バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

新事実と目的への手がかり/16 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン16 新事実と目的への手がかり16
 
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 背後から狼が降ってきているが、こんなもの、避ける必要すらないっ!
 「はぁっ!」
 カーディンの後ろ回し蹴り!狼はたまらず右前足側の壁に吹っ飛ぶ!!
 ズシャァ!!
 ん?画面にレテウルフのカードが・・・どうやらリュッケン 狼拳奥義 狼狼狼撃の構え 拳牙狼獣のせいで召喚されたみたいだな、
 それに、ダメージ判定!ライフカードを二枚引いてくださいって画面に・・・
 一枚じゃなくて二枚か・・・さっきのレテウルフの奴はリュッケン 狼拳奥義 狼狼狼撃の構え 拳牙狼獣の効果でダメージを与えられるタイミングではなかったはずだから、
 どうやら、さっきのトランプの雨とラビンガーのジェットの突撃のせいだろう・・・具体的には弧白兎 うさぎの兵隊大逃走・ドジのせい・・・
 しょうがない、とりあえず、引くか!
 右手でライフカードの右端のカードを引き、同様に、左端のカードを順番に、引くっ!
 出てきたのはマシンクールウインドとマシンスパークグリリアス!
 ん?レオン君の方もライフカードを引いてる、どうやら、僕と一緒でダメージ判定が出てたらしい・・・
 なるほど、僕と同じ様に、レオン君も2番と3番に攻撃を防ぐカードが無かったっけ・・・
 でも、とりあえず、もうやることは無いんだよな、なら、次に進むっ!
 右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返し、
 同時に、レオン君も右の手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返して、
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「このぉ!!」
 「ぐっ・・・」
 リュッケンがレテウルフを蹴ったカーディンに向かって走り出し、アリスがレオンをにらみ考え込む、
 そういえば、この場、ジョーカーだけいないんだよね、もしかして、僕達がその代わりか?ま、どうでもいいけど、
 続けて、僕が右手を山札の一番上のカードにかけて引く、
 同じ時、レオン君も、右手を山札にかけ、引いた、
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「レテウルフ!」
 「それならば・・・」
 リュッケンの指示により、レテウルフが立ち上がりつつもこうべを振り、カーディン、というか、そのそばの僕に向かって走り出す、
 アリスの方はその傘をぴったりとレオン君に向け、
 さて、今僕が引いたのは電撃付きトランプ爆弾スペード8!
 こいつは一旦左手の手札に入れ、左手の手札から一枚カードを引いて2番に裏側で置き、さらに、もう一枚の、バトルマシンズブーストのカードをチャージゾーンに裏側で置いて、
 と、レオン君の方も右の手で左手の手札から1枚カードを引いて2番の場所に設け、続けて、同じように手札からカードを引いてチャージゾーンに配し、
 「セット!」
 「セット!」
 「はりゃあああ!!」
 リュッケンがカーディンに右拳を使って殴りかかり、カーディンが左手を使って受け止める!
 刹那、リュッケンが続けざまに左拳を下から打ち込んできた!が、これをカーディンは右ひざで打ち上げる!
 「ここだっ!」
 今度はカーディンが至近距離から右拳を振り上げ叩き込んでいく!
 「うぉおおお!!」
 が、これをリュッケンは左肩を無理矢理使い、受け止めた!
 「なっ!?」
 カーディンとリュッケンが両手左肩で押し合う状態となる!で、僕の方はレテウルフを防ぐ方法が無くなったわけだが、さて・・・
 「これならどう?」
 突如、アリスが自身の傘の先を光らせながら地に指し、体ごと一回転、光の陣を形成した後、後ろに一回転しつつ跳躍する、すると、その陣が、まるで地面に月が映るよう様に変化していく
 あの陣?っていうか、前に見たことあるぞ、あれ、
 また陣が出た前に出た奴が出てくるのか?だとしたらこのターンは楽になるんだろうけど、陣の作り方違うから、前に陣と同時に出た奴とは違うやつが出てくる気がする・・・
 と、右手側からいよいよもってレテウルフが近づいてきた!とにかく、今はこっち!
