オイレンのラノベもどき置き場

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

戦獅の咆哮/16 カードゲームライトノベルWカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン8話 戦獅の咆哮16
 
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 どんなに雲行き怪しくなろうとも僕ができることは一つ!
 まずは、チャージゾーンの表側表示のカードを右手で裏に返し、
 「リチャージ!!」
 「次はお前だ!!」
 レオン君がカーディンに跳び蹴りをかましていく!
 「ぐっ!!」
 慌てて両腕で防ぐカーディン!
 ええっと、山札の一番上のカードを右手で引いて、
 「ドロー!!」
 レオン君が跳び蹴りの反動でレオリングの方に跳ぶ、
 さて、今引いたカードはオールドアンドニュー!!
 これ、どうしようか、手札にはオールドアンドニュー ナウがあるし・・・よし!
 引いたばかりのオールドアンドニューを三番に置き、
 続けて、左手の手札にあるバトルマシンズ キット・オブ・ニンジャをチャージゾーンに裏側表示で置く!
 やっぱり、バトルマシンズ キット・オブ・ニンジャは飛び出し、キット、ニンジャ!!で召喚したほうが使いやすいしね!
 そして、右手を前に出し、宣言!
 「セット!」
 「レオッ!」
 「グルォッ?」
 レオン君の言葉に、レオリングがチラリとレオン君の方に目線を向ける、
 「あの二体をやってこい、武装なんぞいらんだろう、それは本当の強敵のためにとっておけ」
 「グルルルル・・・」
 レオリングがうなり声を上げる、何か考えているんだろうか、
 とにかく、今のうちに、右手で3番に裏側で置いたカードを表に!
 「オープン!!」
 「行けっ、レオ!」
 レオリングがいきなり左肩の黒爪拳を外した!!ガチャ、ゴトッ!
 「グルォォオオォォオオオォォオオオオオオ!!」
 黒爪拳が地面に落ちる音と同時に、レオリングの大咆哮が響く、武装を外したはずなのに、その威信は大分増した様にすら見える、
 そして、そこから威厳たっぶりにゆっくりと歩き、
 突如、スパイクの方に走り込んでいってスパイクの上から跳びかかっていった!
 スパイクは両腕を前に出してこれを防御!そこから電撃を放電!!
 しかし、レオリングは一切ひるまずにスパイクを押していく、
 対するスパイクもなんとか力ずく両腕を外側に動かして押し返そうとする、が、両腕は動かず、押し返せなかった、レオリングの方が押しているっ!!
 ええっと、今のうちに表にしたインテリジェンス オールド&ニューのカードを右手で持ってチャージゾーンに裏側で置き、
 すると、緑の画面の向こうで、レオリング・メタルのコストとして四枚のカードが表になった!
 爪銃獅子ズ・レオグレイツ、獅子カノン!!パワーキャノンボール!!、獅子ダウナー!!パワーエネミーダウナー!!、獅子バーニスト!!バーニストクラッシュ!!、
 と、獅子ダウナー!!パワーエネミーダウナー!!のカードがいきなり裏になった!爪銃獅子ズ・レオグレイツのコスト軽減効果が発動したのだろう、
 状況は明らかに悪い、スパイクのパワーは2500、対するレオリングのパワーは4000、現実の状況と同様、レオリングが押しているのは明らかだ、
 スパイクとレオリングのパワーの差は1500、
 だが、その1500の差を埋める方法が無い!
 バトルマシンズブースト Voとバトルマシンズブーストの両方を発動できればどうにかはなるかもしれない、
 しかし、バトルマシンズブースト Voはコストにバトルマシンズブーストを指定するカードッ!
 つまり、同時発動は出来ない、他のパワーを上げたり援軍を召喚するカードも、戦闘後タイミングのカードだったりするッ!
 これらを使うなら、2番戦闘を確実にするために使った方がいい・・・
 スパイクッ、ごめん!!
 「カーディン、耐えられる?援護、出せないけど」
 「私は・・・双歩の判断を信じる!!」
 カーディンが答え、レオリングとスパイクの方に走り出す!
 一方、スパイクはレオリングに押し切られる形で一旦後ろに避け、右拳を振り上げ殴りにかかる!
 が、ここでレオリングはスパイクに向かって一気に突進、拳の内側からスパイクを吹っ飛ばす!
 「大丈夫か!!」
 そこにカーディンが駆けつけた!
 スパイクを受け止め、立ち上がらせる!
 そのカーディン達に向かってレオリングが、全力で疾走、突進していく!
