オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

参上、ブラックカーディン/4 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン12話 参上、ブラックカーディン4
 
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 「ふむ、それなら・・・これからどうしようか?」
 目の前には明らかな軍事基地、兵器が大量には無いことから、大規模な侵攻には至っていないと考えることも出来る、
 しかし、だ、
 こちら側の攻撃を完全に無効化する装甲持ちが複数体投入されていたら?
 向こうにも一応装甲に対処できるのはいるのだが、一人と一機だけである、はっきり言って心もとない
 リュッケン一体がそんなに長い時間暴れたわけでもないのに遊園地一つ壊滅したこともあるのだ、一度などミサイルその他が全く効かないことをむざむざと見せつけられたこともある
 「双歩はどうしたい?」
 「僕達の旅は、元の世界が攻撃を受けていたら、もしかしたら、無意味になってしまうかもしれない旅だ、」
 映命さん・・・
 「攻撃を受けているのなら、出来れば戻ってみんなを守りたい、それに、本当に攻撃を受けているかも調査したい、そのためには・・・」
 「そのためには・・・?」
 「あの基地に潜入するのが手っ取り早いけど・・・」
 「ふむ・・・」
 ブロロ・・・
 ん?黒いカーディンが後ろ手前にバックして、荒野の向こう側へと走って行く・・・?そうだ!!
 「ねぇカーディン、今の黒いのになりきれないかな?」
 「今のに、か?カラーリングだけならどうにかなると思うが・・・ばれたら危険だぞ、いくら私の中に居ても、双歩の反応を読み取られる可能性も・・・」
 「それなら、問題ないよ!!」
 急いで右腰のシートベルトを外し、後部座席の下の方に右手を伸ばして、そこに転がっていたスーツを何とか右手に取る、
 それは、簡素な鉄の鎧の胴部、両腕、両足と鉄ベルトが、濃い灰色蛇腹状の間接で繋がり、鉄球上の頭にはオレンジ色のレンズがまるで両目のように付き、口部は四角く、上下に動くようになっている、まるでロボットの着ぐるみのような物だった、
 「これなら、ある程度正体ばれずに済むでしょ!」
 「ううむ・・・だが・・・」
 「カーディンは・・・どうなの?元の世界が攻撃を受けてたら・・・」
 「・・・はぁ・・・わかった」
 「カーディン!!」
 「やるとなれば善は急げだ、基地の裏を大きく回って荒野の向こう側で黒色に変わる、正直、あの黒いやつが近くにいるかもしれないしな・・・」
 確かに、あの黒いのが近くにいて鉢合わせたら大変なことになる・・・
 「では、その前に着替えておいて欲しい、シートベルトを外したまま走るわけにはいかんからな!!」
 「了解!!」
 急いで着ようと・・・着ようと・・・そう言えばこれ、どうやって着るんだっけ・・・?
 おそるおそるいろいろ両手で触ってみる、胴部は何も無し、背中、頭は外れる、両手も・・・
 あ!ベルトの上少し左手にずれた場所に小さな鉄色のスイッチが!!右手の人差し指でカチッと押してみる、
 すると、ベルトが左右に分離して緩まり、同時に、ベルトが上下に分かれ、中の空洞が見えるようになる、
 なるほど、ベルト全体が上下に、上下に分かれたベルトが左右に、全体的に斜め上下左右に分割する構造なのね、分割線なんて見えなかったけどな・・・
 いや、早い目に着ないと!!
 急いで両足を下半身部に突っ込み、右腕を上半身部に突っ込んで右腕の方に通した後、左腕と頭も突っ込む、
 ゆったりめでよかったよ本当・・・
 そして、両手でまず、ベルト部を上下にくっ付け、
 カチッ!
 ええっと、なんか、何かがかみ合う音がしたけど、ちゃんとくっついたってことでいいのかな?じゃ、これを左右に合わせて、
 カチッ!
 これで、後は頭にさっきの頭部をかぶって・・・
 ふむ・・・オレンジっぽいと思ってたけど、内側から見ると透明だ、どうなってるんだろ?
 視界はそこそこに良好、ま、正面見る分には不自由しないだろ、斜め前とかは首回さないと見えないけど・・・
 「どう、カーディン?」
 「センサーにはロボットだと表示されているな、ジャミングはちゃんと働いているようだ」
 「よし!」
 急いで左肩上のシートベルトの凸部分を引き出して右腰部の金具に付ける、
 「これでいいね?行こう、カーディン!!」
 「ああ!!」
 カーディンが右手の方に走り出し、大きく基地を迂回し回って行く、
 内部は大きめの銃を持った、頭に両腕足持つ内部機械むき出しの黒い人型ロボットがそここで巡回しており、さながら軍事基地の想定を催している
 と、二七〇度回ったころ右手前方におあつらえ向きの大きな岩を見つけた!
 「カーディン!」
 「わかっている!!」
 急いで岩の裏側に回り込む、
 基地の反対側の荒野を注意深く見るが、どうやら、さっきの黒カーディンは居ないようだ、相当遠くまで走り去ったのだろう、
 そうこう考えている間に、カーディンが黒い色に染まって行く、
 ここからでは見えないが、恐らく上の方のX字パトライトも黒く染まっているのだろう
 「さぁ!行くぞ!!」
 基地のここから見て右手側の出入り口の前まで一気に走る!
 
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