バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

参上、ブラックカーディン/14 カードゲーム小説WカードFu

f:id:OirenW:20170805081552j:plain
 
カードゲームライトノベル Wカードフュージョン12話 参上、ブラックカーディン14
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 とりあえず、黒き機械の一時しのぎの効果で手札の一枚を山札の上から二番目に置いて、続けて、Bビックハンドが指を動かして地上からこそこそと階上へ撤退していくのがチラリと見える中、
 右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返し、
 「リチャージ!」
 「行くぜぇ!」
 BカーディンとBキューブが走りだし、鉄筒馬がバズーカをカーディンに向かって発射!
 「はぁっ!」
 そこでカーディンがビックハンドを思い切り振りかぶって発射!ビックハンドがまっすぐにBカーディンに向かって行く!
 「そんなもの!」
 Bカーディンがこれを受け止めようと一瞬足を止め、
 なんと、ビックハンドはBカーディンをそれ、Bカーディンの右手上から迫っていたバズーカ馬頭の弾を叩き落とした!
 「なにっ!?」
 「そこだ!」
 カーディンがそこに走り込み、右腕を振り上げて右拳を叩き込む!
 同時に、僕の方に黒銃撃隊の銃撃が来る!
 が、いつも通りに輪っかの裏に潜んで避けつつ右手で山札の一番上のカードを、引くっ!
 「ドロー!」
 「なんのっ!」
 しかし、ここでBカーディンは両手でカーディンの右拳をすかさず受け止め掴みそこにBキューブが上の方から蹴りかかる!
 カーディンは右手を掴むBカーディンの両の手を無理矢理後ろに跳んで振り切る!
 再び距離を取り対峙する両陣営、
 一方の僕は銃撃が迫る中で今引いたカードを見る、
 今僕が引いたのはバトルマシンズ マッスルモーター!
 よし、こいつを1番に召喚しつつ、チャージゾーンにあれを置いて一気に攻めて行く!
 引いたばかりで右手に持つバトルマシンズ マッスルモーターを1番の場所に裏側で置き、
 続けて、左手の手札から1枚引いてチャージゾーンに裏側で置いて、
 「セット!」
 「行くぜ、ブラックスケルトンキューブ!」
 間髪入れずにBカーディンとBキューブが走り出す!
 そこに右手上からビックハンドが己の拳を握り迫って行く!
 「何の!」
 だが、BカーディンとBキューブはこれを順番にかがんでかわしつつ走る!
 「ぐっ!」
 カーディンの右拳にビックハンドはまだ戻ってきていない、仕方なくカーディンは右拳を少し前に出して構え、
 右手で1番に裏側で置いたカードを表に!
 「オープン!バトルマシンズ マッスルモーター!!」
 突如、カーディンとBカーディンとBキューブの中心点に、鉄色で太短い円柱状のモーターが飛んで来た
 それは一方の平面に鉄の棒が出ていて、
 鉄の棒が出ている反対側の側面円の一部が平面となり、四角く出っ張っており、
 出っ張っている部分の両の端に穴開き四角薄型の金色のパーツが一個ずつ付いている、
 と、そのモーターの円柱の部分にいきなり直線的でカクカクした割れ目が上から下に向かっていくつもでき、
 ドガーン!!
 大きな音と共に割れ目が吹っ飛んでBカーディンとBキューブを吹っ飛ばす!
 「ぐぉおお!!」
 モーターの内側から出て来たもの、それはいくつもの銅線が巻かれて作られた人型だった!
 銅線たちが巻かれ絡まり合い筋肉質な人の型を形成しているのだ!ちょっとわけわからん見た目だけどっ!
 が、BカーディンとBキューブは少し吹っ飛ばされただけですぐにふんばり
 「ぐ・・・この程度どうってことないぜ!!」
 出てきたマッスルモーター、マッスルとカーディンに向かい、対峙する、
 さて、こっちはコストっと、
 右手でチャージゾーンのカードを2枚表に!
 「僕はバトルマシンズ マッスルモーターのコストにバトルマシンズ カーディン カーモードと機原盾石の大岩を指定!」さて、向こうが表にしてきたカードはっと、ん?こいつは・・・
 突如、黒銃使いの一体が戦線を離れ、僕の方に銃を乱射しつつ突撃してくる!