 右手で2番に裏側で置いたカードを持ち、表にすると、レオン君も2番のカードを右手で持って表にして来た!
 「オープン!」
 「オープン!」
 「バトルマシンズ ビックハンド!!」
 「飛刃獅子 ザッシュトルネードレオ!!」
 右手前方から鉄の右前足をもつ狼が駆けてくる!
 身にまとう毛皮は上の方に黒いラインの入った灰色の物、右前足は鉄の鎧で覆われ、鋼の牙と爪を持ち、青い瞳でこちらを見据えている!
 これは・・・レテウルフとの挟み撃ちかっ!後ろのカーディンは今だにリュッケンと小競り合いやってるし、
 と、左手前方から来たレテウルフを正面から来た鉄の右拳が吹っ飛ばした!
 それは、等間隔に丸い穴の開いた鉄骨で巨大な右手を作り上げたもので、手首には火の噴くジェットエンジンが付いている!!
 が、レテウルフの方はこれでいいが、右手側から来たウルバイトはどうすれば・・・
 一方、アリスの前の陣に理知っぽい白い兎が降りてきた!
 左目にモノクロを付けていて、体に赤と黒のチェック柄のベストを着、右手に本など持って・・・
 よりにもよって来たのあいつかよ!
 がその兎、ラビハープはすぐに床に座って右手の本を読み始め
 「とっとと、行けぇ~!!」
 アリスの右足によって蹴飛ばされ、レオン君の前に吹っ飛んで行く!
 あ、これは・・・まずい・・・
 「レオン君、そいつは」
 「ていっ!」
 レオン君は僕が忠告出す前に右拳を思い切り振り上げ前に突き出してラビハープを吹っ飛ばした!!
 ドグォッ!!
 うわ~、どうなっても知らないよ、僕は・・・ってそれよりも僕はこっちをどうにかしないと・・・
 と、レオン君の後ろ上の方から突如、濃青の獅子が降ってきた!
 胴部やたてがみに爪、尻尾の先に濃青の金属を使用し、それ以外の顔や関節、尻尾の間などは銅で出来ていて、赤い機瞳を持つ、
 さらに、その濃青の獅子が跳躍!尾が上に、顔が下に向かって、同時に四肢が外の方に向き、右前足と左後ろ足の爪が反転、四肢が前後左右に向かい、獅子の顔が中央についている手裏剣のような格好になる!
 僕に向かいウルバイトが跳びかかってきた!ええいもう!
 思わず右手に大きく跳んで避ける!さて、ここからどう逃げれば・・・
 そう思っていた矢先、ウルバイトはその場に止まり、カーディンの方を向いた、
 まずい!動けないカーディンを狙うつもりだったのか!
 「くっ・・・」
 後ろをチラリと見るカーディン、両手を動かしてリュッケンの拘束を解こうとする
 「行かせないぜぇ!」
 が、リュッケンはとっさに左手でカーディンの右拳を掴んでそのまま両手に力を込め、カーディンを下に押さえつける様に膂力を下に向ける、これじゃあ、カーディンは蹴りも出せない!
 「一つ貸しだ!レオリング!」
 「グルォオオオオオ!!」
 レオリングが上に跳んで宙にいるザッシュトルネードレオ、ザッシュを口に加え、思い切り左前足側に投げる!
 投げられたザッシュはブーメランのように左後ろ足側に方向転換して飛び、カーディンの背を襲おうとしたウルバイトを後ろ横から吹っ飛ばした!
 「なっ・・・」
 「そこだっ!!」
 目を見開いて驚いたリュッケンをカーディンが一気に押し飛ばす!
 「レオン君!レオリング!助かったよ!」
 「すまない!」
 「なに、この程度」
 「グルォオオオオオ!!」
 レオン君の素っ気ない声とレオリングの咆哮が響く
 「それよりも、コストの見せ合いだ!わかっているな!」
 「うん!」
 右手でチャージゾーンから一枚を前に出す!
