バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

戦獅との決着/7 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン15話 戦獅との決着7
 
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 「が・・・はっ・・・」
 ジャルーソが貫かれた姿勢のまま、苦痛のうめきをもらした
 しかし、ジャルーソの右腕が動き、レオン君に銃を向け、
 レオン君が左手を思い切り外側に動かし、銃を弾き飛ばした!
 「で?何をしようというんだ?」
 レオン君の言葉に、ジャルーソは呪詛のような視線を向けたように見え、
 直後、ジャルーソの後ろの人々が動き出す!
 まずい!!
 今度はそれに呼応するようにレオリングが跳躍!
 体を右後ろ足外側に回転させながら右前足をレオン君と人々の間に着地させつつ左後ろ足で地上を外側に蹴って身体の回転を加速させ、その右後ろ足で人々を残らず吹っ飛ばす!!
 そして、回転しつつも吹っ飛ばした人々の側に小さく跳躍して地に四肢を付け、停止し
 「グルォオオオオ!!」
 吠えた!
 「卑怯とは、言わないよな?」
 「ぐっ、、みんな・・・」
 「ちょっと待ったー!!」
 「ちょっと待った!!」
 そこに、僕達が何とか間に合い、吹っ飛ばされたロボットの合間を縫って駆け、レオリングの真ん前まで到着する!
 「ようやく来たか・・・」
 レオン君の右の口角がニヤリと上がる中、右腰のシートベルトの金具を金具に付いたボタンを押して外し、
 ドアの鍵を右手で上げて外して扉のノブを引いてドアを開けて外に出て、左の手で、扉を一気に閉じる!
 「グルォォォオオオオオオ!!」
 レオリングが警戒するように大きく、咆哮!
 「やはり来たな!!待っていたぞ!」
 レオン君が左手でジャルーソを持って右手から引き抜き、左手側に捨てる
 ガシャン!!
 大きな音を立て、ジャルーソが倒れる、だが、ジャルーソは静かにレオン君の方を向き
 「おっと、邪魔されては困るな」
 レオン君がおもむろに弾かれた銃の方に近づき、その両手で銃の両端を持って持ち上げて思い切り下げつつ、
 同時に右ひざを一気に上げて銃を叩き付け、折る!!
 バキィ!!
 そして、続けてジャルーソの方を向き
 「そんな視線を送るのなら、今ここでお前を含め、彼ら以外とどめを」
 「みんな!!」「みんな!!」
 今度は男女の声、聞き覚えのある声、これは・・・
 「電磁バリアの電力供給装置は壊したぞ!」
 「念のため予備の分も徹底的にな!!」
 電磁バリアを破壊したって、この声の主達がやったの・・・?よし、それなら、撤退することも援軍を呼ぶことも出来るな・・・よおっし・・・そういう事なら・・・
 「全員、ここから一旦引いて!」
 「ガキ!?」
 「みんな、ジャルーソ、お願い!!ここは僕と」
 「私が引き受ける!」
 カーディンがロボットに戻りレオリングの方を向く!
 「グルォオオオオ!!」
 敵対するようにレオリングが吠える!!
 「はははっ!そうでないとな!!」
 レオン君も楽しそうに、レオリングの前に向かって歩く
 「ガキィッ!、だが、そいつは以前のそいつではないぞ!」
 そんなことはわかっている、さっきのジャルーソを倒した時の動き、明らかに前より速くなってた、
 でも、それなら僕も、こっちに来てから強くなってる、はず、主にカードバトルの腕と回避力が!!
 「やれるさ、僕達なら!」
 不敵に、出来る限り不敵に、笑って見せる!!
 皆が後ろの方に引いていく、
 そこで、ジャルーソの方にも二体の筋肉質なロボットが肩を貸し、後ろの方に下がって行
 「ガキ!」と、ジャルーソが右肩の方からこちらに視線を送ってきた?
 「なに!?」
 「よしよしはまた今度だ」
 「しなくていいよ、そんなもの」
 「へっ、言うじゃねぇか、また今度な」
 まったく・・・
 そうして、ジャルーソも後ろの方に下がって行く、さて・・・
 「待たせたね・・・!」
 
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