 うっだぁああ!とうとう実力行使に出たか、でもっ!
 素早く向こうのコンソールの裏に隠れ、裏にいた研究員ロボの一体を両の手で掴み
 「ひょえ!?」
 「行って来い」
 そいつに向かって投げる!
 が、そいつはまるで予定していたかのように突如カーディンの方を向いて走りだす!
 あわれ、僕の投げとばした研究ロボットはそのまま床に激突
 「ぎゅえ!」
 変な声を上げた、
 そして、黒銃使いの一体はカーディンに向かって銃を乱射しながら近づいていくも、カーディンは気にすら留めていない、
 が、それでも黒い銃使いはめげず、上に跳びながらフードを脱ぎ、その姿を見せながら背中の刀を抜き、カーディンに迫って行く!!
 ブラック・キット・ニンジャ!?それは、手のひらに乗るような大きさの、寸動な玩具のような忍者!
 黒い頭巾に黒と書かれた蜂金を付け、黒い肌に赤い瞳のみを出し、
 口元には黒い色の布、手の甲と足の甲には金属の板を着けていて背中に刀の鞘を背負い、右手には刀身が黒い金属でできた刀を持ち
 体には黒の忍者装束を着用し、黒い足には草履のようなものの意図が施されている
 その黒い刃の刀がカーディンに迫って行く、
 けれどっ、とっさにマッスルが割り込み、その右腕でブラック・キット・ニンジャ、Bキットを弾き飛ばす!!
 が、Bキットはすかさず着地、後ろに跳んで間合いを取り、カーディン達の動向を見守る
 「すまないな、マッスルモーター、任せられるか?」
 カーディンの言葉にマッスルモーターは無言で首を縦に振り、そこにビックハンドが戻ってきて、カーディンの右拳と一体となる、
 「行くぞっ!!」
 カーディンがBカーディンとBキューブに向かって行き、一方のマッスルはBキットに向かって行く!
 すると、Bキットが左手を懐に入れて端の曲がった星形の手裏剣を取り出し、マッスルに投げ、その後を追うように走る!
 マッスルはこの手裏剣を右腕で弾いてかわしつつ、追って跳躍してきたBキットに左拳を撃ちこむ!
 が、これを読んでいたかBキットはこの拳を右足で蹴り上げて下に避け、そのまま回転しつつ着地、右手の刀をマッスルの胸を狙う様に突き出して跳び込む!
 これが、Bバトルマシンズ ブラック・キット・オブ・ニンジャの技!?でも、させないよ!右手を前に出して宣言!!
 「僕はバトルマシンズ マッスルモーターの効果を発動!Bバトルマシンズ ブラック・キット・オブ・ニンジャの効果を相殺する!!」
 すると、マッスルが両拳を胸部下に出して足を前後させたマッスルポーズを披露して全身の筋肉を増長させ、Bキットの刀を弾き返した!
 ガキン!
 Bキットが弾き返され地面に着地、そこをマッスルの右拳が吹っ飛ばす!!
 カードの追加の発動が無かったけど、恐らく、もう全部のカードを発動してもマッスルのパワーに追いつけなかったんだろう、
 カーディンとBカーディンが向かい合って行く!
 が、そこにBキューブが割り込み右の拳で先制攻撃をかける!
 しかし、カーディンはその前に右足を上に上げてBキューブを上に蹴っ飛ばし、Bカーディンがそこに向かって踏み抜く!
 カーディンが流れるように右足を下げつつ左足で回し蹴りをかますもとっさにBカーディンは上半身をそらしてかわし右の拳を振り上げ突き出す!
 が、ここで拳に付いたビックハンドが独自に飛んで動きカーディンの代わりにBカーディンの右拳を受けてはじけ飛んだ!
 「このぅ!」
 慌ててBカーディンは後ろに下がりビックハンドがカーディンの右拳に戻り、
 再びBカーディンが突進していく!
 今はBキューブも宙に浮いたまま、一体で向かって行くのは無謀!カーディンも構えて待ちかまえ、
 と思ったら、いつの間にかカーディンの右手のビックハンドがBキットにすり替わっていた!?
 うそっ!?さっきマッスルが吹っ飛ばしたのは!?
