オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

参上、ブラックカーディン/9 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン12話 参上、ブラックカーディン9
 
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 「ずいぶんと好き勝手やってくれてんじゃねぇか・・・」
 「誰だっ!?」
 カーディンが一気に前進Uターンして声が聞こえた後ろの方を見る、
 そこにいたのは黒いパトカー、いや、X字型のブラックパトライト、あの黒色のカーディンだ!!
 「まさか、俺様の偽物が現れるとは、俺様も有名になったもんだなぁ、くっくっくっ・・・」
 「わたぁしがぁ、本物ぉ」
 「俺様はそんな喋り方はしねぇ」
 あ、やっぱり・・・
 「それに、同型機だからわかるぜ、お前、本物のカーディンだろう?」
 「なぁんのこぉと」
 「すっとぼけんじゃねぇ!!」
 黒カーディンの一喝に、一瞬にして周りがピリピリとした空気に変わる!
 「わかるんだよ、ずうっと戦いたって思ってからなぁ!俺様のコピー元、俺はてめぇの機体性能を図るために生まれたんだよ!!」
 カーディンの機体性能!?
 「俺様はてめぇのスペックを図るために作られた擬似的なコピーよ、だが、お前のスペックはお世辞にも高い物じゃなかった!!」
 そりゃそうだ、なんだかんだ、カーディンは量産機に近いものなんだから、改造とかが無かったらお世辞にもスペックはいいものじゃない
 「おかげで生み出された俺はスペックを計った後はお払い箱だぁ、だが!」
 黒色カーディンが改めてこっちの方を向いた、気がする
 「こうしてお前と対決するためにこの施設で色々やってたら、こうしてお前の方から来てくれたんだからなぁ!どうせいるんだろう!ならぶ、だったか・・・?」
 う・・・見破られてる・・・
 「どうしよう、カーディン?」
 「安心しな、出た所でいきなり撃つようなまねはしないぜ?」
 ああ言ってるけど・・・いや、ここは意を決して外に出よう、この衣装ならごまかせるかもしれないし、カーディンの中にいる状態でカーディンにアクロバティックに戦われても困る・・・
 「行くよ、カーディン」
 「わかった」
 右手で右腰のシートベルトの金具を外し、左手でドアを開け、外に出て、反対の手でドアを閉める
 「そんな妙なもん着てないで、正体を現してもらおうか」
 うわ、ばれてら、でも一応・・・
 「ええっと、ボクハですねー」
 「とっとと脱げ」
 「う・・・はい・・・」
 右手でカーディンの助手席のドアを開け、両の手で兜を外して放りこみ、ベルト上部のスイッチを押してベルトからスーツを上下に分割させて、
 まず、下半身右は半分を右足を上げて脱いで、左半分の方も左の足を上げて脱ぎ、
 上半身の部分も一気に上へ脱いでカーディンに放りこんでカーディンのドアを閉める
 「ふむ、乱雑に放りこまれたから変形に支障が出るかと思ったがこれなら支障は無いな!」
 なんか、カーディンがぶつぶつ言ってるけど
 「・・・やっぱり人間が乗ってやがったんじゃねぇか、さぁ・・・」
 再度、黒いカーディンがカーディンの方を向いた、気がする
 「その正体表しやがれっ!プログレスチェーンジ!!」
 突如、黒色カーディンの前部が開いて両肩となりながら間から少し黒く先が平たい三角頭と鋼の顔が出て、額に着けている、パトライトと羽の黒のエンブレムがギラリと光を反射し、
 曲げていた足を伸ばすように後部が外装ごと伸びて伸びた足が地に付いて全体が宙に跳ぶと腰が180度回転
 肩の部分となった前部から脇を閉めるように両腕が出現して、その両の腕がタイヤのある面を外側にするように180度回転し、
 胸の部分のX字型のパトライトの下二つが根元から下に回転、収納され、胸のパトライトが緩いV字のパトライトとなり、両足から着地!
 その左拳を前に付き出した!
 それは、黒い機目を持つ、正しく、全体的に黒っぽくなったカーディンだ!
 「さぁ、次はてめぇの番だぜ!」
 「なぁにぃ、おれぇ」
 「その口調もやめやがれ!俺様の口調は違うっつってんだろ!聞いた話だと、もっとまじめな感じで話すそうじゃねぇか、ああ!?」
 「仕方がない・・・いいだろう!プログレスチェーンジ!!」
 カーディンの前部が左右に分かれつつ先の切れた三角頭と黄色い機目の付いた鋼の顔、それに、その下に少しだけ赤い胴体が出てきて、額に付けたパトライトと羽の金のエンブレムがきらりと光り、