 すると、立ち上がったスパイクが右手を背中に回して背中の荷台を取り外し、盾として持って前に出し、
 同時に、ジャイロが背中のプロペラと両肩のローターから吹雪を放出!レオリングを凍らせようとする!
 だが、レオリングはいきなり速度を上げて吹雪を避けつつスパイクに突進!
 そのままスパイクの盾に噛み付き、上に放り投げた!
 そこから急いで右拳を突き出すスパイクを右前足を薙ぎ払って左前足外側の方に吹っ飛ばして転がし
 「しまった!」
 驚き、スパイクの盾になろうと動くカーディンをしり目にスパイクに向かい跳躍!
 右前足を叩きつけてショックで一時停止させつつ、大口を開けて胴体上側に噛み付き、
 上半身を下半身から引きちぎって爆発させ、消滅させた!!
 「ぐっ、サンダースパイクダンプゥ!うぉおおお!!」
 カーディンがレオリングに向って行く!
 が、いきなりレオリングはジャイロに向かって跳躍!
 カーディンよりもレオン君の命令を優先する気なのだろう、
 でも、そうはさせない!
 右手を振り上げ、宣言!
 「僕はバトルマシンズ フロストジャイロヘリコプターの効果を発動!!向こうのスマッシュカードの発動をすべて無効化する!」
 ジャイロが背中のプロペラと両肩のローターから吹雪をレオリングに吹きかける!
 しかし、ここでレオリングは
 「グルォオオオオオオ!!」
 吹雪を吹き飛ばすほどの大咆哮を繰り出した!!これは・・・獅子ダウナー!!パワーエネミーダウナー!!の咆哮!?相殺狙いか!?
 どうする、手札のオールドアンドニュー ナウでこの相殺をかき消すか?
 いいや・・・計算上は・・・このまま行けるはず!
 吹雪を吹き飛ばしたレオリングが、その体で宙に突進し、ジャイロに迫る!
 獅子タックル!!フルメタルタックル!!!?パワーを700も上げて2番戦闘に勝つつもりか!
 でも、まだだ!
 右手でチャージゾーンのカードを一枚表にしつつ宣言!
 「僕はバトルマシンズブーストの効果を発動!獅子タックル!!フルメタルタックル!!の効果を相殺する!」
 これを、ジャイロは右肩の方からタックルして返し、レオリングを叩き落とす!
 地上に着地するレオリング!!
 そこにカーディンが迫る、だがっ!
 「グルォオオオオオ!!」
 周囲をつんざく様な大咆哮!
 これによりジャイロの動きが一瞬にぶる!
 その隙にレオリングは再び宙空に跳び、その右前足を振り上げた!獅子アタック!!パワーエネミーアタック!!今度はパワーを800上げるつもりかっ!!
 だけどっ、それも想定済みだっ!
 右手でチャージゾーンのカードを二枚表にしつつ宣言!
 「僕はバトルマシンズブーストをコストに指定してバトルマシンズブースト Voの効果を発動!獅子アタック!!パワーエネミーアタック!!の効果を相殺しつつ、相殺効果・臨魂を発動!!バトルマシンズ フロストジャイロヘリコプターのパワーを300上げる!」
 よし、これで計算上は行けるはず!
 ジャイロが突如、レオリングに機敏な動きで向かって行き、その右拳を振り上げ叩き込んだ!
 そのまま地上に落ちて行くレオリング!
 「任せろ!」
 地上でカーディンが構え、その右拳を叩き込んで行くが、
 寸ででレオリングが体を向こう側に回転させこの拳を避け地面に転がる、
 だが、レオリングは動けないのか立ち上がろうとしない、
 そこにジャイロがゆっくりと降りてきて、
 え?獅子パルシュート!!パルシストアタック!!!?ジャイロをトラッシュに送るカード!?
 しまった、相殺できるカードがない!画面に出たこのカードにっ!!ええいっ!!
 「カーディン!油断しないで!!」
 「何っ!?」
 僕とカーディンが問答している間にもレオリングが突如立ち上がりジャイロに向かって走り出す!
 ジャイロが構え、迎え撃つ!
 レオリングはまず、その右前足を振り上げ叩き付けようとするも、
 ジャイロは上に飛んで回避しつつレオリングの後ろ上を飛びながらその右足を叩き付け返した!
 が、すぐにレオリングは反転、大口開けてジャイロ襲い掛かる!
 ジャイロの方は何とか上に飛んで避けつつ真上からレオリングを右拳で殴りかかる!
 レオリングは地に降りつつこれを背中で受け、そのまま真上に跳び直す!
 これにはジャイロも体を叩きつけられ宙に飛ぶ!
 対するレオリングも着地していき
 「うぉお!!」
 そこでレオリングが着地する隙を狙いカーディンが走る!!