 同時に、レオン君も、右手でチャージゾーンから二枚を前に出した!
 「それでいいな!」
 「わかってる、行こう!」
 互いに右手で前に出したカードを表に!
 まずは、僕が表にしたもの!バトルマシンズブースト!
 続けて、レオン君!
 爪銃獅子ズ・レオグレイツに獅子アタック!!パワーエネミーアタック!!か、
 次いで、リュッケンの画面の方で表になった物!リュッケン 受際鈴拳 脚狼獣か!
 最後に、アリスの方で表になった物!
 弧白兎 兎の陣立てジンジンダテと弧白兎 うさぎの兵隊再行進!?
 この中で発動できるのはアリスの弧白兎 兎の陣立てジンジンダテのみ!
 レオン君の爪銃獅子ズ・レオグレイツはコスト軽減効果を使える、でも、その相殺はコスト軽減効果同士でないと出来ない
 「僕は爪銃獅子ズ・レオグレイツのコスト軽減効果を発動!爪銃獅子ズ・レオグレイツを裏に返す!!」
 レオン君の方でチャージゾーンのカードが一枚裏になる、と同時に、緑の画面に二枚のカードが映った!
 弧白兎 兎の陣立てジンジンダテと弧白兎 ラピッドスクリーム、
 これはおそらく、弧白兎 兎の陣立てジンジンダテの効果で弧白兎 ラピッドスクリームが設置され、直後に、弧白兎 ラピッドスクリーム、の効果が発動、弧白兎 兎の陣立てジンジンダテがオープン時にのみスマッシュ化するということに違いない、
 自信ありげにレオン君のコスト相殺を言ってみたけど、はっきり言ってあっちがどうなるかわかんないから、相殺できないのきついんだよね・・・
 さて、ここからどうなるやら・・・
 と、向こうの方からラビハープが走ってきて、同時に、月の陣から光が噴水のように吹き上がる!
 「はぁっ!」
 アリスが噴水に向かって傘を刺し、開くと、光が水滴の様に反射し、こちらに襲い掛かってくる!
 嫌な予感がひたすらに走り、カーディンの裏に走り込む!
 「ごめん、カーディン!」
 「あ、ああ・・・」
 ジュ!
 「ぐっ!」
 直後、光がカーディンに当たり、カーディンがうめいた!
 「カーディン!?大丈夫!?」
 「ああ、大したダメージではない」
 大したダメージじゃないって言ったって、うめくぐらいはダメージ喰らってんだから、少なくとも、発生源に近づくことは困難だろう、
 だが、カーディンよりもこの状況に難儀してる奴が
 「熱、あっつ!!」
 慌てて後ろに跳び退き、光の効果範囲から離れた者がいた、リュッケンである
 リュッケンは急ぎ、アリスの方を向き
 「おいこら!これじゃあ、あいつらの所に行けねぇじゃねぇか!」
 「これぐらいどうってことは無いでしょう?ね、レオン?」
 「その通りだな」
 見ると、この光の洪水の中、レオン君が体をジュウジュウ言わせ水蒸気すら上げながら平然と立っている、レオリングも同様、
 しかし、あそこまで色々きつそうな描写見てると僕が前に出る気にはなれないな・・・
 なんて、言っていられる状況じゃなくなってきた、この状況すらものともせずにウルバイトとレテウルフが左右から挟み撃ちしてきたのだ!
 「げっ!」「ビックハンド!!」
 上から鉄の右拳が降ってきて右側のレテウルフを向こうに吹っ飛ばしてにらみ合う!
 が、ウルバイトはどうにもならない
 「双歩、少し離れてくれるか?」
 「傘になれないような位置にはいかないでね?」
 「わかっている」
 僕は光に当たらないように後ろに下がると、カーディンが僕が隠れていない方の足を振り回し、向かってきたウルバイトを牽制する!
