バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

メインサーバのありし場所/22 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン14話 メインサーバのありし場所22
 
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 「まだだ!」
 突如、カーディンがチャージゾーンのカードを一枚、右手で表にしてきた!
 「私は、バトルマシンズフルブーストのコストとして、バトルマシンズ カーディン カーモードを指定し、さらに、2番に召喚!コストにはバトルマシンズ ワイルドハンドを指定!!」
 右手に前に見た、X字のパトライトの乗ったパトカーが現れた!
 「むはははは!それでどうする気と!!」
 「それは、これからわかる!!」
 そういいつつ、カーディンは右手でライフカードの左手側の元は端から二番目、今は一番左端にあるカードを右手に取り、左手の手札に移す、
 「ではでは、行きますよぉ~!」
 そして、互いにチャージゾーンの表側表示のカードを右手で裏に返していき
 「リチャージ!」
 「リチャージですねぃ!」
 山札の一番上のカードを引いて
 「ドロー!」
 「ドローですっ!」
 左手の手札を見、右手で一枚引いて1番に裏側表示で置き、同じようにチャージゾーンにも一枚引いて裏側で伏せ
 「セット!」
 「セェットです!」
 ジョーカーに追加の動きは無し、ということは、ここから、どうなる?
 右手で1番に裏側で置いたカードを、互いに表にしてゆく
 「オープン!」
 「オープンでぇす!」
 「バトルマシンズ バトルポリストレーラー!!」
 「コスト4のモンスターです!!」
 今度は左手に、ポリスカラーのトレーラーが現れた!
 前部が上白下黒に塗り分けられて全高が少し低く上にパトライトが付いており上部中央に左右まで切れ目なく伸びた細い窓が存在し、
 後部は前側が上下左右に少し細く白色で後ろ側が黒色で真四角な荷台となっている、
 というか、ジョーカー、何を表にしたんだ?左手で隠されてて見えないっ!カーディンは画面で見てるだろうけど・・・
 さらに、カーディンとジョーカーが右手で、カーディンが三枚、ジョーカーが右手のカードをチャージゾーンから前に出してくる
 「その四枚で」
 「いいですよ、とっとと表にしましょう」
 そして、前に出したカードを表にする!
 「私は、バトルマシンズ バトルポリストレーラーのコストとして、バトルマシンズ カーディン ロボモード、バトルマシンズ ワイルドハンド、そして、ビクトリーカーディンを指定!!」
 「私は召喚したモンスターのコストとして、ジョーカー獣士 パペット・アートルムディザルグ、ジョーカートリック・黒獣・黒機・一旦返し、逃走防止のマジック檻、黒呪術マジックトリックパワードを指定します」
 よし!カーディンが召喚できるカードが二枚も上回った!ジョーカートリック・黒獣・黒機・一旦返しは自身を効果で無理矢理チャージゾーンに置いた時、手札に戻せなくなってるからね!
 カーディンが右手で、モンスターゾーンのカードのうち一枚を山札手前反対側のトラッシュに置き、もう一枚をチャージゾーンに置いて、
 前に出した内の一枚を1番の場所に置く!
 「私は、まず、バトルマシンズ カーディン ロボモードを2番に召喚、コストにはバトルマシンズ カーディン カーモードを指定、そして、バトルマシンズ カーディン ロボモードとバトルマシンズ バトルポリストレーラーをコストにして、ビクトリーカーディンを召喚する!!」
 両手のパトカーとトレーラーが突如光を放って融合、一本の剣の形となり、その姿を現す、
 それは、二つのゆるいV字のパトライトが縦に連なり、下に羽のモールのが付いているデザインがつばについている白銀の両刃剣、
 ビクトリーカーディンが使っている物と同じ物だ!
 その剣をしっかりと両手に握りしめる!
 「行くぞ、双歩、召喚効果・合体適応!!発動!!」
 剣から力が伝わってくる気がする、もう、カーディンの援護とこの剣があれば、誰にも負けはしない!!
 「ムハハハハ!いい剣ですねぇ」
 と、ジョーカーがこっちを愉快そうに見てきた
 「それならば、私も手を打たねばなりません!」
 突如、ジョーカー側のガラス板上の方で小さい点が拡大するように穴が開き、そこにジョーカーが緑の半透明の板と緑の画面を引き連れ入ってきた!
 ま、まさか、これは・・・
 「さぁさぁ、私が1番で表にしたカードはこれですよう!!」
 ジョーカーが自身の1番に置いてカードを右手に持ち、こちらに突きつけてきた!!
 っつ、やはり、ジョーカー自身のカード!
 「さらに、私自身の効果発動です、何が起こるでしょうねぇ、ムハハハハ!!」
 穴が瞬時に閉じ、僕とジョーカーが対峙する!
 「ありゃりゃ、何も起きない?ああ、私自身が何かしなきゃならないのか・・・」
 何言ってるんだこいつは・・・目には見えない時があっても、何か起きてるはずだが・・・?
 「ああ、でも、力は感じますねぇ、それでは、行きますか!!」
 ジョーカーがこちらに突撃してくる!でも、一直線すぎる!