 ぶん殴られた方を見ると、確かにBキットが、って少し大きいような・・・
 プクーっ、ポンッ!
 つい先ほど倒したBキットが膨らんでから破裂、煙が出て消え、そのBキットからビックハンドが出てきた!?
 いつの間にすり替わった!?
 さらに、カーディンの手元のBキットが両手を口元に当てて左手人差し指を上に上げて刀を下にし、目を閉じてにわかに光り始める!
 ええい、さっきの黒き機械の影分身のカードだと分身、続けての黒き機械閃光爆破のカードだと爆発するつもりか!?
 でも、こっちにも手はある!相殺はしないけど、カーディン、耐えてね!!
 このターンチャージゾーンに裏側で置いたこいつを右の手で表に!
 「僕は飛び出し、キット、ニンジャ!!を発動!手札のバトルマシンズ キット・オブ・ニンジャを2番に召喚!!」
 すると、穴開きの鉄骨で出来た大きな立方体が飛んできて、カーディンの前で
 ビヨヨ~ン!!
 弾けて人型となる!
 「うどわっ!!」
 カーディンが驚き後ろに尻もちをつくが、Bキットは静かにカーディンの右手の上に乗ったまま姿勢を崩したりしていない、
 そして、人型になったのは無作為に穴開きの鉄骨が集められて人型となった存在だ!
 ってスケルトンキューブ!?呼んだ憶えなんだけど!?
 あぁっ!?手札に合ったバトルマシンズ スケルトンキューブのカードがいつの間にか3番に移動してる!?そうか、黒き機械の影分身の効果か・・・
 ん?黒き機械の影分身の効果ってことは・・・?
 周りを見回してみると、マッスルはカーディンの様子を見守っている、
 よかった、黒き機械の影分身の効果にマッスルが山札に行くような描写があったから・・・
 と、その間にもBキットの光が強くなっていく!
 そこに紫の影が右手に刀を携えてカーディンの胸元から搭乗し、Bキットに斬りかかって行く!
 それは、手の平に乗るようなサイズの小さな忍者!
 寸胴な体で頭には濃紫の頭巾に忍の文字が掘られた蜂金を付けていて、
 その下から紫の両目のみを出し、口元には紫の布を巻いており、胴体には濃い紫の忍者装束を着用し、
 両手両足の甲には金属の板を着いていて背中には刀の鞘があり、足には草履みたいな意図が存在している、
 だが、Bキットはキット・オブ・ニンジャ、キットの刀を間一髪上に跳躍して回避!カーディン達みんなの中央で爆発する!
 「ぐっ!」
 「ぬおっ!!」
 爆炎は辺りのカーディンとBカーディン、更にはキューブにBキューブ、マッスルにビックハンドまで巻き込んで
 キューブは床に叩きつけられ、
 ドガシャン!!
 同様に、Bキューブは壁に、
 グシャ!!
 ビックハンドは天井にぶつかって
 ベシャ
 ダウンし、ビックハンドはさらに床まで落ちてきて
 ドガッ!!
 動かなくなり、
 マッスルにいたっては吹っ飛んでどっかに行ってしまった、
 ・・・ここ、上に行く坂道以外出入り口無いんだけどな・・・
 そんな中で、カーディンとBカーディンが立ち上がり、対峙する、
 両者、間合いを計りかねているのか全く動かない、そんな中で、突然、爆風の中からBキットが現れキットと向かい合う、って、生きてたんだBキット、さすがに自爆するような馬鹿な真似はしないか・・・
 そして、キットとBキットは左手で互いに懐から十字と星形の手裏剣を出し、投げた!
 手裏剣は引き付け合うかのようにぶつかって地に落ち、それが合図となってキットとBキットが走り出す!
 そして、次の瞬間にはカーディンとBカーディンも走り出していた!
 「うぉおおお!」
 「ぬぅおおおお!」
 互いに右拳を振り上げぶつけ、弾きあう!
 一方、その足元でキットとBキットが右手の刀をぶつけあい、いったん離れた刹那、キットが左手で懐から十字手裏剣を取り出し投げ、Bキットは右手の刀で弾き、こちらは黒い紙で覆われた球状で上に火が付いた導火線が取りつけられたものを同様にキットに向かって投げる!
 その球が地面に着弾し大きく爆発!!
