りのままに、言葉が猛る
 「まったく、人間というのはどうしようもなく、脆い、君達に負けてしまっては、単なる足手まといだ、弱いものは私達の階級には要らないのでね」
 「階級・・・そんなもんのために・・・」
 「ユウキ、ガラド!!」
 「親父!」『師匠!』
 そうだ!
 急いでクレストを使用し、緑の光を・・・
 くそ、クレストで治療が・・・効かない!!傷が治らない!!血が止まらない!!きつい戦いとクレストの連続使用でこの傷を治すまでには、俺の中の体力が足りてないのか!?
 「もう・・・いい・・・」
 すると、親父が手に何かを渡してきた、これは・・・ソウルクレスト!?
 真っ赤で、流線型が中央から上に五分岐するY字の様になった盾のようなクレスト・・・
 「お前達にこれを託す・・・いいか・・・よく聞け・・・
  老いた者を乗り越え、若き者達と共に、幼き者達のために進め!!」
 思わず口端から血の流れる親父の顔を凝視する
 「親父・・・」『師匠・・・』
 「すまないな、何も教えられない師と父で・・・だが、これからの世界を頼んだぞ、レッドリア・・・そして・・・ユウキ」
 安らかな顔とは裏腹に、親父の体から体温が抜け、その体から、完全に力が無くなる・・・
 『師匠~!!!』
 「親父~!!!」
 すると、俺の両腕の中で・・・親父が光の粒となって消えていく・・・
 「なんで、親父がソウルクレストを・・・?」
 『ソウルクレストの術とは・・・』レッドリアがおもむろに語りだした・・・
 『自身が死に至りし時に、信頼する者に自身の生命力とその力を、ソウルクレストとして託す術の事、ただし、施すのに多大な苦痛が伴うため、肉体と心の強い、選ばれた騎士しか施されることは許されてはいない、無論、お前の親父さんもこの術は受けた』
 「そう・・・だったのか・・・」
 そして、親父が光の塵となり、完全に・・・消えた・・・
 「さぁ、お別れは済みましたか?もっとも、無意味・・・ですがね、すぐにあなた達もそちらに行くことになる、感情などというものがある人間が私達に勝つなど、どんな状況になったとしてもあり得ないことを教えてあげましょう」
 「・・・行くぞ・・・レッドリア」
 『ああ・・・気力は十分だ・・・』
 俺達は立ち上がり、剣を抜く!
 「『キシケンチェンジ!!赤の騎士、キシケンレッド!!』」
 「『さらに、クレストセット!』名は・・・?」『お前が付けろ、ユウキ』
 「なら・・・マスターレッドクレストだ!!」『ああ、いいぞ!!』
 「『クレストセット!マスターレッドクレスト!!』」
 熱きエネルギーが体中を駆け巡り、赤き鎧となり、左手の鞘も赤き盾となり、レッドリアの先にも追加の刃が付く
 「聖なる赤の騎士!!パラディンキシケンレッド!!」追い竜の構えと共に背後より赤き爆発が迸る!
 「それがどうした、人間がいくら力を集めたとて、無意味であることを教えてやろう!!」
 ネオが駆けてきて、その両手を振り下ろす、が、軽い!
 盾で軽々と弾き返し、剣で内から横斬り追撃!
 「がはっ!これなら!」
 二閃の突きも・・・遅い!!剣で軽々と斬り弾く!
 「ぐっ・・・そんな・・・これなら!」
 相手の両手の刃が力を溜める様に光り出し、それを外に出すと、多数の斬撃が
 「行けっ!」
 両刃をこちらに向けると、その斬撃たちが向かってきた、だが!
 「『はあっ!』」
 剣を一振りすると、灼熱の炎が、熱き力でもってそれらを全て消し飛ばす!
 「ば・・・馬鹿な・・・!?」
 驚きにか右足半歩後ずさるネオ
 「もう終わりか?」『今度はこちらから行くぞ』
 「『マスターナイトスラッシュ!!はあっ!!』」
 思う存分縦に振り抜いた剣が生んだ斬撃は、大地に深々と傷をつけながら、ネオを一刀両断、爆発まで追い込んだ
 「ぐわぁあああ!!」
 これで・・・
 「ま・・・まだだ!!ヴォルケーノドラゴン!!」
 ぐ・・・ヴォルケーノドラゴンが飛んでくる!?
 「はっ!」
 それに乗り込むネオ・・・
 「『レッドドラゴン!!』」
 呼び声高くに飛んでくるレッドドラゴン、その頭に乗り込み、二体の竜が対峙する格好になる、
 だが、相手の方が体格が上・・・勝てるのか!?
 「行け!ヴォルケーノドラゴン!!炎で焼き尽くせ!!」
 鎖から赤い電撃のようなものが走り、俺達の方に炎を吐いてきた!?
 あわてて消防車となり炎を消化していくレッドドラゴン、しかし、限界か消化しきれず、熱き炎に拭き飛ばされる
 「うわぁああ!!」「ギュオォオオオン!!」
 「はっはっはっはっ!やはり、人間とはその程度のようだな!!」
 倒れ伏す俺とドラゴンに戻ったレッドドラゴン達に、ネオの声が降ってきた・・・くそ!あの鎖をどうにかしなければ・・・よし・・・一か八かだ!!あいつが鎖に指示してヴォルケーノドラゴンを暴れさせる前に・・・!
 「レッドドラゴン、飛べ!!」
 「ギュオォオオオン!!」
 レッドドラゴンが天高くに・・・飛ぶ!
 『どうする気だユウキ?』「こうするのさ!」
 見上げるネオ、そのヴォルケーノドラゴンの頭上に向かってすかさず俺が跳び下り着地!
 「なに!?」
 戸惑うネオに間髪入れず剣の連撃を叩き込み弾き飛ばす!
 「うわぁああああ・・・」
 「マスターナイトスラッシュ!!」
 斬撃三連発で、ヴォルケーノドラゴンに絡みついた鎖を斬り飛ばす!!
 「キシャアアア!!」
 「ようやく自由の身になったな」
 『ああ、これで師匠もあんし・・・ん!?』
 が、今度はネオが巨大化してきやがった!?
 「貴様ら人間などに~負けるわけにはいかんのだ~!!」
 恨み節の一声、対して並び立つ二体の赤き竜・・・
 『ユウキ、こうなれば合体だ』え!?思わずレッドリアを見る「レッドドラゴンとヴォルケーノドラゴンで合体できるのか!?」『そうだ』「よし!」
 ヴォルケーノドラゴンの四肢ががそれぞれ人のようなものに変わって行く中で、首から頭が後ろに下がって胸部が開き左右に少しスペースを開け、そこに胴体モードとなったレッドドラゴンが収納、
 胸部が前に出たレッドドラゴンの首に合わせ左右にサイズ調整しつつ戻りながら金の王冠がそのまま頬まで覆う目出しの金属マスクとなったような赤い目の頭部がそこに付けられ、
 内部に入ってキシケンオーと同様にレッドリアを台座に差し込み、右手を前に出しながら、俺達は叫ぶ!
 「『完成!!ヴォルケーノキシケンオー!!』」
 尾の根元より引き抜いた炎の剣をしっかりと握り、ネオと対峙する
 「はぁっ!」
 いきなりの斬撃飛ばし、だが、剣で軽々と弾く
 「なら、これならどうだ!」
 ネオが両腕を振り回し、幾度もの斬撃を飛ばし、繰り出してくる、しかし・・・
 「そんなもの、避ける必要も無い」
 まったく動じずにまっすぐ前へと進んで行く
 「なんだとっ!」
 確かに、たくさんの斬撃は一見すると脅威だ、
 だが、ネオは疲れからか、ガムシャラに斬撃を放っても、全ての斬撃に力がこもっていないのだ、
 「ば、馬鹿な!?」
 焦って腕を速く動かしても、出てくるのは威力の無い斬撃ばかり、
 次第に距離を詰め、剣で一気に切り裂いた、ひるみ、後ろに下がるネオ・・・
 「そ・・・そんな!?」
 「これでとどめだ」
 「『ヴォルケーノナイツキングスラッシュ!!』」
 繰り出された火炎の剣が、ネオを斬り裂き、倒れさせ、今度こそ爆散、消滅させたのだった・・・
 