 左手側に避け、ジョーカーもそちら側に追尾してきた、それなら!
 両手の剣をしっかりと握りしめ、右手の方から真正面に
 「おっと!」
 ジョーカーは振られる刃の寸前でジェットエンジンを後ろにふかし止まった、ちぃい、惜しい
 「危ない危ない、危うく真っ二つになるとこでしたよ、ムハハハ!」
 右手を口元に当て笑う、何がおかしいのだろうか、いや・・・
 笑っている間にも、思い切り剣を上げ、前進しつつ振り下ろす!
 「おおっとぉ!」
 思い切り左半身上側に飛んで回避されてしまった
 「ムハハハ!私相手に不意打ちしようなんて百年早いですよぅ!」
 別に不意打ちなんて気持ちはサラサラないわけだが、しかし・・・
 かなり高いとこまで飛んでったな、届くか、これ?
 ためしにジョーカーを狙い澄ましたまま剣を下に下げ、
 円状に回るジョーカーを見、1・・・2・・・3・・・ここだっ!
 思い切り跳躍しつつ剣を振り上げ、ジョーカーの方まで振り抜く!
 が、剣は全く届か無かった・・・
 ぐっ、これじゃどうすることも・・・
 「私は、バトルマシンズフルブーストの効果を発動!パワーを1200上げる!!」
 カーディンが右手でチャージゾーンのカードを一枚表にしてきた!
 ジョーカーが反応する様子は・・・無い!
 さぁ、体に力があふれてきた、でも、どうすればいい?
 さっきとは逆に僕が地上側だしなぁ・・・そうか、さっきか・・・
 もう一度、剣を下げてジョーカーを狙いすまし、時計回りに回るジョーカーの方を見
 とジョーカーが動きを止めてこっちを見おろし、右手を口元に当て
 「ムハハハ!無駄ですよ、そんなことしたって無駄無駄」
 言ってろ
 もう一度、回り始めたジョーカーを狙い、
 1・・・2・・・3・・・ここっ!
 思い切り跳びながら、剣を振り上げる!今度は、届く!
 「おおっとぉ!」
 しかし、件のジョーカーは僕の左手側に避ける
 「危ないですねぇ」
 いいや、これでいいのさ、
 横から、思い切り、当たるように、両手の剣を投げつける!
 「ふぁっ!?」
 これにはジョーカーも思い切り驚き、あわてて右手後方に逃げて行く、
 同時に、その移動するジョーカーの左手側の壁に剣の柄が当たり、剣が落ちる、ここっ!
 着地しつつ思い切り駆けて剣のぶつかった場所さらに左半身側に走り、途中の剣を右手で拾いつつ、思い切り壁を上にいるジョーカーの方に向かって駆け、ジョーカーに迫る!
 「ふはは、甘い甘い!」
 甘いのはそっちだ、そこは、ガラス板の角端!
 ジョーカーが逃げる場所は決まっている、つまり・・・
 ジョーカーが僕の右半身側の上の方に飛ぶ、
 そう、壁に阻まれた左手側、追いつかれる下、この二つを除いたそちら側に行くのは道理!
 でも、こっちもそれは予想済み
 思い切り、壁を蹴って、速度を上げ、ジョーカーに迫る!
 「なんですって!?」
 気付かれた、でもっ!
 思い切り、剣でジョーカーを横に斬り裂く!!
 が、かすっただけ!直前で思い切りロケットエンジンをふかされて、タイミングをずらされたのだ
 「ムムム・・・やりますね・・・」
 ジョーカーがゆっくりと降りて行き、同時に、僕も地に降り立つ、
 どうやら、さっきの一撃、そこそこに効いたようだ、ジョーカーの後ろのロケットエンジン、左半身側のが火力が弱くなってる気がする、よく見るとジョーカーの身体だけじゃなくあのあたりにも傷が行っていた・・・
 「私は、バトルマシンズフルブーストのコストに、バトルマシンズブーストを指定、そして、もう一枚発動して、そのカードのコストにバトルマシンズ カーディン カーモードを指定!同時に、2番に召喚!コストにはマシングラシスオードを指定する!」
 突如、左手にX字のパトライト持つパトカーが出現した!
 へぇ、カーディン、こういうことするんだ・・・
 「うげ・・・」
 さすがにジョーカーがたじろぐ中、思い切り、左拳を振り上げ、叩き付けた!
 「うぎゃぱああああ!!」
 ジョーカーが壁に叩きつけられる!
 これで・・・はぁはぁ・・・どうだ・・・
 「うみゃみゃみゃみゃみゃみゃ!」
 げっ、今度は何だよもう!!
 いきなり両手を上げて奇声を上げたかと思ったら、思い切り上に飛び上がり、
 ガラス囲いの中心付近まで飛んでって、僕の方を見降ろす
「許せません、許せませんよぉおおお、これでも喰らいなさい!!」
 そして、ジョーカーは無くなっていたはずの左手の手札一枚を見せる
 あれは・・・ジョーカートリック・黒獣・黒機・防返沼?見たこと無いカ
 と、いきなり僕の左手のパトカー上に、ラパードのぬいぐるみ、パペットが出現、抱き着いた!?
 えええっ!?
 「さぁ、そのまま消えておしまいなさい!」
 そのパペットが光を放ち始め、
 ちょ・・・
 「双歩!」
 カーディンの声が響く!
 「私は、さっき宣言したマシンリザイディアの効果を発動!ビクトリーカーディンのパワーを1000戻す!!」
 カーディン!? 
 カーディンがチャージゾーンのカードを右手でコスト分含め二枚表にする!
 が、その間にもパペットの光は増していき、
 大爆発!
 ズッガァアアアアン!!
 「うあわぁあああああ!!」
 
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