 「うわっ!」
 「うおっ!」
 カーディンとBカーディンは後ろに跳んで、手を出さない方がいいと判断したのか状況を見守り始める!
 爆発が起き、Bキットはその黒い爆煙に紛れ消え、
 一方のキットの方はその右手の刀で煙を切り裂き煙の中から出てきた、
 そこでキットが左手で三枚ほどの手裏剣を出し、黒煙の中に放り投げる、
 が、何の反応も無い、これは煙が晴れるまで待った方がいいかと判断したのかキットが右手の刀を前に出して構え、
 いきなり黒紙玉がいくつも飛んで来た!
 これにはキットも一瞬動きが止まり、キットの周りを囲うように黒い紙玉が地面に転がる!
 黒紙の玉の導火線はすでに本体にたどり着く寸前、下手に動けば爆炎をもろに喰らいかと言って動かねば多重の爆炎を喰らう、
 これは、爆発した瞬間に上に跳ぶしか、いや、
 上の方からBキットが右手の刀振りかざし跳んで来た!
 自身のカード効果を発動させての自爆覚悟の一撃、いや、もしかしたらさっきの自爆攻撃の件を見るに爆発に耐久性があるのか?あるいは単にキットよりも頑丈なのか?
 いずれにしてもこれではキットは動けない、なんてね!!
 キット単体なら動けないかもしれないけどこれならどう!僕は右手でチャージゾーンのカードを一枚表にしつつ宣言!!
 「僕はバトルマシンズブーストを発動!Bバトルマシンズ ブラック・キット・オブ・ニンジャの効果を相殺!」
 キットがBキットに向かってためらわず跳躍!
 下からキットが、上からBキットが右手の刀をかち合わせる!
 キィン!
 澄んだ音が響く中、互いに続く手は左手を懐に入れて取り出した手、
 キットは三枚ほどの手裏剣、Bキットは黒い紙の爆弾
 それを投げ合う!
 と思いきや、キットが刀の角度を変えて力の流れを変え、キットが上に、Bキットが下に飛んで行く、
 下にはいまだ爆弾が、それにBキットは爆弾に強いはず・・・
 そこにキットの手裏剣三枚が飛んで行ってBキットを地におとしめつつBキットの両腕と右足をその場に縫いとめる!
 上手い!あれならBキットは黒紙玉を投げられない!
 Bキットの左手から黒紙の玉がこぼれ、辺りの爆弾もろとも爆発!!
 ズガガガガガガガン!!
 「うわぁっ!」
 「ぬうぉう!」
 カーディンとBカーディンが驚く中、キットも爆風で上の方に飛ばされ、
 上下反転しつつ上の方で天井に両足を着け、一瞬爆風の方を見て、Bキットが落ちた場所よりも右手の方に向かって刀を下にして一気に跳び、床に刀を突き立てた!!
 Bキットは別の場所に落ちていたはず、何であそこに・・・?
 そう思いつつ少し、爆発の煙が晴れて行き、キットの刀は、ものの見事にBキットに突き刺さっていた!
 なんであそこに!?
 あ、そうか!爆発で吹き飛ばされたか自力で脱出して移動したかしたんだな、キットはそれを上から見て見定めていたんだ!!
 と、今度はキューブとBキューブが今目が覚めたと言わんばかりに上半身を上に上げ右手を額に当てて顔を左右に振った後立ち上がり、
 次はまるで自分達だと主張するかのように左手の平に右拳をバシバシと打ち付け、周りを無視して対峙する
 さて、Bバトルマシンズ ブラック・キット・オブ・ニンジャが効果を発動させたってことは、黒き機械閃光爆破の効果でBバトルマシンズ ブラックスケルトンキューブから効果の発動権利を奪ったということか、まさか、僕の手札に黒き機械閃光爆破で召喚できるバトルマシンズ スケルトンキューブがあるとは思わなかったんだろう、
 飛び出し、キット、ニンジャ!!でキットを召喚できたことも予想外だったに違いない、
 それじゃ、一応宣言してあげますか、右手を前に出し、宣言!!
 「僕はバトルマシンズ スケルトンキューブの効果発動!Bバトルマシンズ ブラックスケルトンキューブのパワーを1000下げる!!」
 さぁ、これで、思い切り、行けぇ!