 「っちぃい、しゃーねーな!」
 そこにリュッケンが光のダメージもいとわずに突っ込んできた!まずい!本格的にまずい!!
 一方、こちらはレオン君達の方、依然としてレオン君とレオリングは悠然と立ち尽くしたままだが・・・
 「ここは僕が行く・・・」
 レオン君がそう言って、前へと進みだした!
 光を受けるも、全く意に介していない!そこに、やはり光を意に介さずにラビハープが大ジャンプ!上から跳んできて
 「邪魔だ」
 右手の一振りで吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられるラビハープ、そのままレオン君は進んでいき
 「くっ・・・」
 アリスがひるみ、あわてて傘を引く、
 が、レオン君は意に介さずに、その右拳を光あふれる陣に、光の抵抗を受けつつも叩き付けた!
 ズガァ!!
 大きな音と共に陣ごと床が砕け、光が停止する、
 と、まわりの光の奔流も行き去った!
 「今だよ!カーディン!」「おう!」
 僕が急いで後ろに走ると同時に、カーディンが左足で踏み込みつつ右足を下から振り上げウルバイトを吹っ飛ばし、その足でリュッケンの方に向かう!
 ん?あれは・・・?
 壁際のラビハープに動きがあったと思ったら、ラビハープが壁からはがれおち、レオリングの方を向いた!そして向かって行く!
 何と無謀な・・・そう思った次の瞬間には、ラビハープがレオリングの前に到達、大きく上に跳んだ!!
 レオリングは少し引きつつラビハープに噛みつく間を見極め、次の瞬間、ラビハープがその右手の本をレオリングに向け、そこから一気に光が放出された!!
 これにはレオリングも一瞬驚いて動きを止め、その光の奔流に巻き込まれたのか、ファングの背中と牙の部分が爆発!消滅した!!
 「レオリング!」
 慌ててレオン君がレオリングの元に走る!
 「待ちなさい!」
 大きなアリスの声が響く!
 その声を聞き、足を止めるレオン君
 そこにアリスが目に力を込めた明らかに不機嫌な様子で口を開き
 「手加減をするな」
 「手加減?」
 レオン君が不思議そうな声を出し、右肩の方からアリスを見る
 手加減?言われてみれば・・・トランプをわざとアリスに当てないように放ったり、光の奔流のみを止めてアリスを攻撃しなかったり、今だってレオリングの方に気をとられたようにしてアリスから離れようと・・・
 考えてみればわりと露骨である、あいも変わらず手加減が下手なようで・・・
 「手加減はわからないようにするものよ」
 「そうか、今まで僕は手加減をしていたのか・・・」
 気付いてなかったのかよっ!?
 って、よくよく考えてみれば、ロボットに無意識下での手加減なんてありえるはずはないよな、
 人間になったから、無意識下で仲間を傷つけたくないと手加減してしまったんだろう・・・
 「どういう理由でこんなことしてるのかは知らないけど、敵対する相手に、何の理由も無く手加減するような奴じゃなかったはずよ、あなたは」
 アリスの言葉を聞き、レオン君が顔をうつむかせる
 「そうか・・・僕は・・・それが・・・望みだというならば!」
 レオン君が右拳に力を込め、一瞬で後ろに詰め、その右拳を振り上げ、アリスの左頬に叩き付ける!
 バゴォ!!
 アリスは吹っ飛び、床に叩きつけられた!!
 そして、アリスがゆっくりと立ち上がって行く
 「ふふふ・・・それでいい・・・それでいいわ・・・」
 そこにレオン君が追撃を駆けに走る!一気にたたみかけるつもりか!?が、レオン君の足元の壊れたはずの陣から光が噴き出す!
 「!?」
 レオン君は驚いた表情のまま後方斜め上に吹っ飛ばされ、一回転しつつ着地
 「獅子は喰らい付き活路を得、兎は噛みつかれて活路を作る!!」
 脅威の言葉のままアリスに光が向かい、アリスが光をまとった!!