 「済まない、母さん、これを・・・」
 俺は、親父が死んだ場所で見つけた、血の付いた布を母さんに渡す・・・
 「遺体は・・・その・・・獣にくわれちまったみたいでさ、何も・・・残ってなかった・・・でも、この状態だと・・・」
 母さんはしばらく布を見つめていたが、取り乱すことも無く受け取った、
 「そうかい・・・来た時もわけのわからないうちにいつの間にか現れて、去る時も一緒なんだねぇ・・・」
 「ユウキ!」「ユウキ~」「ユウキ!!」「ユウキさん!」「ユウキ!」
 「たしかに連絡があったのはこの辺りなんだが・・・」
 「レッドドラゴン戦ってたよね、私達のは間に合わなかったけど・・・」
 「何かあったのは間違いない」
 「ユウキさん、ご無事で・・・」
 「とにかく、早く見つけなければ・・・」
 「この声は・・・すまない、友達が呼んでる」
 「ああ、行っといで・・・」
 聞こえた声に家の外に出ると、そこにはみんなが待っていた・・・
 
 「そうか・・・」『レッドリアもつらかったろう』
 『何、私は大丈夫だ』
 事情を説明すると、皆がうるんだ目で俺を見てくる、だが、こんなことでへこたれる俺じゃない!!
 「俺のことは気にしなくて大丈夫だ、これから忙しくなるかもしれないけどな、それよりも、魔皇帝との戦いの方が重要だろ?」
 「その通りね!」『絶対に倒しましょう』
 「お前の親父さんの無念を晴らすためにも」『絶対に!』
 「私達の手で」『王国を取り戻しましょう』
 「この死を乗り越え、進んで行こう!」
 「ああ!」
 俺達は夕日に決意を新たに誓う、絶対に王国を取り戻すってことをな!!
 
 「いかがいたしましょうか?」
 レダの報告に、我は玉座に座ったまま一旦思考を巡らす
 「ふむ・・・ネオが死んだか、それに、ザムレッドも・・・」
 大事な戦力だったのだが・・・
 「もう一度人質を選出しましょうか?レッドリア達に効果があるかも・・・」
 「そうだな・・・それならば・・・」
 ふと、部屋の片隅に置いてあった・・・王の石像に目が留まった
 「ふむ、そうだ、いい余興を思いついたぞ・・・!」
 玉座から立ち上がって王に近づき、その右手で頭を掴み、魔力を注ぎ込む、王の悲鳴が聞こえてくるようだ・・・
 そして、その悲鳴の心地よさと共に、キシケンジャー達が悩み苦しむさまも頭に浮かび、思わず愉快になってくる・・・!
 「ふはははは・・・あはははは・・・」
 
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