 キューブとBキューブが軽く体を上下させながら両拳を握り構えつつ互いの間を計るように動き、
 先に動いたのはキューブ!
 キューブは一気に前進して右ストレートを放つ!
 Bキューブはこれを左腕を立てて外側にいなしつつ下から右アッパーを仕掛け、このアッパーをキューブは左手で無理矢理抑え、Bキューブにヘッドバット!Bキューブがひるんで後退したところにもう一度右拳をまっすぐ撃ちこみ叩き込む!!
 が、Bキューブは甘んじてこれを受けつつ左手でこの右拳を持ち再度の右アッパー!
 またもキューブはこれを左手で抑え込む、
 次の瞬間、Bキューブの右ひざがキューブの腹部に叩き込まれ吹っ飛ばされる!
 頭から床に突っ込むキューブ、だが、その闘志は衰えていないのか上半身をゆっくりと上げた後そのままの速度で立ち上がって行く、
 しかし、そこに間髪入れずBキューブが走り込み、左回し蹴りを放つ!
 キューブはこれを脇で受け、右腕で掴んだっ!
 そして、そこから宙に跳んで両足を出してドロップキック!これにはBキューブも吹っ飛ぶ!
 がすぐに踏ん張ると今度は右拳を振り上げ突進!右拳を突き出し、キューブは間一髪で首の角度を反対側に変えて避ける!
 今度はキューブが右拳でアッパーを、いや、あれは手の平を開いてる・・・?
 それをBキューブが左手で無理矢理防ごうとして掴まれた!
 キューブはあれよという間にBキューブの左手を引きつつ左の手で右足を掴んで上に跳び、Bキューブを互いの右肩右側頭部を合わせるように上下反転させ背負い、そのまま左手でBキューブの右足裏を持ち上に行ったBキューブの股関節を引き裂くような姿勢で膝を曲げ、そこから地上での着地の衝撃で股関節を引き裂きダメージを与えようとする、
 だが、ここでBキューブが地上に着く前に無理矢理箱状に戻ってこれを回避!
 しかし、今度はキューブも箱状に戻り、何をするのかと思ったら、
 地上に落ちる寸前でキューブは人型に戻りながら勢いよくBキューブに向かって右拳を突き上げた!
 これを察したBキューブはあわてて人の型に戻ろうとして中途半端な姿勢でその腹にキューブの拳を受けて上に吹っ飛び、背中が天井に叩きつけられ、
 今度こそキューブが頭を下にして降ってくるBキューブと両の右肩右側頭部を合わせるようにして位置をぶつからせ、
 そこから右手でBキューブの右足裏を、左手で左足裏を持って、
 最後に全体がぐるりと上下回転、Bキューブを地面に叩き付けた!!
 BキットとBキューブが爆発しつつ、キットとキューブがカーディンのそばに駆け寄ってきた!同時に、目が覚めたのかビックハンドも浮かび上がりカーディンの元に飛んで行き、カーディンのそばでふよふよと宙にとどまりBカーディンの方を向く
 「さぁ、ブラックカーディン!まだやるか!?降参するんだ!!」
 「へん、やっぱり俺様が出張らなきゃならないみたいだなぁ!!」
 カーディンの宣告にもBカーディンは首を左右に動かしてゴキゴキといわせて両手を握って胴の前に出したファイティングポーズをするだけで投降するどころかひるむ様子すら見せない、
 そして、カーディンとBカーディンが互いにジリジリと少しずつ近づいていく・・・
 ・・・
 カーディンが右拳を振り上げ突き出す!
 「そこだぁ!」
 Bカーディンが一気に前進!カーディンの至近距離から、両手で無理やりビックハンドを掴む!
 「なにっ!?」
 カーディンが驚く間にBカーディンが後ろに跳んで着地しつつビックハンドを下に叩きつけて右足で思い切り幾度も踏みつけ爆発!消滅させた!!
 「ビックハンドォォォオオオオオオ!!」
 ぐっ、ビックハンド!
 ん?なんか、山札の上から2番目を引けって、ええい!とにかく引くっ!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

oirenw.hatenablog.com

oirenw.hatenablog.com

oirenw.hatenablog.com

oirenw.hatenablog.com