 両肩となった前の方から両腕がわきを締めるように出てきてタイヤのある面を外側に出すように180度反転、
 続けて、後部が曲げていた両足を伸ばすように外装ごと後ろに伸び、少し赤い下胴部を見せつつ伸びた外装が地に付いて自身を宙に跳ばしつつ腰の部分が180度反転、
 さらに、胸の部分となったパトライトの下二つが振り子を内の方に上げるように上がって収納されてゆるいV字となりつつパーポーパーポーと音を鳴らしながら光り、
 そのまま着地!!した後右拳を前に出す!
 「ほう!ようやく戦う気になったか、だが・・・」
 黒いカーディンがじろじろとカーディンの方を見
 「な、なんだ!?」
 「そんなカラーじゃねぇだろう、まったく、本物が偽物のマネをするなんて滑稽だなあ、だが、気に食わねぇ、気に食わねぇぜ・・・とっととその塗装、剥がしやがれっ!」黒カーディンがカーディンに右手を突き出す!「放水!!」
 突如、天井中央からから水が勢いよくカーディンに向かって噴き出す!
 「うぉおお!」
 そして、いつの間にかカーディンが元のパトカーカラーに戻っていた、
 「はっ、恐れ入ったか!」
 ううむ、おそらく、システムに干渉してカーディンに水を吹っかけたんだろうが、
 カーディンの方としては色変えのシステムを切って塗装がはがれたように見せただけである、多分
 「さぁ、そろそろ行くぜ!!」
 ズドン!
 黒のカーディンがそう言った途端、黒色のカーディンの後ろから大きな弾が飛んで来た!
 慌てて左手の方に跳び、避ける!
 ズバン!!
 大きい音を立て、大弾は僕のいた場所に着弾!!爆発した!!
 っつ、これは・・・
 「っちぃ、外しちまったぜぇ」
 少し調子の外した声が聞こえたと思ったら、黒いカーディンの後ろから、二足歩行の馬が歩いてきた!
 全身が鉄色に輝き、その目は黄色く、頭に生えたたてがみは水色で、体には砂色の軍服を着崩し、上着を腰元に巻いて、上の方に緑のタンクトップを着用しており、首元に薄くて左右の端が直線で円状の鉄板で出来たドックタグを鎖でネックレスとして付けている、
 そして何よりその右手、大きな筒状の黒いバズーカを右腕全体で支えるようにして持ち、右手そのものはそのバズーカのトリガーにひっかけられているのだ、
 蹄状の手でよく扱えると思うもんである、って、それよりも!!
 「ひどいじゃない、いきなり攻撃してくるなんて!!」
 「忠告と宣戦布告はしたはずだぜ?」
 「いや、そりゃそうかも知れないけどさ・・・」確かにそれっぽいことは言ってた、行くぜ!!という合図とか、出た瞬間には撃つようなまねはしないとか「でも「俺はもう、問答する気なんてないのさ」
 ぐっ、遮られてしまった・・・
 「さぁ来いよ、全力で・・・」
 黒色カーディンが両手を握って左拳を少し前に出し右拳を腰だめに置き、右足を少し前に出して構える!
 「かかってこい!!」
 「俺もいるぜぇ!!」
 と、さっきの鉄の馬も僕から見て左の方から前に出てきた!
 同時に、カーディンが少し前に出る!
 「双歩、行けるか?」
 「もちろん、やろう!!」
 右手をジャケットの左内ポケットに突っ込み、中から長方形の物体を取り出す!
 上が白く下が黒色で中央にパトランプに羽を模しているエンブレムが付いたデッキケースだ!!
 それを思い切り、前に突き出す!!
 と、突如、僕の目の前に緑で半透明の角の丸い緑の板と、向こうの方に前後の反転した緑の半透明の板が映る緑の画面が投影、出現する、
 よし!それじゃ、
 そこから、緑の半透明の板の左側にデッキケースを置く、すると、テッキケースからデッキが外れてシャッフルされ山札となりつつその場に置かれながら、一方のデッキケースの方は上下反転しつつさらにその外側に置かれた!
 さて、緑の画面には白文字でライフカードを五枚置けって出てるな・・・今回は通常ルールか、おっし、いっちょやりますか!
 まず、右の手で山札の一番上のカードを引いて中身を見ずに緑の板手前の方に置いてライフカードとし、
 これを計五回繰り返してライフカードを五枚ならべ、
 さらに、右手で山札の一番上のカードを引いてチラリと見つつ左手に移して手札とし、
 今度もこれを計五回、ひょいひょいと繰り返して五枚の手札として、準備完了!!
 「カーディン!行けるよ!!」
 「わかった!!」
 僕達の無事だけじゃない、僕達の世界への進行を食い止められるかどうかも賭けた、カードバトルのスタートだ!!
 
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