 だが、レオリングはその向かって来るカーディンを避けるようにすかさず前に向かって少し跳んで地に立ちその後素早く反転し、ジャイロに向かって跳ぶ!
 ジャイロの方は何とか体のバランスを取りもどして足を下に出しつつ、レオリングに向かって右拳を振り上げ、繰り出す!
 レオリングが右前足を出し、一方のジャイロが右拳を出す!
 互いにぶつかりつつ弾かれレオリングが後下に降りていき、そこにジャイロが背中のプロペラと両肩のローターを回して吹雪で追撃していく!
 その間にも、勢いよく足から地面に着地するレオリング!
 ダンッ!!
 「グルォオオオオ!!」
 即座に咆哮を放ち、吹雪を斬り裂き、その後を追う様にレオリングも跳ぶ!!
 「ぐっ!!」
 着地を狙おうとしたカーディンが咆哮でひるむ、 
 「あっ!!」
 咆哮でチャージゾーンのカードが飛びそうになり、急いで両手で抑えるもインテリジェンス オールド&ニューのカードが飛んでしまってあわてて右手で取る、
 そして、咆哮は空中にいるジャイロにも届き、ジャイロの動きをも一時的に止めた!
 そこにレオリングが迫り、ジャイロの右足に噛み付く!!
 落ちて行くジャイロ、背中のプロペラと両肩のローターを回して脱出しようとするもすでに手遅れ、
 そのまま地面にたたきつけられる!
 ダンッ!!
 そこでレオリングが右前足でジャイロの上半身を抑えながら、
 噛んでいた足を一旦離して顔を下げつつジャイロの下半身に噛み付き、顔を上げてジャイロを引きちぎる!
 体が上下に分かたれたジャイロが爆発!!消滅した!!
 これは明らかに僕のミス、最初に相殺された時にオールドアンドニュー ナウを発動させておけばよかったのに・・・
 「フロストジャイロヘリコプター!!このぉ!!」
 そこでレオリングに向かいカーディンが走り込んでいって右拳を振り上げる!
 が、レオリングはいきなり走り出し、右拳をサッと左前足側に避けつつカーディンの方に回り走ってカーディンの胴に噛み付く!
 「ぐっ・・・ぐぉおお・・・!!」
 カーディンが両手の平をレオリングに突きつけて離そうとしたり、両の拳を一度に叩きつけたりしているが、レオリングが離す気配は無い
 「でかしたぞ!そのまま噛みちぎれ!!」
 「グルォオオオ・・・」
 レオリングの口に力が入る!
 「ぐわぁあああ!!」
 同時に、レオリングの牙がカーディンの胴に突き刺さっていく!
 ああもう、しょうがないな!
 右手でチャージゾーンのカードを一枚表にしつつ宣言!
 「僕は飛び出し、キット、ニンジャ!!を発動!!」
 いきなり病院側から紫の小さい忍者が跳んで来た!
 それは手の平に乗るサイズで寸胴な体型を持ち、頭に濃紫の頭巾をかぶって、忍の文字が掘られた蜂金を付けていて、
 口元に紫の布を巻き、頭巾との間に紫色の目だけを出して、手の甲と足の甲に金属の板が付いていて、背中に刀を背負っており、
 その体には濃い紫の忍者装束を着、足に草履のような意図が施されている、
 そのキット・オブ・ニンジャ、キットは、跳んで来たと思ったら、
 いきなりレオリングの口元上に張り付き、右手で懐から茶色い紙がたくさん貼られた丸い物体を取り出すと、
 その物体をレオリングの口元に放り込んだ、
 「え、ちょ・・・」
 カーディンが動揺している間にも、レオリングの口内で爆発が起きる!
 ドガァアアアン!!
 やはり、さっきレオリングの口に放り込んだのは爆弾か!!
 レオリングの口が爆発のショックで開き、カーディンが吹っ飛ぶ!
 「何だとっ!?」
 レオン君が驚きの声を上げる中、キットが素早くササッとレオリングの下に潜り込み、
 右手で背中の刀を抜いて、レオリングの腹をその刀で斬り裂いた!!
 「グルォオオオ!!」
 今度はレオリングは痛みに耐え、一旦後ろに下がった後、キットの姿を認識、
 だが、すぐにキットはそこから素早く後ろに向かって跳躍、着地、
 その後、右手の方を向いて走り出し、離脱する、
 そして、レオン君とレオリング、そして、カーディンが向かい合い対峙する、
 もう少しで勝負が決まる、こっちはきつい状況だけど、果たして、勝てるのだろうか・・・?
 
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