 そのままアリスが走り出し、その右手の傘をレオン君に向けて振るう!!
 ドガァッ!
 盛大な音と共に、今度はレオン君が吹っ飛んだ!!
 「レオリング!ザッシュを!」
 「グルォオオオオ!!」
 レオリングが咆哮によってラビハープを吹き飛ばし、戻ってきたザッシュを受け取ると、続けて、首を左肩から右肩に振るってそのザッシュをレオン君に投げる!
 これをレオン君は右手に見事受け取りつつ着地、アリスに前方跳躍しつつ思い切り外側から振るう!!
 ガッ!
 これをアリスは傘で受け止めた!
 「この程度かしら?」
 「まさか、ここまでとはね・・・」
 「あなたに振るうつもりではなかったのだけれど・・・」
 あのセリフ、もしかして、あれは僕とカーディン用に持ってきてたものかい・・・
 まぁ、誰のために用意してたもんでも構わないんだけど・・・
 ガシィン!!
 アリスの傘により、ザッシュが上に吹っ飛ばされる!!
 一方のカーディンの方
 「はぁああ!!」
 その右拳を振り上げ突き出す!
 「毎度毎度!!」
 返しにリュッケンが右拳を突き出し、弾きあう!
 「どうかな!?」
 カーディンが一気に後ろに跳んだ!その先左手にいたのは、睨み合っていたビックハンドとウルバイト!
 だが、カーディンの着地際を狙い、ウルバイトが走る!
 「ビックハンド!!」
 そこにビックハンドがカーディンに急行!その手を開き、迂回し後方からカーディンを一気に押し戻した!
 「しまっ・・・」
 リュッケンが驚いている間にも、カーディンの右手にビックハンドが付き、その鉄右拳を振り上げ
 「どうかな?僕は遠距離より格闘の方が好みなんだっ!!」
 レオン君がアリスに右拳を突きつける!
 「甘いわ!」
 アリスはその傘で防御し、そのまま押してレオン君を吹っ飛ばす!
 まさか、レオン君がパワー負け!?いや、そうじゃない・・・
 刹那、アリスの真上にザッシュが降ってきた!!
 ズドン!!
 次の瞬間、後ろに跳んでいたリュッケンの右頬を、ビックハンドは捉える!!
 ドガン!!
 リュッケンが吹っ飛び、何とか着地、アリスの方は・・・
 「やってくれるわ・・・」
 何と左手一本でザッシュを持ち上げ、復帰してきた!
 まぁ、レオン君も似たようなことやってた気がするが・・・
 「返すわね!」
 そこからザッシュを放り投げる!ザッシュはレオン君の方に飛び
 「行って来い!」
 右手に受け取りつつも体を一回転させつつ投げ返す!アリスは思い切り跳躍してザッシュを避けた!
 ううむ、ザッシュも大変だなぁ・・・
 と、今思い出した!右手でチャージゾーンの一枚を表にして、
 「僕はバトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2の効果を発動!バトルマシンズ カーディン カーモードをコストに、このカードをチャージゾーンに表側表示で置く!!」
 って、僕の方にウルバイトとレテウルフがっ!
 直接戦闘能力の無い僕は逃げるしかないっ!!
 「双歩!」
 カーディンが僕に向かって走り出し
 「はぁっ!」
 近くにいたウルバイトを蹴り飛ばした!が、そこにレテウルフが間髪入れずに僕に跳躍!
 まずっ!
 僕は後ろに回って一気に走って逃げる!と、今度は着地際に唐突にカーディンに方向転換して跳び込み噛みついていく!これをカーディンは右腕で防御!
 「ぐっ!!」
 対し、アリスがレオン君に向かい、走り
 「今度はどうかしら?」
 思い切り右手の傘を外から内に振り回す!金色の力の粒が乗った魔性の衝撃波!!
 レオン君が右手を振るい、弾き返そうと
 「ぐっ!?」
 が、弾き返し切れずによろめいた!そこにアリスが走り込んでくる!!
次へ
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